「天野明先生の作品だから読んでいたけど、気づいたら終わってた…」「もしかして、人気がなくて打ち切りになったの?」
そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。『家庭教師ヒットマンREBORN!』で知られる天野明先生が放った、独創的な宇宙警察アクション『エルドライブ【elDLIVE】』。全編フルカラーという衝撃的なスタイルで幕を開けた本作ですが、ネット上では今でも「打ち切り説」が囁かれることがあります。
今回は、ファンが抱える「エルドライブ 打ち切り」というモヤモヤを解消すべく、物語がどのように完結を迎えたのか、その真相とアニメ続編への期待について、本音で語り尽くしたいと思います!
打ち切りではない?『エルドライブ』が完結した本当の理由
結論からハッキリ言いましょう。『エルドライブ』は打ち切りではありません。全11巻をもって、物語としての大きな区切りを迎え、しっかりと「完結」した作品です。
では、なぜこれほどまでに打ち切りを疑う声が出てしまったのでしょうか。そこには、この作品ならではの特殊な事情がいくつか重なっていました。
1. 掲載媒体の特殊性と連載ペース
本作は最初から「週刊少年ジャンプ」の本誌で連載されていたわけではありません。次世代のマンガアプリとしてスタートした「ジャンプLIVE」、そして現在の巨大プラットフォームである「少年ジャンプ+」へと移籍しながら連載されました。
本誌のような「アンケート順位が悪ければ即終了」というシビアな空気感とは少し異なり、作家のペースや作品の質を重視する土壌があったのです。しかし、アプリ連載に馴染みのなかった読者からすると、終わりのタイミングが掴みづらく、「急に終わった=打ち切り」というイメージに直結してしまったのかもしれません。
2. 前代未聞の「全編フルカラー」という挑戦
天野明先生の美麗なカラーを毎週、あるいは隔週で拝めるというのは、読者にとっては至福の時間でした。しかし、描く側にかかる負担は想像を絶するものです。
マンガの連載は通常、モノクロで進行します。それを全ページフルカラーで、しかも11巻分も描き続けるというのは、マラソンを全力疾走で続けるようなもの。物語が最も熱く、構成として美しい状態で幕を引くのは、作品のクオリティを維持するための「英断」だったと言えるでしょう。
3. 物語終盤の圧倒的な加速感
最終章にあたるシーズン11では、主人公・九ノ瀬宙太の出生の秘密や、相棒であるドルーとの絆、そして宇宙規模の陰謀が一気に加速して解決へと向かいました。このスピード感が、一部の読者には「もっとじっくり読みたかった」「駆け足に見える」と映り、結果として打ち切りの噂に拍車をかけてしまったようです。
最終回はどうなった?宙太と美鈴の結末を振り返る
『エルドライブ』の最終回を読み終えたとき、私は「これは宙太という一人の少年が、孤独から脱却し、自分の居場所を見つける物語だったんだ」と再確認しました。
物語の核心にいた警視総監キエシとの決戦。そこで明かされた衝撃の事実は、今までの伏線を回収するに十分なインパクトがありました。宙太が自分の内側にいるドルーを「異物」ではなく「かけがえのないパートナー」として完全に受け入れたとき、彼らは真の意味で最強の捜査官になったのです。
ヒロインである其方美鈴との関係性も、ニヤニヤが止まらない絶妙な距離感で着地しました。ベタベタしすぎない、けれど深い信頼で結ばれた二人の姿は、天野作品らしい爽やかさがありましたよね。
「もっと続きが見たい」と思わせる余韻を残して終わることこそ、名作の証。伏線もしっかり回収されており、構成の美しさから見ても、決して外部的な圧力で終わらされた形跡はありません。
もし、まだ最終巻を読んでいないという方がいたら、ぜひエルドライブ 11を手に取ってみてください。あの緻密なフルカラー原稿が完結まで駆け抜けるパワーは、圧巻の一言です。
アニメ2期は制作される?現状の壁と期待
