「大好きな漫画の続きがなかなか出ない……もしかして打ち切り?」
そんな不安を感じたことはありませんか?特に、数学と料理が織りなす異色の世界観でファンを魅了している『フェルマーの料理』。実写ドラマ化もされて大きな話題を呼んだ作品ですが、ネット上ではなぜか「打ち切り」という不穏なワードが検索されています。
結論からお伝えすると、『フェルマーの料理』の漫画は打ち切りになっていません!
現在も物語は熱く続いており、最新刊も発売されています。では、なぜここまで「打ち切り説」が根強く囁かれているのか。その裏側にある事情や、ファンなら絶対に知っておきたい最新の連載状況、そして待望の7巻の情報まで、どこよりも分かりやすく徹底解説していきます。
『フェルマーの料理』の漫画が打ち切りと言われる3つの理由
ファンにとって一番の関心事は「なぜ打ち切りなんて噂が出たのか」ですよね。火のないところに煙は立たないと言いますが、この作品の場合は「人気がないから」ではなく、特有の事情がいくつか重なった結果なんです。
単行本の発売ペースがゆっくりすぎる
一番大きな要因は、単行本が出るまでの「間隔」です。一般的な週刊漫画なら3〜4ヶ月、月刊誌でも半年ほどで新刊が出ることが多いですよね。
しかし、『フェルマーの料理』は1年以上のスパンが空くことが珍しくありません。2018年に連載がスタートしてから、2026年現在でようやく7巻というペース。この「いつ出るか分からない」という状態が、読者に「もしかして終わっちゃったの?」という不安を抱かせてしまったのです。
ドラマ版の完結による勘違い
2023年に放送された実写ドラマ版の影響も無視できません。ドラマは全10話という限られた枠の中で、物語をひとまず完結させています。
ドラマから作品を知った視聴者が「ドラマが終わった=原作も区切りがついた(あるいは終了した)」と思い込み、検索した結果、サジェストに「打ち切り」という不穏な言葉が並んでしまったというわけです。実際にはドラマは原作の途中まで、あるいはオリジナル要素を含めた結末であり、漫画の世界はまだまだ続いています。
掲載誌での「不定期連載」というスタイル
『フェルマーの料理』は『月刊少年マガジン』で連載されていますが、毎月必ず載っているわけではありません。
公式サイトや誌面でも「不定期連載」として扱われることが多く、数ヶ月掲載がない期間が続くこともあります。雑誌を買っている読者からしても「今月も載っていない……やっぱり打ち切り?」と感じやすい環境があったのは否定できません。
なぜ休載が多い?作者・小林有吾先生の超多忙な舞台裏
打ち切りではないことが分かったところで、次に気になるのは「どうしてそんなに掲載が空くの?」という点ですよね。そこには、作者である小林有吾先生の凄まじい仕事量と、作品へのこだわりが隠されています。
超人気作『アオアシ』との掛け持ちという神業
実は小林先生、現在サッカー漫画の金字塔とも言えるアオアシを『週刊ビッグコミックスピリッツ』で絶賛連載中です。
週刊連載というのは、漫画家にとって肉体的にも精神的にも限界に近いスケジュールを求められる戦場です。その傍らで、別の出版社(講談社)の月刊誌で『フェルマーの料理』を執筆するというのは、まさに「二足のわらじ」どころか、超人業。どうしてもリソースの多くが週刊連載である『アオアシ』に割かれるため、『フェルマーの料理』は時間をかけて丁寧に紡ぐスタイルにならざるを得ないのです。
「数学×料理」という専門性の高いテーマ
この作品の魅力は、何といっても料理を論理的に、かつ数式のように解いていく緻密さにあります。
これを描くためには、膨大な取材が必要です。一流シェフの技術や、実際に使われている調理理論、そしてそれらを数学の概念に落とし込む作業。単なる勢いだけで描ける漫画ではありません。小林先生は一切の妥協を許さない作家さんとして知られており、読者が納得できるクオリティに仕上げるために、あえて時間をかけていると言えます。
アニメ化やメディア展開への対応
さらに近年では『アオアシ』のアニメ新シリーズの監修や、各種メディアミックスの対応も重なっています。これだけ才能が求められる場所が多いと、一人の人間としてのキャパシティはどうしても限界があります。ファンとしては「待つこと自体が応援」というスタンスで見守るのが正解かもしれません。
待望の最新刊!『フェルマーの料理』第7巻の見どころ
さて、そんな「じっくり派」の本作ですが、ついに最新の第7巻が発売されました!今回の巻は、これまでの物語を大きく塗り替えるような、非常に熱い展開になっています。
フランスの絶対王者「カルテス」との接触
第7巻では、ついに世界の頂点が見えてきます。フランス料理界の絶対的な権威である「カルテス」に所属する怪物たちが登場し、北田岳や朝倉海たちの前に立ちはだかります。
これまでは「レストランK」内部の葛藤や成長がメインでしたが、舞台は一気に「世界」へと広がりました。数学的思考でしか到達できない味の領域が、さらにハイレベルに、かつ美しく描かれています。
ライバルたちの覚醒と衝撃の展開
岳の成長はもちろんですが、周りを取り囲むライバルたちの描写も深まっています。特に今巻では、誰が「真の天才」なのかという問いが突きつけられ、物語の根幹に関わる重要なエピソードが盛り込まれています。
単行本派の方はフェルマーの料理 7をぜひ手に取ってみてください。小林先生の筆致がさらに冴え渡り、一コマ一コマの情報量に圧倒されるはずです。
漫画『フェルマーの料理』をこれから楽しむためのガイド
「打ち切りじゃないなら、今のうちに追いつきたい!」という方のために、この作品をより深く楽しむポイントを整理しました。
- 数学的な比喩を「感覚」で楽しむ数式が分からなくても大丈夫です。小林先生の演出は、難しい計算を「視覚的な衝撃」に変えてくれます。
- キャラクターの「狂気」に注目主人公の岳が数学に没頭する時の目、海の料理に対する冷徹なまでの情熱。天才ゆえの孤独や狂気が、ドラマ版以上に生々しく描かれています。
- 既刊をまとめ読みして伏線を確認不定期連載だからこそ、前の巻で登場した何気ないセリフが、数年越しに最新刊で回収されることもあります。
もし紙の書籍で揃えるのが大変なら、電子書籍でのまとめ読みもおすすめですよ。
まとめ:フェルマーの料理の漫画は打ち切り?完結や休載の理由、最新刊7巻の情報について
ここまでお読みいただきありがとうございます。最後にあらためて結論を整理しましょう。
『フェルマーの料理』は打ち切りではなく、現在も最高のクオリティで連載が続いています。
「打ち切り」という噂が出回ったのは、作者の小林有吾先生がアオアシとの兼業で多忙を極めていることや、取材に時間をかけるプロフェッショナルな姿勢ゆえの「不定期連載」が原因でした。
2026年1月に発売された最新刊7巻では、物語は新章へと突入し、これまで以上に激しい「料理×数学」のバトルが繰り広げられています。完結どころか、むしろ物語の核心に迫るのはこれから、といった熱量を感じさせてくれます。
連載ペースはゆっくりかもしれませんが、一話一話の重みは他の漫画の追随を許しません。もしあなたが、まだ最新刊を読んでいないのであれば、ぜひこの機会にチェックしてみてください。北田岳が見せる「数学的真理」の先に、どんな料理が待っているのか。私たちはそれを気長に、しかし熱烈に待ち続ける価値があるはずです。
これからも『フェルマーの料理』の漫画は打ち切りを心配することなく、小林先生が描き出す至高の数学的美味を堪能していきましょう!

コメント