ドラゴンボールの臭い敵「バクテリアン」徹底解説!クリリンが勝てた衝撃の理由

ドラゴンボール
この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。アマゾンアソシエイトプログラムに参加しています。

ドラゴンボールという作品には、宇宙最強の戦士や神々、恐ろしい魔人など、数多くの強敵が登場します。しかし、初期の物語において「ある意味で最も恐ろしい」と読者にトラウマを植え付けたキャラクターを覚えているでしょうか。

それは、天下一武道会に現れた「世界一不潔な男」こと、バクテリアンです。

今回は、強さの概念を根底から覆す「臭い」という武器で戦ったバクテリアンの生態や、クリリンとの伝説的な一戦、そしてなぜクリリンが勝利できたのかという衝撃の理由について、深く掘り下げていきます。


世界一不潔な男、バクテリアンの驚愕プロフィール

ドラゴンボールの第21回天下一武道会。悟空やクリリンが初めて公式の舞台に立ったこの大会で、予選を勝ち抜いてきた猛者の中に彼はいました。

バクテリアンの最大の特徴は、何といってもその「臭い」です。彼は生まれてから一度も風呂に入ったことがなく、歯も磨いたことがないという、徹底した不潔を貫いています。その悪臭はもはや兵器レベル。あまりの臭さに、周囲の観客は鼻をつまみ、実況アナウンサーに至ってはガスマスクを着用してマイクを握るという、前代未聞の事態となりました。

身長210cm、体重196kgという巨漢であり、物理的なパワーも決して低くはありません。しかし、彼の真の恐ろしさは、相手に近づくだけで戦意を喪失させ、気絶にまで追い込む「嗅覚へのダイレクトアタック」にあります。

ちなみに、公式の設定資料などによると、彼の職業は意外にも「コック」であるとされています。彼が作った料理がどのような味なのかは想像もしたくありませんが、一説には「味は意外と美味い」という噂もあり、鳥山明先生らしいシュールなギャグセンスが光るキャラクターです。


クリリンを絶望させた「汚物攻撃」の数々

天下一武道会の本戦第1試合。クリリンの対戦相手として立ちはだかったのが、このバクテリアンでした。亀仙人のもとで厳しい修行を積んできたクリリンでしたが、この戦いばかりは勝手が違いました。

バクテリアンの攻撃スタイルは、格闘技の枠を大きく踏み越えたものです。

  • 指の臭い攻め: 自分の股間や腋を触った指を、クリリンの鼻先に突きつける。
  • 強烈な口臭: 歯を磨いていない口から放たれる息で、相手の意識を朦朧とさせる。
  • すかしっ屁: ダウンしたクリリンに対し、尻を向けて強烈なガスを噴射する。
  • 粘着質のタン: 汚い痰を飛ばして相手を不快にさせ、動きを止める。

これらはもはや武道ではありません。しかし、ルール無用の天下一武道会において、これらは立派な「特技」として受理されてしまいました。クリリンはバクテリアンの圧倒的な悪臭に悶絶し、白目を剥いてKO寸前まで追い込まれます。「亀仙流の修行も、臭いには勝てないのか……」と、読者の誰もが絶望した瞬間でした。


衝撃の決着!悟空の一言が逆転劇を生む

力尽きようとしていたクリリンに、場外から声が飛びます。親友でありライバルである悟空の叫びでした。

「クリリン!忘れるな!おまえには鼻がないじゃないか!」

この一言こそが、ドラゴンボール史上屈指の名シーン(迷シーン)の幕開けです。クリリンはハッと気づきます。鏡を見るまでもなく、自分の顔には鼻という器官が存在しないことに。

実はクリリン、あまりの臭そうな見た目と周囲の反応に惑わされ、「自分も臭いを感じている」と思い込んでいた(プラシーボ効果)だけだったのです。身体構造上、匂いを感じるはずがないと自覚した瞬間、クリリンにとってバクテリアンはただの「ちょっと大きいおじさん」に成り下がりました。

