「えっ、これで終わりなの……?」
世界中で熱狂的なファンを生んだNetflixの歴史スペクタクル大作『ラスト・キングダム』。シーズン5を最後まで一気に駆け抜けた時、そんな寂しさを感じた方も多いはずです。主人公ユトレドの波乱万丈な人生と、イングランド誕生の激動を描いたこの物語。あまりに面白いからこそ、「なぜシーズン6が作られないのか?」「これって打ち切りなの?」という疑問が噴出するのも無理はありません。
実は、この「打ち切り」という言葉の裏には、制作陣の緻密な計算と、ファンなら絶対に知っておくべき「その後の展開」が隠されていました。
今回は、『ラスト・キングダム』がシーズン5で終了した本当の理由と、ドラマのその先に用意されていた驚きの完結編について、徹底的に深掘りしていきます。この記事を読めば、ユトレドの物語がどれほど幸福な形で結末を迎えたのか、その全貌が見えてくるはずです。
『ラスト・キングダム』打ち切りの真相!なぜシーズン6は作られなかったのか
まず、多くのファンが最も気になっている「打ち切り説」について、ハッキリとした結論をお伝えしましょう。
結論から言うと、本作は**「不人気による急な打ち切り」ではなく、制作当初から決められていた「計画通りの終了」**です。
主演のアレクサンダー・ドレイモンやプロデューサー陣は、インタビューの場などで「最初から5シーズンで完結させるビジョンを持っていた」と繰り返し語っています。つまり、視聴率が足りなかったから無理やり終わらされたわけではなく、物語として最も美しいタイミングで幕を引くことが、最初から約束されていたのです。
では、なぜ「シーズン6」という選択肢がなかったのか。そこには、原作小説との密接な関係がありました。
原作小説の巻数とシーズンの構成
本作の原作は、バーナード・コーンウェルによる歴史小説シリーズ『サクソン物語』です。このドラマが始まった当初、原作は10巻までしか出版されていませんでした。
制作陣は「1つのシーズンで原作2巻分を描く」という構成を一貫して守ってきました。
- シーズン1:第1巻・第2巻
- シーズン2:第3巻・第4巻
- シーズン3:第5巻・第6巻
- シーズン4:第7巻・第8巻
- シーズン5:第9巻・第10巻
つまり、シーズン5で原作の10巻分をちょうど消化することになります。物語の大きな区切りとして、ユトレドが長年の悲願であった故郷「ベバンバーグ」を取り戻すまでを描くには、シーズン5がまさに完璧な終着点だったのです。
「打ち切り」という噂が広まった背景には、ドラマ終了の発表時に一部メディアが衝撃的な見出しを使ったことや、ファンがあまりの面白さに「もっと続いてほしい」と熱望したことが関係しています。しかし、中身を開けてみれば、これほど美しく計画的に完結したシリーズも珍しいと言えるでしょう。
BBCからNetflixへ、作品を救った「移籍」のドラマ
今でこそNetflixの看板作品の一つですが、実はこのドラマ、一度は「本当の打ち切り」になりかけた過去があるのをご存知でしょうか。
シーズン1とシーズン2は、イギリスのBBCとアメリカのBBC Americaが共同で製作していました。しかし、アメリカ側が思うように視聴率が伸びないことを理由に制作から離脱。BBC単独ではこのスケールの大きな歴史劇を維持することが難しく、継続が危ぶまれる事態に陥ったのです。
そこで救世主として現れたのがNetflixです。
シーズン3から制作を完全に引き継いだNetflixは、潤沢な予算を投入。これにより、戦闘シーンの迫力は劇的に増し、映像のクオリティも一段上のステージへと引き上げられました。もしこの時、Netflixが手を差し伸べていなければ、私たちはベバンバーグを奪還するユトレドの姿を見ることはできなかったかもしれません。
この「一度終わるかもしれなかった」という歴史が、ファンの間で「打ち切り」という言葉が敏感に反応される理由の一つなのかもしれませんね。
ドラマ完結後の驚きの展開!映画『セブン・キングス・マスト・ダイ』
シーズン5で「計画通り」に終了した『ラスト・キングダム』ですが、実は物語にはまだ続きがありました。
