「ジョジョの奇妙な冒険」と聞くと、多くの人が「濃い絵柄」「激しいバトル」「独特の擬音」を思い浮かべるかもしれません。でも、長年のファンなら誰もが知っている真実があります。それは、ジョジョという作品が実はとてつもなく「かわいい」に溢れているということです。
屈強な肉体を持つキャラクターが見せる子供のような笑顔、マスコットのように愛らしいスタンド、そして思わずクスッとしてしまう日常のやり取り。今回は、そんなジョジョの「かわいい」側面にスポットを当てて、作品の新たな魅力を深掘りしていきます。
なぜジョジョのキャラは「かわいい」と言われるのか?
ジョジョのキャラクターが愛される最大の理由は、その強烈な「ギャップ」にあります。命懸けの死闘を繰り広げている最中であっても、彼らは一人の人間としての弱さや、等身大の可愛らしさを失いません。
たとえば、第3部の空条承太郎。クールで無敵のイメージが強い彼ですが、実は海洋生物が大好きという一面があります。物語の後半や続編で見せる、海の生き物に対する情熱や、ふとした瞬間に見せる家族への不器用な優しさは、ファンから「ギャップ萌え」として熱烈に支持されています。
また、第2部のジョセフ・ジョースターも欠かせません。彼は策士でありながら、女装をして敵陣に乗り込もうとしたり(通称テキーラ娘)、おどけたポーズで相手を挑発したりと、非常に表情豊かです。こうした「完璧すぎない人間味」こそが、読者がキャラに対して「かわいい」と感じる原動力になっています。
思わず抱きしめたくなる!癒やしのスタンドたち
ジョジョの代名詞である「スタンド」も、実はかわいい要素の宝庫です。初期こそ恐ろしい外見のものが多かったですが、物語が進むにつれて、意思を持ち、マスコットのように振る舞うスタンドが増えていきました。
その筆頭が、第5部に登場するグイード・ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」です。6人の小さな弾丸型のスタンドたちは、それぞれ個別の性格を持っています。
ご飯の時間になると「給食だー!」とはしゃいだり、仲間割れをして泣き出したり、ミスタの胸ポケットで居眠りをしたり……。戦いの中での頼もしさと、普段の幼児のような無邪気さの対比は、まさに癒やしの極致と言えるでしょう。
また、第4部の「ハーヴェスト」も忘れてはいけません。小さな虫のような姿をした数え切れないほどのスタンドたちが、主人のために一生懸命小銭を拾い集める姿は、どこか健気で愛着が湧いてきます。
読者の保護欲をかき立てる「愛されキャラ」の系譜
ジョジョには、読者がついつい応援したくなる、あるいは守ってあげたくなるような「愛されキャラ」が各部に存在します。
第4部の広瀬康一は、まさにその代表格です。最初は気弱な少年でしたが、戦いを通じて精神的に成長していく姿には、親戚の子を見守るような温かい気持ちにさせられます。彼が山岸由花子に振り回されたり、承太郎に認められて顔を赤らめたりするシーンは、殺伐とした展開の中での清涼剤です。
第5部のナランチャ・ギルガも、非常に人気の高いキャラクターです。17歳でありながら、計算が苦手で子供っぽさが抜けず、フーゴに勉強を教わりながらフォークで刺されるといったコミカルな描写が多く見られます。しかし、仲間のためには命を懸けて戦う。その「純粋な少年性」こそが、彼を最高に可愛く見せているポイントなのです。
日常を彩る「かわいいジョジョグッズ」の世界
こうしたキャラクターたちの魅力を身近に感じられるグッズも、近年は非常に充実しています。かつてはリアルな造形のフィギュアが中心でしたが、最近では「大人かわいい」をテーマにしたアイテムが続々と登場しています。
特におすすめなのが、キャラクターを丸っこくデフォルメしたジョジョ ともぬいシリーズです。カバンに付けて一緒にお出かけする「ぬい撮り」を楽しむファンが急増しており、無骨な承太郎やDIOが柔らかいぬいぐるみになっている姿は、それだけで心が和みます。
