『ドラゴンボール』という壮大な物語の原点、皆さんは覚えていますか?サイヤ人や宇宙の帝王が登場するずっと前、純粋に「武道」を競い合っていた初期の天下一武道会。そこには、今見返しても強烈な個性を放つキャラクターがたくさんいました。
その中でも「こいつは手強いぞ……!」と読者に思わせたのが、怪獣ギランです。大きな体に翼、そしてずる賢い頭脳。悟空をあと一歩のところまで追い詰めた実力者でありながら、物語の裏側で過酷な運命を辿った男でもあります。
今回は、そんなドラゴンボールのギランについて、必殺技の秘密から衝撃の最期、そして担当声優さんのエピソードまで、ファンの熱量そのままに徹底解説していきます!
ギランって何者?怪獣ギランの意外なプロフィール
ギランは、第21回天下一武道会で初登場したキャラクターです。見た目は完全に「二足歩行の翼竜」といった風貌で、人間というよりは完全にモンスター。ですが、この世界では動物型の人間も珍しくありません。彼は「ギラン族」という種族の出身で、立派な地球の住人なんですね。
性格は粗暴、でもどこか憎めない?
彼の性格を一言で言えば「乱暴な自信家」です。武道会の予選では、気に入らない相手を叩きのめしたり、待ち時間に酒を飲んでいたりと、お世辞にも品行方正とは言えません。しかし、アニメ版では「編み物が趣味」という驚きの設定が追加されており、大きな手でせっせと毛糸を編む姿には、思わずギャップ萌えを感じてしまうファンもいたとか。
ギランの身体能力と特長
ギランの強みは何といってもその巨体と、背中に生えた翼です。空を飛べるというのは、場外負けがある天下一武道会においては圧倒的なアドバンテージ。さらに、太くて力強い尻尾は、それ自体が強力な武器になります。
もしあなたが彼のような強靭な肉体を手に入れたいなら、まずは形から入るのも手かもしれません。ダンベルを使ってトレーニングに励めば、少しはギランの怪力に近づけるでしょうか。
必殺技「グルグルガム」の恐怖と悟空との死闘
ギランを語る上で絶対に外せないのが、彼の必殺技「グルグルガム」です。この技、実は初期のドラゴンボールにおける「ハメ技」の筆頭候補なんです。
逃げ場なし!グルグルガムの拘束力
口から吐き出されるピンク色の粘着物質。これが体に絡みつくと、瞬時に硬化して自由を奪います。あの悟空でさえ、自力で引きちぎることができず、まさに絶体絶命のピンチに陥りました。
ギランはこのガムで悟空を動けなくしたあと、持ち前の怪力で場外へ放り投げようとしました。「力で勝てないなら動きを止めればいい」という、戦士としての冷徹な判断力も彼の強さの一部と言えるでしょう。
悟空のピンチとまさかの結末
絶体絶命の悟空を救ったのは、なんと切れていたはずの「尻尾」の再生でした。尻尾が生えたことでパワーが戻り、悟空はグルグルガムを力ずくで破壊。さらに、気合一閃で会場の壁を粉々にする悟空の姿を見て、ギランは戦意を喪失します。
「ひ、ひえ〜っ!参った!」
冷や汗を流しながら白旗を振るギラン。あの巨体が震え上がるほどの恐怖を感じさせた悟空の底知れなさを強調する、名シーンとなりました。
ピッコロ大魔王編で訪れた悲劇的な最期
天下一武道会で元気な姿を見せていたギランですが、その後の物語で非常にショッキングな展開を迎えることになります。それが、シリーズのシリアス化を決定づけた「ピッコロ大魔王編」です。
刺客タンバリンの手にかかる
ピッコロ大魔王は、自分を封印する可能性のある武道家たちを抹殺するため、部下のタンバリンを差し向けます。ギランもそのターゲットの一人となってしまいました。
アニメ版では、タンバリンとの戦闘シーンが描かれています。必死に抗うギランでしたが、魔族の圧倒的な力の前には無力でした。グルグルガムさえも通用せず、最後は空中で無残に殺害されてしまいます。
それまでの明るい冒険活劇から一転、かつての強敵たちが次々と殺されていく展開は、当時の読者に大きな衝撃を与えました。ギランの死は、物語が新たなステージ(命のやり取りをするバトル)に入ったことを象徴する出来事だったのです。
