Vシネマ界のオールスターが集結し、圧倒的なスケールで描かれた『CONFLICT 〜最大の抗争〜』。手に汗握る展開に夢中になったファンも多いですよね。しかし、物語が最高潮に達した「第八章」のラストシーンを観て、誰もがこう思ったはずです。
「え、ここで終わり……!?」
あまりにも衝撃的、かつ未完のまま時が止まってしまったこのシリーズ。ネット上では「打ち切りなの?」「続編はいつ出るの?」という疑問が絶えません。今回は、ファンが最も知りたい『CONFLICT 〜最大の抗争〜』の打ち切り理由や完結の真相、そして今後の可能性について、業界の動向も踏まえながら徹底的に解説していきます。
『CONFLICT 〜最大の抗争〜』が未完のまま止まっている現状
まず、現状を整理しておきましょう。本作は2016年にオールイン エンタテインメント20周年記念作品として華々しくスタートしました。小沢仁志さんを筆頭に、本宮泰風さん、山口祥行さん、さらには哀川翔さんといった、今のVシネマ界を支える重鎮たちが一堂に会した超大作です。
ストーリーは、日本最大のヤクザ組織「天道会」を軸に、政治家、警察、さらには半グレや国際的な武器商人までが絡み合う、まさに「最大の抗争」を描くものでした。しかし、2019年にリリースされた「第八章」を最後に、物語の続きとなる「第九章」の制作はパタリと止まってしまっています。
公式サイトや公式SNSでも、続編に関する具体的なアナウンスはなく、物語は「鷲尾一馬が一人で強大な敵に立ち向かおうとする」という、あまりにも続きが気になる場面で放置されているのが現実です。
ネットで囁かれる「打ち切り」の噂とファンの声
なぜこれほどまでに「打ち切り」という言葉が飛び交うのか。それは、第八章の幕引きがあまりにも「続きがある前提」だったからです。
視聴者の間では、以下のような声が多く上がっています。
- 「これから本当の黒幕と戦うところだったのに、なぜ?」
- 「伏線が一つも回収されていない」
- 「小沢仁志さんの圧倒的な存在感がこのまま終わるのは惜しすぎる」
特に、作品の中で重要な役割を果たしていたキャラクターたちの運命や、背後に潜む「真の敵」の正体など、解決すべき謎が山積みでした。それらが一切説明されないまま数年が経過したことで、「大人の事情で打ち切られたのではないか」という憶測を呼ぶことになったのです。
理由その1:物語のスケールが大きくなりすぎた
では、なぜ制作が止まってしまったのか。一つ目の大きな理由は、物語の風呂敷を広げすぎたことにあります。
初期の『CONFLICT』は、極道同士の勢力争いがメインでしたが、章を追うごとにその規模は拡大。国家レベルの陰謀や、海外のマフィア、巨大な武器売買ルートなど、Vシネマの枠を超えた壮大なスケールへと進化していきました。
これだけの規模になると、制作には膨大な予算が必要になります。爆破シーンやアクション、ロケ地の確保など、一作あたりのコストは通常の作品とは比べものにならないほど膨れ上がっていたはずです。映像のクオリティを維持しながら、広げきった風呂敷を畳むには、さらなる大規模な予算と準備期間が必要となり、結果として「次の一手」が打てなくなった可能性が高いと考えられます。
理由その2:主要キャストが「日本統一」に集中している
二つ目の理由は、キャスト陣のスケジュールと作品の優先順位です。現在、Vシネマ界で不動の人気を誇り、社会現象にもなっているのが『日本統一』シリーズです。
日本統一この『日本統一』でダブル主演を務める本宮泰風さんと山口祥行さんは、『CONFLICT』においても天道会の屋台骨を支える極めて重要な役どころでした。実は、『CONFLICT』が盛り上がりを見せていた時期と、『日本統一』が爆発的な人気を確立した時期は重なっています。
制作側としては、確実にヒットが見込める日本統一にリソースを集中させるのは、ビジネスの観点からすれば当然の判断です。主要キャストのスケジュールが数年先まで埋まってしまう中で、同じような「オールスターキャスト」を集める必要がある『CONFLICT』の優先順位が下がってしまったのではないか、という見方が濃厚です。
