「あの衝撃作、もしかして終わっちゃったの?」
「最新話を探してるのに、打ち切りって噂があるのはなぜ?」
そんな疑問を抱えながらこの記事に辿り着いたあなた。安心してください。中武士竜先生による大人気復讐サスペンス『十字架のろくにん』は、2026年現在も「マガジンポケット(マガポケ)」で絶賛連載中です。
それなのに、なぜGoogleの検索窓には「打ち切り」や「理由」といった不穏なワードが並ぶのでしょうか。そこには、本作が歩んできた波瀾万丈な連載の歴史と、読者の心に強烈な爪痕を残す「攻めすぎた内容」が深く関係しています。
今回は、ファンを翻弄し続ける『十字架のろくにん』の打ち切り説が流れた本当の理由と、完結間近と言われる現在の状況、そして本作の狂気的な魅力について、どこよりも詳しく深掘りしていきます。
『十字架のろくにん』が打ち切りだと誤解された最大の理由
ネット上で「打ち切り」という言葉が一人歩きしてしまったのには、明確なきっかけがいくつか存在します。まずは、読者が「終わった」と勘違いしてしまった3つの大きな出来事を整理してみましょう。
雑誌「別冊少年マガジン」からの移籍
本作はもともと、2020年に講談社の『別冊少年マガジン』で連載がスタートしました。しかし、連載開始から間もなく、紙の雑誌での掲載が終了。アプリ版の「マガジンポケット」へと完全移籍することになったのです。
漫画業界では、本誌からWeb・アプリへ移動することを「左遷」や「打ち切りに近い処置」と捉える風潮がいまだにあります。そのため、雑誌を追っていた読者が「本誌から消えた=打ち切られた」と思い込んでしまったのが、噂の始まりでした。
衝撃的すぎる第1部の幕引き
物語の大きな節目として、主人公・漆間俊が宿敵への復讐の果てに、ある事件を起こして刑務所に収監されるという展開がありました。ここで一旦「第1部 完結」という形をとったため、ニュースやSNSでその文字だけを見た人が、作品自体が完結したと誤認したのです。
実際には、数年後の世界を描く第2部「新章・刑務所出所編」へと繋がるための意図的な区切りだったのですが、あまりに衝撃的な引きだったため、混乱を招く結果となりました。
度重なる休載と閲覧規制の影響
マガポケに移籍してからも、その過激すぎる描写ゆえに、一部の回が閲覧制限にかかったり、修正が入ったりすることがありました。また、作者の中武先生の体調管理やプロット構成のための「休載」が挟まるたびに、「内容が過激すぎてついに打ち切られたか?」と危惧する声が上がったのです。
実は打ち切り寸前だった?知られざる「逆転劇」
今でこそマガポケの看板作品ですが、実は連載初期、本作は本当に打ち切りの危機に瀕していました。
単行本1巻の売上が振るわなかった
連載が始まった当初、単行本1巻の初動売上は決して良いものではありませんでした。当時の担当編集者からも、このままの数字では連載を継続させるのが難しいというニュアンスの話が出ていたほどです。
しかし、戦場をアプリ(マガポケ)に移してから、奇跡が起こります。
マガポケでの爆発的なPV数
広告やSNSでの口コミ、さらには「復讐劇」というジャンルの引きの強さが噛み合い、マガポケでの閲覧数が異常な勢いで伸び始めました。アプリ内のランキングでは常に1位を争う常連となり、それまでの「打ち切り候補」という評価を完全に覆したのです。
この成功を受けて単行本にも火がつき、重版を繰り返すメガヒット作品へと成長を遂げました。まさに、デジタル時代の読者のニーズを的確に射抜いたことで、打ち切り回避どころか「大逆転勝利」を収めた稀有な例と言えるでしょう。
読者が「もう終わってほしい」と願う心理も関係?
打ち切りというワードが検索され続ける背景には、作品特有の「ストレスフルな展開」に対する読者の心理も隠されています。
救いのない「胸糞」展開の連続
『十字架のろくにん』は、一貫して「悪に対する徹底的な断罪」を描いています。しかし、復讐を果たす過程で、主人公の数少ない味方や、善人であるはずのキャラクターたちが次々と凄惨な目に遭います。
読者としては「早くこの地獄を終わらせてほしい」「主人公に幸せになってほしい」という願いが強く、それが「いつ完結するのか(終わる理由はないか)」という検索行動に繋がっている側面があります。
宿敵・至極京の圧倒的な悪意
物語の元凶である至極京(しごく きょう)というキャラクターは、漫画史に残るレベルの「純粋悪」として描かれています。彼がいつまでものさばり続ける展開に、一部の読者がフラストレーションを感じ、「早く決着をつけて(打ち切ってでもいいから)物語を終わらせてくれ」という一種の悲鳴を上げている状況も見受けられます。
『十字架のろくにん』の魅力は「残酷さ」の先にあるカタルシス
なぜ、これほどまでに辛い展開が続くのに、読者は本作を追いかけ続けるのでしょうか。それは、他の漫画では決して味わえない「本物の狂気」と「カタルシス」が両立しているからです。
徹底した拷問と復讐の美学
本作の最大の特徴は、祖父(元秘密部隊の教官)直伝の殺人技術を用いた、ターゲットへの凄まじい拷問シーンです。単に殺すだけでなく、相手が過去に行った罪を身体的・精神的に倍返しにする描写は、コンプライアンスの厳しい現代において、ある種のタブーを破る快感を与えてくれます。
復讐をテーマにした漫画を読むなら、十字架のろくにん 単行本を全巻揃えて一気に読むのが、最もその温度感を感じられるでしょう。
圧倒的な画力で描かれる「狂気」
中武士竜先生の描くキャラクター、特に「狂った人間」の表情は鳥肌が立つほどの迫力があります。綺麗な絵で描かれる凄惨なシーンのギャップが、読者の脳に強烈な印象を植え付けます。この絵の力がなければ、ここまで人気が続くことはなかったでしょう。
2026年現在の最新状況:物語はついにクライマックスへ
「打ち切り」というデマを吹き飛ばすほど、現在の連載状況は熱を帯びています。
物語はついに、因縁の相手である至極京率いる宗教団体との全面戦争、そして最後の復讐へと向かっています。主要なターゲットである「ろくにん(6人)」も、残るは至極京のみとなっており、物語の構成上、いつ完結してもおかしくないクライマックスに突入しています。
ファンの間では「最後は漆間も死ぬのではないか」「救いのある終わり方はあるのか」と、結末を予想する議論が活発に行われています。
まとめ:十字架のろくにんが打ち切りと言われる理由は移籍と第1部完結の誤解
改めて整理すると、『十字架のろくにん』の打ち切り理由は、単なるデマと誤解の積み重ねです。
- 雑誌(別マガ)からアプリ(マガポケ)への移籍を「終了」と勘違いした。
- 「第1部完結」というニュースを、作品全体の完結と見間違えた。
- 過激な内容から「こんなの続けて大丈夫か?」という読者の不安が検索ワードになった。
実際には打ち切りどころか、打ち切りの危機を実力で跳ね除け、アプリ界のトップを走り続ける超人気作です。まだ読んでいない方は、ぜひKindle版 十字架のろくにんで、その衝撃の幕開けを体験してみてください。
これまで数々の苦難を乗り越えてきた漆間俊。彼が背負い続けた十字架が下ろされる日は、そう遠くないはずです。その結末が「救い」なのか、それとも「さらなる絶望」なのか。打ち切りという噂に惑わされることなく、自分の目でその最期を見届けてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。漆間俊の復讐劇が完結するその時まで、全力で追いかけていきましょう!

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