「数学×料理」という、これまでにない斬新な切り口で読者を熱狂させている漫画『フェルマーの料理』。
TBS系でドラマ化もされ、一気に知名度が上がった本作ですが、ネット上ではなぜか「打ち切り」という不穏なキーワードが検索されています。ファンとしては「えっ、あんなに面白いのに終わっちゃうの?」「続きはもう読めないの?」と不安になりますよね。
結論からお伝えすると、『フェルマーの料理』は打ち切りではありません。現在も月刊少年マガジンで堂々と連載中です。
では、なぜ「打ち切り」なんて噂が流れてしまったのでしょうか?そこには、作者である小林有吾先生の圧倒的な執筆スケジュールや、メディア展開ならではの「誤解」が隠されていました。
今回は、最新刊の発売状況や休載が続く本当の理由、そして物語の完結について、2026年現在の最新情報を徹底的に掘り下げてお届けします。
結論:フェルマーの料理は打ち切りではなく「絶賛連載中」!
まず一番大切なことからお伝えします。2026年1月現在、『フェルマーの料理』が打ち切りになったという事実は一切ありません。
講談社の「月刊少年マガジン」にて、物語は今もなお、数学的思考と料理の真理を求めて突き進んでいます。最新刊となる第7巻もフェルマーの料理 7巻として発売されており、ファンの手元に届いています。
では、なぜここまで「打ち切り」という言葉が一人歩きしてしまったのか。それは、本作が一般的な週刊連載漫画とは少し異なる「特別な状況」にあるからです。
読者が「もしかして終わった?」と感じてしまう背景には、大きく分けて3つの理由がありました。
なぜ「打ち切り」の噂が流れたのか?3つの大きな誤解
火のないところに煙は立たないと言いますが、本作における「打ち切り説」は、情報の食い違いやファンの待ち遠しい気持ちが形を変えたものでした。
1. ドラマ版の完結による影響
最大の要因は、2023年に放送された実写ドラマ版の存在です。高橋文哉さんと志尊淳さんが主演を務めたドラマは、全10話という限られた枠の中で、物語としての「一区切り」を明確に描きました。
ドラマの最終回は、原作とは異なる独自のエンディングで綺麗に完結したため、それを見た視聴者が「フェルマーの料理という物語自体が終わった」と思い込んでしまったのです。ドラマをきっかけに作品を知った人ほど、「完結したはずなのになぜ続きを検索する人がいるの?」と混乱し、それが「打ち切り(=終了)」というワードに繋がりました。
2. 前代未聞の「不定期連載」スタイル
本作を追っている読者なら誰もが感じていること、それは「休載の多さ」ではないでしょうか。
『フェルマーの料理』は、毎月決まった日に必ず掲載されるわけではありません。数ヶ月にわたって休載が続くことも珍しくなく、この「空白期間」がファンの不安を煽りました。「雑誌を買っても載っていない」「最新刊の案内がなかなか出ない」といった状況が重なり、「ひっそりと打ち切りになったのでは?」と疑う声が出てしまったのです。
3. 作者・小林有吾先生の超多忙な執筆環境
もうひとつの大きな理由は、作者である小林有吾先生のもうひとつの代表作、『アオアシ』との兼ね合いです。
アオアシといえば、週刊ビッグコミックスピリッツで連載されている超人気サッカー漫画ですよね。週刊連載という過酷なスケジュールの中で、月刊連載である『フェルマーの料理』も並行して執筆するのは、並大抵の労力ではありません。
『アオアシ』がクライマックスに向かって盛り上がりを見せる時期には、どうしても『フェルマーの料理』に割ける時間が限られてしまいます。この「クリエイターとしての優先順位とリソースの配分」が、結果として連載のペースを落とし、打ち切り疑惑を生むきっかけとなりました。
最新刊の発売日とこれまでの刊行ペースを振り返る
『フェルマーの料理』の最新刊を心待ちにしている方のために、これまでの単行本の発売スパンを整理してみました。これを見ると、いかに本作がじっくりと時間をかけて作られているかがわかります。