理由その3:制作会社やリリースの戦略的判断
Vシネマ業界は、DVDレンタル市場から動画配信サービス(VOD)への移行という大きな変革期にあります。以前のように「出せば売れる」という時代ではなくなり、視聴者のニーズもよりシビアになっています。
『CONFLICT』のような重厚で複雑な人間関係を描く群像劇は、コアなファンには堪らない魅力がありますが、新規の視聴者が途中から入りにくいという側面もあります。一方で、1話完結の要素を持たせつつ長く続けられるシリーズの方が、現在のサブスクリプション型の配信モデルには適しています。
こうした市場環境の変化も、一度立ち止まってしまったシリーズの再始動を難しくしている要因かもしれません。
完結の真相は?スピンオフ作品への継承
本編の第九章は出ていませんが、実は『CONFLICT』の世界観自体は、別の形で生き続けています。それが、的場浩司さんを主演に迎えたスピンオフ作品『CONFLICT 〜最大の抗争〜 外伝 織田征仁』です。
CONFLICT 織田征仁この作品は、本編で強烈なインパクトを残したキャラクター・織田征仁に焦点を当てたもので、その後も『織田同志会 織田征仁』シリーズとして継続されました。いわば、本編で描ききれなかった「熱量」が、スピンオフという形で独立して進化を遂げたのです。
多くのファンは、このスピンオフを観ることで『CONFLICT』への渇望を癒していますが、それでもやはり「鷲尾一馬(小沢仁志)の物語としての決着」を望む声は消えていません。
今後、続編や完結編が制作される可能性はあるのか
多くのファンが待ち望んでいる「完結編」の可能性は、ゼロではありません。Vシネマの世界では、数年のブランクを経て復活する作品や、10年越しに完結編が作られるケースも珍しくないからです。
特に、主演の小沢仁志さんは自身のYouTubeチャンネル等でも精力的に活動しており、ファンとの交流も深めています。もし、制作資金の調達やキャストのスケジュール調整に目処が立てば、「伝説の完結編」として劇場版などが企画される可能性も否定できません。
また、最近では配信プラットフォームが独自にVシネマ風の作品を制作するケースも増えています。そうした新しい波に乗る形で、物語が再始動することを期待せずにはいられません。
まとめ:CONFLICT最大の抗争は打ち切りなのか?
ここまで、『CONFLICT 〜最大の抗争〜』を巡る謎について解説してきました。
結論から言えば、公式に「打ち切り」と明言されたわけではありませんが、制作上のさまざまな要因(予算、スケジュールの重複、市場の変化)が重なり、現在は**「事実上の無期限凍結状態」**にあると見るのが正しいでしょう。
しかし、この作品が残した「極道、警察、政治が入り乱れる壮絶な人間ドラマ」の衝撃は、今もなお多くのファンの心に刻まれています。未完であるからこそ、私たちの想像力の中で鷲尾一馬は今も戦い続けているのかもしれません。
CONFLICT 最大の抗争もし、まだ本作を観ていない、あるいは途中で止まっているという方がいれば、ぜひこの機会に第一章から見直してみてください。結末が描かれていないという不満を差し引いても、この作品が持つ熱量と圧倒的な演技合戦は、一見の価値があります。
いつの日か、鷲尾一馬の物語に真の終止符が打たれる日が来ることを信じて待ちましょう。それまでは、日本統一やスピンオフ作品を楽しみながら、Vシネマ界を盛り上げていきたいですね。
今回の調査でわかった「CONFLICT最大の抗争 打ち切り理由」の真相は、単なる終わりではなく、業界の大きな転換期と重なった不運な側面もありました。しかし、名作は色褪せません。また動きがあるその日まで、天道会の男たちの勇姿を忘れないようにしましょう。

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