2017年に放送されたTVアニメ版。studioぴえろが手掛けた鮮やかな映像と、村瀬歩さんや釘宮理恵さんら豪華キャストによる熱演は今でも記憶に新しいところです。しかし、放送から数年が経過した今、2期の可能性はどうなっているのでしょうか。
正直なところ、現状でのアニメ2期制作の可能性は「かなり厳しい」と言わざるを得ません。
放送終了からの空白期間
アニメ業界において、続編が作られるタイミングは「原作が連載中で、販促効果が高い時期」が一般的です。原作が2018年に完結している現在、新シリーズを立ち上げる商業的なメリットが薄くなってしまっています。
天野明先生の他作品の快進撃
現在、天野先生は『鴨乃橋ロンの禁断推理』の連載とアニメ化で多忙を極めています。最新作が盛り上がっている時期に、過去作の続編へとリソースを割くのは現実的に難しいという側面もあります。
しかし、希望が全くないわけではありません。最近のアニメ界では、完結から長い年月を経て「最後までアニメ化する」というプロジェクトがトレンドになっています。『BLEACH』や『シャーマンキング』などがその例です。
もし『エルドライブ』も、アニバーサリーイヤーやクラウドファンディング、あるいは海外配信サイトでの爆発的な人気再燃があれば、奇跡の2期、あるいはOVA化といった道が開けるかもしれません。
『エルドライブ』を今こそ読み返すべき3つの理由
打ち切りかどうかを気にするよりも、この作品が持つ唯一無二の魅力を再発見してほしい。そう思えるポイントが3つあります。
① 圧倒的なビジュアル表現
やはり、全編フルカラーの迫力は他の漫画では味わえません。宇宙の深淵、奇抜なエイリアンの造形、そしてキャラクターのファッションセンス。天野先生の色彩感覚が爆発しており、画集を眺めているような贅沢な体験ができます。
② 共生という深いテーマ
宙太とドルーの関係は、単なる「相棒」を超えています。「自分の中に他者がいる」という恐怖を乗り越え、それを強さに変えていくプロセスは、思春期の悩みや自己肯定感の問題とも重なり、大人が読んでも深く考えさせられるものがあります。
③ 散りばめられた遊び心
天野先生の作品といえば、シリアスな展開の合間に挟まれるシュールなギャグや、魅力的なサブキャラクターたち。チップスを食べるシーン一つとっても、独特の間があって飽きさせません。
もし、天野先生の画力に改めて触れたいと思ったなら、画集である天野明画集 REBORN! elDLIVEもチェックしてみてください。本作の世界観がどれほど緻密に構築されていたかが分かります。
結論:エルドライブは打ち切り?完結の真相とアニメ2期の可能性
あらためてまとめると、『エルドライブ』は決して不本意な打ち切りではなく、**作者の構想通りに駆け抜けた「フルカラー宇宙警察叙事詩」**でした。
連載の形式やスピード感から誤解を招くこともありましたが、全11巻に凝縮された熱量は、数あるジャンプ作品の中でも際立っています。アニメ2期については高いハードルがありますが、原作漫画が完結しているからこそ、今なら物語の最初から最後までを自分のペースで一気に楽しむことができます。
宙太とドルーが宇宙の平和を守るために奮闘した日々は、決して色褪せることはありません。打ち切りの噂で敬遠していた方も、かつて追いかけていた方も、この機会に電子書籍や単行本で、あの美しい宇宙へもう一度旅立ってみてはいかがでしょうか。
「エルドライブ 打ち切り」という検索ワードからこの記事に辿り着いたあなたが、真相を知ることで、より深くこの作品を愛せるようになることを願っています!
また、天野先生の他の作品、例えば家庭教師ヒットマンREBORN!や鴨乃橋ロンの禁断推理と比較しながら読んでみると、先生が描きたかった「正義」や「絆」の形がより鮮明に見えてくるはずですよ。

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