神龍による復活とその後
もちろん、悲しいままでは終わりません。ピッコロ大魔王が悟空によって倒された後、神龍への願いによって、殺された武道家たちは全員生き返ります。ギランもその中に含まれていました。
その後、原作漫画では出番が少なくなりますが、アニメ『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編で、ファンを喜ばせる再登場を果たします。悟空が放つ究極の「元気玉」のために、ギランもまた、ギラン族の仲間たちと一緒に空へ手を掲げ、元気を分け与えるシーンが描かれたのです。かつての敵が協力する姿は、まさにシリーズの集大成を感じさせる一幕でした。
ギランを演じた声優は?あの重厚な声の正体
ギランのキャラクターをより魅力的に(そして怖く)見せていたのは、間違いなく声優さんの演技力です。
レジェンド・銀河万丈さんの名演
ギランの声を担当したのは、銀河万丈さんです。『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビ役などで知られる、誰もが一度は耳にしたことがある超大御所。
銀河さんの低く重厚な声が、ギランの威圧感と、どこかコミカルな小心者っぽさを見事に表現していました。初期のドラゴンボールは、こうした実力派声優さんたちが脇役まで固めていたからこそ、今なお色褪せない名作として残っているのでしょう。
もし、高画質でギランの勇姿(と銀河さんの声)を堪能したいなら、Fire TV Stickなどを使って、サブスクリプションサービスで初期エピソードを見返すのが一番手軽な方法です。
ギランから学ぶ!初期ドラゴンボールの魅力とは
ギランというキャラクターを通して見えてくるのは、鳥山明先生の「造形センス」と「意外性」です。
- 異形なのに人間味がある: 翼竜なのに武道家として登録しているシュールさ。
- 技のアイデア: 筋肉のぶつかり合いだけでなく「ガムで固める」というトリッキーな発想。
- 強さのインフレへの対応: 当時は最強クラスだった彼が、魔族に一蹴されることで敵の強さを際立たせる役割。
彼は決して主役ではありませんが、物語の歯車を回すために欠かせない、最高のスパイスだったと言えるでしょう。
最近では『ドラゴンボール超』などの新作も話題ですが、たまには原点に戻って、ギランのような「ちょっとマニアックな強敵」に注目してみるのも、作品を深く楽しむコツです。当時のジャンプの熱気を感じるために、ドラゴンボール コミックスを改めて全巻揃えてみるのも、大人の贅沢かもしれませんね。
ドラゴンボールのギランを徹底解説!必殺技グルグルガムの強さや最期の結末、声優は?(まとめ)
さて、ここまでドラゴンボールのギランについて深く掘り下げてきましたが、いかがでしたでしょうか?
天下一武道会での卑怯ながらも実力のある戦いぶり、悟空に圧倒されて降参する人間臭さ、そしてタンバリンに襲われた悲劇と、元気玉での感動の再登場。ギランという一人のキャラクターを追うだけでも、ドラゴンボールという作品が持つ「喜怒哀楽」が凝縮されていることがわかります。
「グルグルガム、昔真似して遊んだな……」なんて思い出に浸った方も多いはず。銀河万丈さんの渋い声を思い出しながら、ぜひもう一度、悟空とギランの砂漠での死闘を読み返してみてください。そこには、今のバトル漫画にも負けない、純粋なワクワクが詰まっています。
他にも「このキャラの最期が気になる!」「あの技の仕組みは?」といった疑問があれば、どんどん深掘りしていきましょう。ドラゴンボールの世界は、まだまだ私たちを飽きさせてくれません!
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次は、ギランを倒したあの恐ろしい魔族「タンバリン」や、他の天下一武道会の戦士たちについても詳しく調べてみましょうか?

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