「そうか!ボクには鼻がないんだ!」

そう叫ぶやいなや、クリリンは立ち上がり、バクテリアンを圧倒します。最後は、あろうことかバクテリアンのお株を奪う「お返しのおなら」を顔面に浴びせ、精神的にも肉体的にもバクテリアンを屈服させて勝利を収めました。

この「鼻がないから臭くない」という解決策は、当時の子供たちに爆笑をもたらすと同時に、「クリリンって人間じゃないの?」という新たな謎を提示することにもなりました。


クリリンの鼻問題とバクテリアンのその後

バクテリアンとの戦いで明らかになった「クリリンには鼻がない」という設定。これは後々の物語でも時折ネタにされます。

基本的には「特異な体質を持つ地球人」として処理されていますが、アニメや原作の後半では、時折花の匂いを嗅いだり、不快な匂いに顔をしかめたりする描写が見られることもあります。しかし、これらはファンや作者の間では「ギャグとしての演出」として受け入れられており、公式の正史としてはやはり「クリリンに鼻はない」というのが定説です。

一方、敗北したバクテリアンはどうなったのでしょうか。

彼はその後、ピッコロ大魔王が放った部下・タンバリンの手によって命を奪われるという、悲劇的な末路を辿ります(アニメ版描写)。しかし、物語の終盤で悟空たちがドラゴンボールを使い「ピッコロ大魔王一味に殺された人々を生き返らせてくれ」と願った際、彼もしっかりと復活を果たしているはずです。

あの強烈な個性が、どこかで元気に(そして不潔に)暮らしていると思うと、どこか微笑ましい気持ちに……は、なかなかなれませんね。


現代の視点で見るバクテリアンの存在感

今、改めてバクテリアンのエピソードを振り返ると、初期ドラゴンボールが持っていた「ナンセンスなギャグ」と「手に汗握るバトル」の絶妙なバランスがよくわかります。

最近のバトル漫画では、特殊能力やエネルギーのぶつかり合いが主流ですが、「不潔すぎて近づけない」というあまりにも原始的で生理的な壁を、主人公サイドが「体の特徴(欠如)」で突破するという構成は、鳥山明先生にしか描けない発明です。

もしバクテリアンが現代の最新ゲームに登場したらどうなるでしょうか。画面越しに臭いが伝わってきそうなグラフィックで再現されるのは勘弁してほしいですが、彼のコミカルな動きは、きっと今のファンにも強烈な印象を残すはずです。

もしあなたがドラゴンボールの世界観をより深く楽しみたいなら、最新のフィギュアやゲームをチェックしてみるのも良いでしょう。ドラゴンボール グッズなどで探せば、もしかしたらバクテリアンのようなマニアックなキャラクターに関連するアイテムが見つかるかもしれません。


ドラゴンボールの臭い敵「バクテリアン」徹底解説!クリリンが勝てた衝撃の理由

さて、ここまで初期の名悪役(?)バクテリアンについて解説してきました。

「臭い」という、どんな修行を積んでも対策が難しい攻撃を繰り出したバクテリアン。それに対して、自分の身体的特徴を逆手に取って(あるいは忘れていて)勝利したクリリン。この戦いは、ドラゴンボールという作品が単なる格闘漫画ではなく、ユーモアに溢れた冒険活劇であることを象徴するエピソードでした。

最強の戦士たちが宇宙規模の戦いを繰り広げる今のドラゴンボールも最高に熱いですが、たまにはバクテリアンのような、どこか憎めない(けど近寄りたくない)キャラクターたちが活躍した初期の物語を読み返してみるのも、新しい発見があって面白いですよ。

皆さんも、もし鼻が詰まって困ったときは、「自分には鼻がないんだ!」と思い込むことで、もしかしたらバクテリアンに勝てるくらいの精神力が手に入る……かもしれません(おすすめはしませんが)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました