ついに始まった『ドラゴンボール』シリーズの最新作『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』。鳥山明先生が最後に情熱を注いだこの物語で、ひときわ異彩を放っている新キャラクターがいますよね。
そう、青い肌にクールな瞳、そしてどこか影のある青年「グロリオ」です。
悟空たちが小さくなってしまった事件の鍵を握り、魔界へと案内するガイド役として登場した彼ですが、視聴者の間では「こいつ、本当に味方なの?」「何か隠してない?」と常に疑いの目が向けられてきました。
今回は、そんなミステリアスな男・グロリオの正体や、彼が抱えていた本当の目的、そして物語を彩る豪華な声優情報まで、ファンの気になるポイントをギッシリ凝縮してお届けします!
突如現れた魔界の使者!グロリオって何者?
物語の序盤、地球に突如として飛行機で現れたグロリオ。彼は自らを「第3魔界の王の使者」と名乗り、悟空たちに驚くべき提案を持ちかけました。
「大魔王ゴマーを倒すために、魔界へ来てほしい」
悟空たちが何者かによって子供の姿に変えられてしまった直後という絶妙なタイミング。あまりに話が出来すぎているため、ベジータやピッコロが警戒心を剥き出しにしていたのも無理はありません。
グロリオの外見は、これまでのドラゴンボール界にはいなかったタイプの色男。シュッとした顔立ちに、魔界の住人らしい青い肌、そして背中にはマントを羽織っています。
特筆すべきは、彼の戦い方です。ドラゴンボールといえば「気」を使った肉弾戦やエネルギー弾が主流ですが、グロリオは魔術的な弾丸を放つ「銃」を愛用します。このメカニカルなガジェット使いという設定も、鳥山先生らしい「SFとファンタジーの融合」を感じさせてワクワクしますよね。
魔界での冒険をサポートするためにドラゴンボールDAIMA フィギュアなどのグッズも続々と登場しており、彼の人気の高さがうかがえます。
グロリオの正体と背後に潜む「真の主人」
物語が進むにつれて、グロリオがひた隠しにしていた「正体」の輪郭が見えてきます。彼は単なる「王の使者」ではありませんでした。
彼の真の主人は、魔界の科学者であり、恐るべき野心家でもある「アリンス」です。
アリンスは、現在の魔界の支配体制に不満を持ち、自らが頂点に立つために暗躍するキャラクター。グロリオは、そのアリンスの命令を受け、悟空という強力な「駒」を魔界に引き入れるためのエージェントとして動いていたのです。
つまり、最初から彼には「裏の顔」があったということ。悟空たちに見せていた丁寧な物腰や協力的な姿勢は、すべて計画を円滑に進めるための「演技」だった側面が否定できません。
しかし、ここで面白いのがグロリオという男の複雑な内面です。彼は完全に悪に染まった人物ではなく、あくまで自分の任務や忠誠心、そして自分なりの正義の間で揺れ動く「中間的な存在」として描かれています。
目的は裏切りか共闘か?揺れ動くグロリオの心
多くのファンが一番ハラハラしたのが、「グロリオはいつ悟空を裏切るのか?」という点でしょう。
確かに、彼はアリンスの指示に従い、悟空を利用して邪魔な勢力(ゴマーなど)を排除しようとしていました。一時期は、悟空たちを窮地に追い込むような冷徹な判断を下そうとした瞬間もありました。
しかし、グロリオの計算外だったのは「孫悟空」という男の規格外の純粋さでした。
魔界という過酷な環境、そして嘘と裏切りが渦巻く世界で生きてきたグロリオにとって、どんな相手でも信じ、飯を食えば仲間だと笑う悟空の存在は、あまりに眩しすぎたのです。
さらに、共に旅をするパンジの明るさや、不器用ながらも自分を頼ってくる悟空たちの姿に、グロリオの鉄面皮は少しずつ剥がれ落ちていきます。
「任務を遂行し、アリンスの望みを叶えること」が唯一の目的だった彼の中に、「この連中を死なせたくない」という、これまでに持ったことのない感情が芽生え始めたのです。
最終的に彼が選んだのは、アリンスの野望を完遂させることではなく、悟空たちの「トモダチ」として戦う道でした。この心理的な葛藤と成長こそが、グロリオというキャラクターを今作で最も魅力的な一人に押し上げています。
悟空が名前を呼んだ日。二人の間に芽生えた絆
ドラゴンボールDAIMAの物語の中で、屈指の名シーンと言われているのが、悟空が初めてグロリオを「名前」で呼ぶ場面です。
それまで、悟空はグロリオに対してどこか距離があるというか、特定の呼び方を避けている節がありました。グロリオ自身も、自分はいつか彼らを裏切るかもしれないという後ろめたさから、深い交流を避けていたのかもしれません。
しかし、すべてをさらけ出し、共に強敵に立ち向かう決意を固めたとき、悟空は満面の笑みで「グロリオ!」と呼びかけます。
この瞬間、グロリオの表情に走った驚きと、その後に見せたわずかな微笑み。彼はこの時、初めてアリンスの道具ではなく、一人の「戦士」として、そして「仲間」として認められたのです。
このシーンを見て目頭が熱くなったファンも多いはず。孤独なスパイだった彼が、ついに帰るべき場所を見つけた瞬間でした。
そんな彼らの活躍を振り返るならドラゴンボールDAIMA Blu-rayで、細かな表情の変化をチェックしてみるのもおすすめです。
クールな声を担当するのは誰?声優・内山昂輝さんの魅力
グロリオの「どこか影があり、何を考えているかわからないけれど、芯の強さを感じる」という難しい役どころを見事に演じているのは、人気声優の**内山昂輝(うちやま こうき)**さんです。
内山さんといえば、これまでも数々のヒット作で重要なキャラクターを演じてきました。
- 『機動戦士ガンダムUC』のバナージ・リンクス
- 『ハイキュー!!』の月島蛍
- 『呪術廻戦』の狗巻棘
- 『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔
内山さんの声の特徴は、なんといってもその「透明感」と「静かな熱量」です。
グロリオは感情を爆発させるタイプではありません。淡々と状況を説明し、合理的に動くキャラクターです。しかし、物語の後半で見せる葛藤や、仲間を思う時に漏れるわずかな声の震えなど、内山さんの繊細な演技がグロリオというキャラに深みを与えています。
特に、悟空に名前を呼ばれた時のリアクションや、アリンスに対して決別を告げる時の凛とした声は、まさに内山さんでなければ表現できなかった名演技と言えるでしょう。
彼の過去作をチェックしたい方は内山昂輝 出演作品 DVDセットなどで、その演技の幅広さを体感してみてください。
まとめ:ドラゴンボールDAIMAグロリオの正体は?目的や裏切りの真相、声優情報まで徹底解説!
新シリーズ『ドラゴンボールDAIMA』において、グロリオは単なる「案内役」以上の、物語の核を担う重要人物でした。
アリンスのスパイとして現れ、任務と友情の間で激しく揺れ動き、最後には自らの意思で悟空の隣に立つことを選んだグロリオ。彼の物語は、過去に縛られていた一人の青年が、悟空という光に触れて「自分自身の人生」を取り戻す物語でもありました。
- 正体: アリンスに仕える工作員であり、第3魔界の住人。
- 目的: 当初は悟空を利用した魔界の再編だったが、後に悟空たちを助けることに変化。
- 声優: 内山昂輝さんによる、クールさと情熱を兼ね備えた名演。
グロリオの存在によって、魔界の物語はより重層的で、感動的なものになりました。彼がこれから先、また悟空たちとどんな再会を果たすのか、あるいは魔界の新たなリーダーとしてどう歩んでいくのか。
物語が終わってもなお、私たちの想像を掻き立ててくれるグロリオ。彼の歩んだ奇跡を、ぜひ何度も見返して楽しんでくださいね!

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