また、インテリアとして馴染むジョジョの奇妙な冒険 フィギュアの中にも、最近はパステルカラーを用いたものや、おしゃれなポージングのものが増えています。さらに、キャラクターのモチーフをさりげなく取り入れたピアスやネックレス、スカーフなどのファッションアイテムも展開されており、日常の中でこっそり「推し」を感じられるのが嬉しいですよね。
意外な一面に注目!敵キャラの「お茶目」な魅力
ジョジョの「かわいい」は味方サイドだけではありません。実は敵キャラクターたちにも、愛すべき一面が隠されています。
たとえば、第4部の岸辺露伴。彼は非常にプライドが高く我儘ですが、自分の好奇心を満たすためなら子供相手のジャンケンにも全力で挑み、負けそうになると必死に策を弄します。その大人げないほどの必死さは、読者から「子供っぽくてかわいい」と親しまれています。
第5部の暗殺チームも、非情な殺し屋集団でありながら、メンバー同士の強い絆や、ちょっとした会話の掛け合いに人間味が溢れています。リーダーのリゾットに対する信頼や、それぞれの個性がぶつかり合う様子は、二次創作などでも「かわいい」と評されることが多いポイントです。
女性キャラクターが魅せる「凛とした可愛さ」
もちろん、女性キャラクターたちの活躍と可愛らしさも外せません。
第5部のトリッシュ・ウナは、最初は潔癖症で高飛車なお嬢様として登場しますが、過酷な旅を経て、精神的に自立していく姿が描かれます。彼女がおしゃれに拘る女の子らしい一面を持ちつつ、覚悟を決めてスタンドを発現させる瞬間の美しさは、多くの女性ファンの憧れでもあります。
第6部の主人公、空条徐倫もまた、歴代最高の「かっこかわいい」ヒロインです。父・承太郎譲りのタフさを持ちながら、恋に悩み、涙を流し、それでも前を向く姿は、読者の胸を打ちます。
癒やしを求めるなら、動物キャラも見逃せない
ジョジョには印象的な動物キャラクターも登場します。第3部のイギーは、コーヒーガムが好物のボストンテリア。初期のリアルな犬の姿から、徐々に表情豊か(というか人間臭い顔)に変化していく過程が面白く、最後に見せた仲間への想いには全読者が涙しました。
第4部に登場する、透明になる赤ちゃん「静・ジョースター」を、ジョセフが不器用にあやすシーンも、作品屈指のほっこりエピソードです。血気盛んなスタンド使いたちが、赤ん坊一人に右往左往する姿は、まさにジョジョ流の癒やしと言えるでしょう。
聖地巡礼やコラボイベントで体験する「ジョジョの世界」
作品の外でも、ジョジョの「かわいい」に触れる機会はたくさんあります。アニメ化や周年記念で開催される「ジョジョ展」では、原作者・荒木飛呂彦先生の描く、ファッショナブルで鮮やかな色彩の世界を堪能できます。
また、期間限定のコラボカフェでは、キャラクターやスタンドをモチーフにした可愛らしいメニューが登場します。「セックス・ピストルズのサラミピザ」や、キャラクターのヘアスタイルを再現したスイーツなど、見た目のインパクトと可愛さを兼ね備えた料理は、ファンなら一度は体験したいものです。
こうしたイベントに参加する際は、お気に入りのジョジョ ポーチなどにグッズを忍ばせていくと、より一層気分が盛り上がります。
【決定版】ジョジョの「かわいい」魅力を徹底解剖!人気キャラから癒やしスタンドまで
ここまで見てきたように、ジョジョの魅力は決して「強さ」や「怖さ」だけではありません。むしろ、キャラクターたちが時折見せる弱さ、幼さ、そして深い愛情の中にこそ、本当の意味での「かわいさ」が宿っています。
屈強な男たちが真剣に悩み、笑い、時にはふざけ合う。その一瞬一瞬が、私たちの心を捉えて離さないのです。もし、これまで「絵が苦手だから」「難しそうだから」と敬遠していた方がいたら、ぜひ「キャラクターの可愛さ」という視点で作品を覗いてみてください。
きっと、今まで気づかなかった新しいジョジョの姿が見えてくるはずです。一度その魅力に気づいてしまえば、あなたも「このキャラ、可愛すぎる……!」と、黄金のような精神で叫んでしまうかもしれません。
次はどの部の、どのキャラクターの「かわいい」を探してみますか?ジョジョの世界は、まだまだあなたの知らない愛らしさで満ち溢れています。

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