「スピードなら宇宙一だ!」
この自信満々なセリフを聞いて、即座にあの青い巨体を思い浮かべたあなたは、相当なドラゴンボール通ですね。ナメック星編で悟空たちを絶望のどん底に叩き落としたエリート集団「ギニュー特戦隊」。その中でも、ひときわ異彩を放つ長身の戦士がバータです。
自称「宇宙一のスピード」を誇る彼ですが、物語が進むにつれて「本当に宇宙一なの?」というツッコミが絶えないキャラクターでもあります。今回は、そんなバータの驚きの設定から、相棒ジースとの絆、そして最新ゲームでの活躍までを徹底的に掘り下げていきましょう。
ギニュー特戦隊の「青いハリケーン」バータとは何者か
まずはバータの基本プロフィールからおさらいしましょう。彼はフリーザが全宇宙から選び抜いた超エリート部隊「ギニュー特戦隊」の一員です。
- 異名: 青いハリケーン
- 外見: 隊員の中で最も背が高く、250cmを超える巨体。青い肌と爬虫類のような赤い目が特徴。
- 性格: 意外にも冷静。特戦隊特有の「ファイティングポーズ」には並々ならぬ情熱を注いでおり、スピードを活かしたポージングのキレは随一です。
特筆すべきは、あの巨体でありながら「スピード特化型」というギャップです。一般的に大柄なキャラはパワータイプになりがちですが、バータはあくまで速さで相手を翻弄するスタイルを貫いています。
自称「宇宙一のスピード」の信憑性をガチ考察
バータを語る上で避けて通れないのが、「宇宙一のスピード」という肩書きです。原作を読み返すと、この設定にはいくつかの疑問が浮かび上がりますよね。
フリーザやギニューより速いのか?
結論から言うと、純粋な戦闘力ではフリーザ(第一形態でも53万)やギニュー隊長(12万)の方が圧倒的に上です。ドラゴンボールの世界では、基本的に戦闘力が上がればスピードも比例して上がります。
では、なぜ彼は「宇宙一」を自称できたのでしょうか?
一説には「移動速度に限定すれば特権的に速かった」という説や、「フリーザ様や隊長は別格(神)として除外していた」という暗黙の了解があったと考えられます。あるいは、スカウターで計測できる範囲の戦士の中では、確かにナンバーワンの瞬発力を誇っていたのかもしれません。
ベジータを絶望させた「ボール横取り」
バータの速さが最も輝いたのは、ベジータが投げ捨てたドラゴンボールを空中でキャッチしたシーンでしょう。「えっ!?」と驚くベジータの背後に一瞬で回り込み、何食わぬ顔でボールを手にする姿は、当時の読者に「こいつらには勝てない」という絶望を植え付けるのに十分なインパクトでした。
相棒ジースとのコンビネーションと合体技
バータは単独でも強力ですが、赤いマグマことジースと組んだ時のコンビネーションこそが真骨頂です。
パープルコメットクラッシュの脅威
アニメ版やゲームで特によく描かれるのが、二人による合体技です。ジースが放つ赤いエネルギー弾「クラッシャーボール」を、バータが超高速で周囲を旋回しながらサポートし、紫色の光となって敵を粉砕します。
彼らはただの同僚ではなく、長年コンビを組んできた信頼関係があります。悟空に圧倒された際も、互いをカバーしようとする動きが見られ、エリート軍団らしいチームワークを感じさせてくれました。
孫悟空という「理不尽」な壁との遭遇
そんな自信満々のバータの人生(?)が暗転したのが、地球から到着した孫悟空との戦いでした。
残像すら残さない圧倒的な差
「宇宙一のスピード」を誇るバータに対し、悟空はそれを遥かに凌駕する速度で移動しました。バータの目には、悟空が動いたことすら認識できず、ただ「消えた」ようにしか見えなかったのです。
自分のアイデンティティである速さで完敗した時の、バータの動揺っぷりは見ていて少し同情してしまうほどでした。最後は首筋への一撃で昏倒し、動けなくなったところをベジータによってトドメを刺されるという、プロの戦士らしいシビアな最期を迎えることになります。
アニメやゲームで見せるバータの意外な一面
原作では悟空に敗れて退場してしまいますが、アニメ版や各種ゲーム作品では、さらにキャラが深掘りされています。
あの世での再登場
アニメ版のオリジナルエピソードでは、死後に界王星へ現れ、ヤムチャたちと戦うシーンがあります。ここでもスピードを活かして戦いますが、修行を積んだヤムチャに敗北。ネタキャラとしての地位を盤石なものにしました。
最新ゲームでの性能
最近のドラゴンボールゲームでも、バータは欠かせない存在です。
- ドラゴンボールZ カカロットサブクエストなどで特戦隊の日常が描かれ、意外と真面目にトレーニングに励む姿が見られます。
- ドラゴンボールZ Sparking! ZERO最新作でも、その圧倒的な移動速度は健在。ラッシュ攻撃の速さはトップクラスで、操作していて非常に爽快感のあるキャラクターとして再現されています。
- ドラゴンボール ゼノバース2スピードを活かした回避スキルが豊富で、対人戦でもトリッキーな動きで相手を翻弄できます。
ギニュー特戦隊としての誇りと魅力
バータ単体で見ても面白いのですが、やはり「ギニュー特戦隊」という枠組みの中にいてこそのバータです。
彼らはフリーザ軍の中でも特別待遇を受けており、自分たちで専用のポーズを考え、チョコレートパフェをご褒美に戦うような、どこか憎めない集団でした。バータもその一員として、己の役割を完璧にこなすプロフェッショナルだったと言えるでしょう。
「宇宙一」という言葉は、彼にとっての誇りであり、厳しい訓練を乗り越えてきた証だったのかもしれませんね。
まとめ:ドラゴンボールのバータは本当に宇宙一のスピードを目指した努力家だった
いかがでしたでしょうか。バータの「宇宙一」という肩書きは、物語のパワーバランスによって崩れてしまいましたが、彼が当時のベジータたちに与えた恐怖と、スピードにかけた情熱は本物でした。
たとえ悟空という化け物に敗れたとしても、青い肌をなびかせて戦場を駆けるその姿は、今でも多くのファンの心に刻まれています。次にドラゴンボールのゲームをプレイする時は、ぜひバータを選んで、その「自称・宇宙一」のスピードを自分の手で体感してみてください。
改めて振り返ると、ドラゴンボールのバータは本当に宇宙一を目指し、散っていった誇り高きエリート戦士だったことがよくわかりますね。
他にも「このキャラの意外な設定が知りたい!」といったリクエストがあれば、ぜひ教えてください。懐かしのキャラクターたちの魅力を、また一緒に掘り下げていきましょう!

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