「ピーチボーイリバーサイド」という作品を追いかけてきたファンにとって、避けて通れないのが「これって打ち切りなの?」という疑問ですよね。
せっかく面白い設定と魅力的なキャラクターが揃っているのに、なぜかネット上では「意味がわからない」「急に終わった」というネガティブなキーワードが目立ちます。特にアニメから入った人は、あまりの展開に頭を抱えたかもしれません。
今回は、リメイク版漫画がなぜ16巻で幕を閉じたのか、そしてアニメ放送時に何が起きていたのか、その真相を包み隠さずお話ししていきます。これを読めば、あなたが感じていたモヤモヤの正体がハッキリするはずですよ。
漫画版は打ち切り?16巻完結の舞台裏
まず結論からお伝えすると、講談社のマガジンRおよびマガポケで連載されていたリメイク版(作画:ヨハネ先生)の漫画は、全16巻で完結しています。
しかし、この終わり方が「打ち切り」だと噂されるのには、れっきとした理由があります。それは、物語が明らかに「これからもっと盛り上がるぞ!」というタイミングで、半ば強引に幕を閉じたように見えるからです。
理由1:掲載媒体の環境変化
リメイク版が連載されていた「月刊少年マガジンR」は、2023年に実質的な休刊(デジタルへの完全移行と再編)を迎えました。連載作品が整理される中で、ピーチボーイリバーサイドも一つの区切りを求められた可能性は否定できません。
理由2:原作ストックへの到達
この作品には、クール教信者先生が描く「原作WEB版」が存在します。リメイク版はこれを丁寧に再構成して描かれていましたが、作画のヨハネ先生が追いついてしまった、あるいは原作の未完部分をどこまで描くかという判断があったと考えられます。
決して「人気がなかったから即座に切り捨てられた」という単純な打ち切りではなく、メディアミックスのタイミングや連載枠の都合が重なった「志半ばの完結」というのが、ファンの間での共通認識となっています。
アニメが「炎上」した最大の原因はシャッフル放送
「ピーチボーイリバーサイド」の名前を語る上で、アニメ版の特殊な放送形態には触れないわけにいきません。これが原因で「よくわからないから打ち切りになったのでは?」と誤解した人も多いのです。
通常、アニメは原作の時系列に沿って放送されますが、本作はあえて「エピソードの順番をバラバラにして放送する」という、世にも奇妙な手法を取りました。
なぜ時系列をバラバラにしたのか?
監督をはじめとする制作サイドの意図は、「1クール(12話)としての完成度を高めるため」というものでした。
原作通りに進めると、アニメの最終回(12話)が物語の地味なポイントで終わってしまいます。そこで、物語の中で最も盛り上がるエピソードを最終回に持ってくるために、パズルのように話を組み替えたのです。
視聴者の混乱と不満
しかし、この試みは裏目に出てしまいました。
- キャラクターの心情が急に変わったように見える
- 出会っていないはずのキャラが知り合いのように振る舞う
- 初見の視聴者が置いてけぼりになる
結果として、「意味不明なアニメ」というレッテルを貼られてしまい、評価が二分される事態となりました。これが「失敗=打ち切り」というイメージに直結してしまったわけです。
もしこれからアニメを観るなら、Fire TV Stickなどを使って、配信プラットフォームで公開されている「時系列版(原作通りの順番)」を視聴することを強くおすすめします。順番通りに観れば、物語の深みが全く違って見えますよ。
原作WEB版は今もなお「現役」で連載中!
リメイク版漫画が終わってしまい、アニメも混乱したまま終わった……。そう絶望している方に朗報なのが、原作者であるクール教信者先生の個人サイトで連載されている「原作WEB版」の存在です。
終わっていない物語
実は、物語の本流はこちらにあります。リメイク版漫画で描ききれなかったその先の展開、キャラクターたちの真の決着は、今もなおWEB版で更新され続けているんです。
- 更新ペースが驚くほど早い時期がある
- 商業誌の枠にとらわれない自由な描写
- 伏線がしっかり回収されていく快感
漫画版を読んで「あそこで終わりなの?」と不完全燃焼を起こした人は、ぜひWEB版をチェックしてみてください。そこには、あなたが読みたかった「ピーチボーイリバーサイド」の続きが確かに存在します。
作品を楽しむための最適なルート
「結局、何から手をつければいいの?」と迷っている方のために、一番損をしない楽しみ方をご紹介します。
- まずはリメイク版漫画を16巻まで読むヨハネ先生の美麗な作画で、物語の基礎とキャラクターの魅力を叩き込みましょう。ピーチボーイリバーサイド コミック
- アニメは「時系列版」をチョイス放送当時のシャッフル版ではなく、必ずエピソード番号が整列されたバージョンを観てください。混乱せずに済みます。
- 最後は原作WEB版で完結を見届けるリメイク版との違いを楽しみつつ、物語の深淵に触れることができます。
この流れで進めば、打ち切り疑惑なんて吹き飛ぶほど、この作品の世界観にどっぷり浸かれるはずです。
ピーチボーイリバーサイドは打ち切り?漫画完結の真相とアニメ炎上の理由まとめ
さて、ここまで「ピーチボーイリバーサイド」にまつわる噂と真実を整理してきましたが、いかがでしたでしょうか。
改めてまとめると、漫画版は「連載媒体の都合や原作との兼ね合いで区切りの良い完結(という名の中断)を迎えた」のであり、アニメ版は「制作サイドの挑戦的な演出が裏目に出て混乱を招いた」というのが真相です。
決して作品のパワーが足りなかったわけではなく、むしろそのポテンシャルをどう見せるかという過程で、少し特殊な状況が重なってしまった不運な作品とも言えるかもしれません。
しかし、原作WEB版が続いている以上、この物語の火が消えたわけではありません。いつかリメイク版の第二部が始まったり、アニメの続編が作られたりする可能性もゼロではないのです。
もしあなたが、サリーやミコトたちの旅の終わりをどうしても見届けたいのなら、今すぐ原作の続きを追いかけてみてください。きっと「打ち切り」という言葉では片付けられない、熱い物語があなたを待っていますよ。

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