「ダッシュ!四駆郎」という名前を聞くだけで、あの頃の熱い記憶が蘇るファンも多いはず。その正統続編として鳴り物入りで始まった『ハイパーダッシュ!四駆郎』ですが、最近では「もう終わったの?」「打ち切りになった?」という不安な声が後を絶ちません。
結論からお伝えすると、公式に打ち切りと発表されたわけではありません。しかし、2026年現在も連載が止まっている複雑な事情があります。この記事では、なぜ打ち切りと噂されるのか、そして今、作品はどうなっているのかを深掘りして解説します。
ハイパーダッシュ!四駆郎が「打ち切り」と誤解される3つの理由
ネットで作品名を検索すると、すぐに「打ち切り」という不穏なキーワードが目に飛び込んできますよね。なぜこれほどまでに多くの人が、物語が終わってしまったと感じているのでしょうか。そこには3つの大きな要因があります。
1. 掲載誌「コロコロアニキ」の休刊という衝撃
一番大きなきっかけは、連載の舞台だった「コロコロアニキ」が、2021年春号をもって紙媒体としての発行を終えてしまったことです。
多くの連載作品がこのタイミングで最終回を迎えたり、Web版へお引越ししたりしました。ところが、『ハイパーダッシュ!四駆郎』については、物語が最高潮に達している最中だったにもかかわらず、次号予告や具体的な移籍スケジュールが曖昧なまま、誌面から姿を消してしまったのです。
愛読していたファンからすれば、「雑誌がなくなった=連載も強制終了(打ち切り)」と捉えてしまうのは、無理もありません。
2. 単行本の新刊が4巻で止まっている
漫画の「生存確認」をする上で、最もわかりやすいバロメーターが単行本の発売ペースです。
本作は2021年までに第4巻が発売されましたが、それ以降、続刊が出ていません。通常の連載であれば、1年も空けば何らかのアナウンスがあるものですが、数年にわたって沈黙が続いていることが、実質的な打ち切りのイメージを強めてしまいました。
未収録のエピソードが溜まっていないことも一因ですが、ファンとしては「このまま続きが読めないのでは?」とハラハラしてしまいますよね。
3. 武井宏之先生の多忙すぎる執筆スケジュール
作者である武井宏之先生は、ご存知の通り日本を代表するヒットメーカーです。代表作である「SHAMAN KING(シャーマンキング)」シリーズのプロジェクトが常に進行しており、アニメ化や続編の執筆、さらにはキャラクターデザインなど、その仕事量は常人の域を超えています。
武井先生はもともと、原作者である徳田ザウルス先生の熱狂的なファンであり、この作品に対して人一倍の愛着を持っています。しかし、あまりの多忙さにリソースを割けなくなってしまった、というのが現実的な見方です。
2026年現在の連載状況と作品のステータス
では、2026年現在、本作はどのような状態にあるのでしょうか。ファンが最も知りたい「今」を整理します。
ステータスは「無期限の休載中」
公式な立場としては、打ち切りではなく「休載」という扱いです。小学館の公式サイトやマンガアプリなどでも、作品ページが削除されることなく残っているのがその証拠です。
物語自体は、第4巻の最後で「これからさらに面白くなる!」というところで止まっています。旧ダッシュ軍団のマシンたちが現代風のメカニックでリファインされ、新世代のレーサーたちと激突する展開は、まさにハイパーな熱量を持っていました。この続きを描く意志が編集部や作者にないわけではなく、単に「描くタイミング」を調整している段階だと言えるでしょう。
Web媒体での復活の可能性
現在、コロコロ系の作品の多くは「コロコロオンライン」や「サンデーうぇぶり」といったデジタルプラットフォームに主戦場を移しています。
もし再開されるとすれば、これらのWeb媒体での短期集中連載、あるいは描き下ろしを加えて一気に単行本化するという形が最も現実的です。武井先生は過去にも、一度中断した作品を別の形で完結まで導いてきた実績があるため、希望を捨てる必要はありません。
ミニ四駆としての「ハイパーダッシュ!四駆郎」の価値
漫画の連載が止まっていても、本作の影響力は色褪せていません。それは、この作品がミニ四駆という実体のあるプロダクトと深く結びついているからです。
タミヤとの強力なタッグ
武井先生がデザインしたマシンたちは、実際にタミヤからキット化されています。「ライズエンペラー」や「シューティングプラウドスター」といったマシンは、かつてのエンペラーやシューティングスターの面影を残しつつ、現代の空力設計やメカニカルなディテールが盛り込まれた逸品です。
これらのマシンは今でもミニ四駆PROシリーズの人気車種として販売されており、コースを走らせているレーサーも少なくありません。漫画を読んでいなくても、この洗練されたデザインに惹かれて手に取る新規ファンも多いのです。
世代を超えたファンコミュニティ
本作の功績は、第1次ブームを経験した親世代と、現在のミニ四駆に触れている子世代を繋いだことにあります。
「四駆郎」という名前には、昭和の熱血と令和のスタイリッシュさが同居しています。ホビーショップのサーキットでは、40代のパパがライズエンペラーを調整し、その横で子供が最新のシャーシを組み立てる……そんな光景が当たり前のように見られます。漫画の連載が「休止」していても、文化としての「ハイパーダッシュ」は今もなお走り続けているのです。
読み返すなら今!作品を楽しむためのおすすめアイテム
連載再開を待つ間に、これまでの物語を振り返ったり、作中の熱気をお手元で再現したりするのもファンの醍醐味です。
既刊コミックスで物語を復習
まずは発売されているハイパーダッシュ!四駆郎 1巻から第4巻までを読み返すことをおすすめします。武井流にアレンジされたダッシュ軍団の結成秘話や、驚きの新設定などは、何度読んでも新しい発見があります。
自分の手でマシンを組み立てる
物語への没入感を高めるなら、やはり自分の手でマシンを組み上げること。武井先生のこだわりが詰まったシューティングプラウドスターや、力強いフォルムのキャノンDボールなど、作中の主力マシンが手に入ります。
さらに、当時の雰囲気を大切にしたいなら、ニカド電池を彷彿とさせるネオチャンプなどの周辺機器を揃えて、自分だけの「ハイパーマシン」を作り上げてみるのも良いでしょう。
ハイパーダッシュ四駆郎は打ち切りではない!再開を待つファンへのメッセージ
ここまで解説してきた通り、ハイパーダッシュ四駆郎は打ち切りという悲しい結末を迎えたわけではありません。
2026年現在は「長いピットイン」の最中と言えます。レースと同じで、激しく走り続ければメンテナンスの時間も必要です。作者の武井宏之先生の情熱と、タミヤという強力なパートナーがいる限り、いつか必ずコースに戻ってくるはずです。
最後に、これからの動向をチェックするためのポイントをまとめました。
- 武井宏之先生の公式SNSやシャーマンキング関連の告知をチェックする(仕事の一段落が再開の合図になるかもしれません)
- コロコロオンラインの更新情報を定期的に確認する(突発的な読み切りが載ることがあります)
- タミヤのホビーショー発表に注目する(未登場のダッシュマシンの立体化が決まれば、連載再開の布石となります)
「地平線(ホライゾン)の向こうまで、突っ走る!」
四駆郎たちが教えてくれたあきらめない心を持って、次なる号令を待ちましょう。その時まで、私たちのミニ四駆も、心のスイッチをオンにしたままでいたいですね。
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