- 第1巻:2018年12月
- 第2巻:2020年7月
- 第3巻:2021年5月
- 第4巻:2023年9月
- 第5巻:2023年10月(ドラマ化に合わせた連続刊行)
- 第6巻:2024年後半
- 第7巻:2026年1月
見ての通り、1巻から2巻の間には1年半以上の開きがあり、その後も1年前後の間隔が空くのが通例となっています。2026年1月に待望の第7巻が発売されましたが、ファンの間では「1年以上待つのが当たり前」という認識が定着しつつあります。
しかし、待たされるだけの価値があるのが本作の魅力です。数学という論理的な世界と、料理という感性の世界が交差する緻密なストーリーは、練り上げるのに膨大な時間がかかるのでしょう。安易に「打ち切り」と決めつけず、最高の一皿(一話)が出てくるのを待つのが、この作品の正しい楽しみ方と言えるかもしれません。
2025年からの大逆転!TVアニメ化という明るいニュース
「打ち切り」どころか、2025年に入ってから本作には特大のポジティブニュースが飛び込んできました。それが、待望のTVアニメ化決定です。
通常、打ち切りが検討されているような作品がアニメ化されることはまずありません。アニメ化には多額の予算と長い準備期間が必要であり、将来的なヒットが見込める作品にしかGOサインは出ないからです。
このアニメ化の発表により、以下のことが明確になりました。
- 出版社側は、本作を今後さらに盛り上げていく意向であること。
- 小林有吾先生が、物語の続きを描く意欲を強く持っていること。
- 『アオアシ』の完結が近づき、『フェルマーの料理』に注力できる環境が整いつつあること。
アニメ化によって新規ファンがさらに増えることは間違いありません。そうなれば、単行本の発売ペースもこれまでより安定する可能性が高いでしょう。
物語はどこへ向かう?完結までの道のりと見どころ
原作漫画の『フェルマーの料理』は、まだ物語の核心部分を追求している真っ最中です。
主人公の北田岳が、孤高のシェフ・朝倉海とともに「数学的思考」で未知のレシピを切り拓いていく姿は、ドラマ版よりもさらにディープに、そして少しダークに描かれています。
数学の真理と料理の究極点
本作の面白さは、単なるレシピの紹介ではありません。「$E=mc^2$」のような数式が、なぜ料理の美味しさを証明するのか。答えのない問いに挑む岳の姿は、まるで真理を追う数学者そのものです。
最新のエピソードでは、ドラマでは描ききれなかった「海が抱える闇」や「数学が導き出す残酷なまでの正解」についても深く踏み込んでいます。これらがどう決着するのかを見届けるまでは、ファンとして「完結」を口にすることはできません。
1年後の世界と二人の関係性
物語の中では「1年後の未来」を示唆する演出が度々登場します。そこでの岳や海の状態が、現在の連載部分とどう繋がっていくのか。パズルのピースを埋めていくような感覚は、漫画版ならではの醍醐味です。
まとめ:フェルマーの料理は打ち切り?漫画の完結状況や最新刊の発売日、休載の理由を徹底調査!
あらためてまとめますと、『フェルマーの料理』は打ち切りではありません。
確かに連載ペースはゆっくりですし、休載が多いことも事実です。しかし、それは作者である小林有吾先生が、一切の手抜きをせずに最高に面白い作品を届けようとしている証拠でもあります。
ドラマを観て「続きはどうなるの?」と思った方は、ぜひフェルマーの料理 コミックを手に取ってみてください。ドラマとは違う、より深く、より鋭い『フェルマーの料理』の世界がそこには広がっています。
アニメ化も控え、これからさらに大きな波がやってくる本作。打ち切りという噂に惑わされることなく、岳と海が辿り着く「料理の真理」を、これからも一緒に追いかけていきましょう。
次に発売される第8巻の情報が出る頃には、私たちはきっと今以上の驚きと興奮に包まれているはずです。

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