原作の『サクソン物語』は、ドラマの制作が進む間に最終的に全13巻まで書き進められていたのです。つまり、ドラマで描ききれなかった「残りの3巻分」が存在していました。この空白を埋めるために制作されたのが、Netflix映画『ラスト・キングダム: セブン・キングス・マスト・ダイ』です。
映画版が果たした「真の完結」
シーズン5のラスト、ユトレドはベバンバーグを取り戻しましたが、イングランドという一つの国はまだ完成していませんでした。映画版では、その後の歴史的悲願である「イングランド統一」の最終局面が描かれます。
「7人の王が死ぬ」という不吉な予言を軸に、老境に入ったユトレドが、かつての教え子であり王となったアセルスタンとどう向き合うのか。そして、長きにわたる戦いの果てに彼が見た景色とは何だったのか。
本来であれば、この内容は「シーズン6」や「シーズン7」として時間をかけて描くことも可能だったでしょう。しかし、制作陣はあえて「映画」という形を選びました。全10話のドラマにするよりも、密度を高めた2時間の映像作品にすることで、シリーズ全体のフィナーレとしての爆発力を持たせたのです。
もしあなたがシーズン5まで観て、「アセルスタンとの関係が気になる」「イングランドはどうなるの?」と感じているなら、この映画こそが探していた答えになります。
視聴者の声と評価:なぜこれほど愛されたのか
ネット上のレビューやファンコミュニティを見ると、この作品への評価は驚くほど高いことがわかります。特に「打ち切り」を心配していたファンほど、最終的な完結の仕方に満足している傾向があります。
「歴史ドラマは途中で失速することが多いけれど、ラスト・キングダムは最後まで右肩上がりだった」
「ユトレドという男の生き様を、最後まで見届けられて本当に良かった」
「映画版は少し展開が早かったけれど、あのラストシーンは涙なしでは見られない」
こうした声が多いのは、制作陣がファンの期待を裏切らず、キャラクター一人ひとりの結末を丁寧に描いたからでしょう。
また、本作は「運命はすべて(Destiny is all)」というキーワードを軸に、個人の誇りと時代のうねりを絶妙にミックスさせています。過酷な運命に翻弄されながらも、自分の信念を曲げないユトレドの姿は、現代に生きる私たちにも深い共感を呼び起こします。
iPadやFire TV Stickで、何度もこの物語をリピート視聴するファンが後を絶たないのも納得です。
打ち切りではない、伝説の完結をその目で
まとめると、『ラスト・キングダム』にシーズン6がないのは、失敗したからではなく、「5シーズンで原作10巻分を描き、映画で残りの3巻を完結させる」という最高のグランドフィナーレが用意されていたからです。
ドラマシリーズ全46話、そして完結編の映画。この構成は、ストリーミング時代のドラマシリーズとして、一つの理想的な形だったと言えるかもしれません。
もしこれから本作を観ようと思っている方、あるいはシーズン5で止まっている方がいれば、安心してください。この物語は、中途半端に放り出されることはありません。ユトレドの戦いは、最後まで、そして最高潮の状態で描き切られています。
ラストキングダム打ち切りの真相は?シーズン6がない理由と完結後の驚きの展開
あらためて振り返ってみると、この作品の旅路はまさにユトレドの人生そのものでした。局の移籍という困難を乗り越え、世界的な人気を獲得し、計画通りに伝説となって幕を閉じる。
「打ち切り」という誤解を解き、その先にある映画まで含めた全貌を知ることで、この壮大な歴史劇の魅力はさらに深まるはずです。
運命はすべて。
ユトレドが辿り着いた最後の安息と、イングランド誕生の瞬間を、ぜひあなたの目で確かめてみてください。
Netflix プリペイドギフトカードを使って、今すぐその伝説の続きをチェックしてみてはいかがでしょうか。ユトレドと仲間たちの絆、そして裏切りと誇りが渦巻くあの大地が、あなたを待っています。

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