ジョジョのアブドゥルを徹底解説!強すぎる能力や名言、衝撃の退場と復活の謎に迫る
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース」を語る上で、絶対に外せない男がいます。承太郎たちの旅を導き、占い師としての知略と、燃え盛る炎のスタンドで仲間を支え続けた男、モハメド・アブドゥルです。
格闘ゲームやアニメで彼を知った方も多いでしょうが、アブドゥルというキャラクターは掘り下げれば掘り下げるほど、その「あまりの強さ」と「不遇な役回り」のギャップに驚かされます。今回は、ジョジョファンなら避けて通れないアブドゥルの魅力を、能力から名シーン、そして衝撃の最期まで徹底的に紐解いていきましょう。
エジプトの占い師モハメド・アブドゥルとは?
物語の舞台が日本からエジプトへと移る第3部において、アブドゥルはジョセフ・ジョースターの古い友人として登場します。彼の役割は単なる戦士ではありません。一行の中で最も早く「スタンド」という概念を熟知しており、ジョセフと共に旅のガイド役、そして精神的支柱を務める「知恵袋」でした。
彼の初登場シーンを覚えていますか?牢屋に閉じこもる承太郎に対し、問答無用でスタンドを繰り出し、その正体を引き出したのは彼でした。占い師という冷静沈着な肩書きを持ちながら、内面にはエジプトの太陽のような熱い情熱を秘めている。そんな二面性がアブドゥルという男の深みを作り出しています。
もしあなたが彼の活躍をもう一度高画質で観たいなら、ジョジョの奇妙な冒険 第3部 Blu-rayをチェックしてみるのも良いかもしれません。彼の放つ炎の演出は、アニメ版でさらに迫力を増しています。
無敵の火力!マジシャンズ・レッドの恐るべき能力
アブドゥルのスタンド「マジシャンズ・レッド(魔術師の赤)」は、タロットカードの1番「魔術師」を暗示しています。その能力はシンプルにして究極。「熱と炎を操ること」です。
ジョジョの世界には多種多様な特殊能力が登場しますが、純粋な攻撃力において炎という属性は圧倒的に有利です。マジシャンズ・レッドが繰り出す技を振り返ってみましょう。
- クロスファイヤー・ハリケーン炎をアンク(十字架)の形に固めて撃ち出す必殺技です。直撃すれば人体など一瞬で消し飛ばす火力を持ち、連射も可能です。
- 赤い荒縄(レッド・バインド)炎を縄状にして相手を縛り上げます。ただ縛るだけでなく、相手が動こうとすればその熱で焼き斬るという、拘束と攻撃を兼ね備えた恐ろしい技です。
- ライフ・ディテクター(熱探知機)炎でレーダーを作り、生物の呼吸や体温を察知します。暗闇や障害物越しでも敵の位置を特定できるため、索敵能力としても超一流でした。
これほど万能なスタンドは他に類を見ません。近距離パワー型としての殴り合いもできれば、遠距離攻撃も可能。さらに索敵までこなす。正直なところ、アブドゥルが本気で戦い続ければ、ほとんどの刺客は近づくことすらできなかったはずです。
衝撃の離脱と「Yes, I am!」の奇跡的な復活
アブドゥルを語る上で欠かせないのが、インドでの衝撃的なシーンです。J・ガイルとホル・ホースのコンビに襲われた際、ポルナレフを庇って背後から撃たれたアブドゥル。あの瞬間、読者の誰もが「アブドゥルが死んだ!」と絶望しました。
しかし、物語中盤、紅海の島にて彼は劇的な復活を遂げます。自分を「アブドゥルの父」と偽ってポルナレフの前に現れ、正体を明かした時のあの名セリフ。
「チッチッチッ。Yes, I am!(いかにも!)」
このシーンはジョジョ史上屈指の盛り上がりを見せました。実は、弾丸は頭蓋骨をかすめただけで、命に別条はなかったという驚きの展開。この復活劇には、当時の読者アンケートの結果や、物語のバランス調整など様々な大人の事情があったという説もありますが、ファンにとっては「あの頼れる兄貴が帰ってきた!」という喜びの方が勝っていました。
復活後のアブドゥルは、どこか吹っ切れたようなコミカルな一面も見せるようになります。ポルナレフと一緒に敵に小便をかけるシーンなどは、初期の厳格な彼からは想像もつかない、ジョジョらしい「人間味」を感じさせる名場面です。
なぜアブドゥルは最強なのに「不遇」と言われるのか?
アブドゥルの強さは誰もが認めるところですが、物語全体を通してみると、彼は意外にも「まともなタイマン勝負」が少ないことに気づきます。
なぜか?それは彼が「強すぎたから」に他なりません。
炎を自在に操るマジシャンズ・レッドが本領を発揮してしまうと、敵スタンド使いとの駆け引きが成立する前に決着がついてしまうのです。そのため、物語上では「真っ先に不意打ちを食らう」「一時離脱する」「磁石でジョセフとくっつけられる(マライア戦)」といった形で、その火力を封じられる展開が多くなりました。
特にマライア戦でのコミカルな醜態は、彼のパブリックイメージを大きく変えました。しかし、そんな三枚目な役回りすらも完璧にこなしてしまうのがアブドゥルの魅力です。どんなにマヌケな状況になっても、根底にある「高潔な魂」が揺らぐことはありませんでした。
彼の活躍を原作漫画でじっくり読み返したい方は、ジョジョの奇妙な冒険 第3部 文庫版を手に取ってみてください。荒木先生の圧倒的な画力で描かれる炎の造形は、今見ても全く色褪せていません。
ヴァニラ・アイス戦で見せた、あまりに急な「最期」
そして、アブドゥルを語る際に最も胸が締め付けられるのが、DIOの館での最期です。
暗黒空間を操るヴァニラ・アイスのスタンド「クリーム」の急襲。その気配を誰よりも早く察知したアブドゥルは、隣にいたポルナレフとイギーを突き飛ばしました。
直後、彼は亜空間に飲み込まれ、この世から消滅します。残されたのは、彼が突き出した両腕だけでした。
あまりにも一瞬。あまりにあっけない最期。
しかし、その一瞬の判断には「仲間を守る」という彼の信念が凝縮されていました。ポルナレフが叫んだ「アブドゥルーッ!」という悲痛な叫びは、読者全員の心の叫びでもありました。
アブドゥルは最期まで、自分の命よりも仲間の生存を優先しました。彼がいなければ、承太郎たちはDIOの元に辿り着くことすらできなかったでしょう。魂となって昇天していくアブドゥルとイギーの姿は、第3部における最も美しい、そして悲しい名シーンの一つです。
ジョジョのアブドゥルを徹底解説!強すぎる能力や名言、衝撃の退場と復活の謎に迫る:まとめ
モハメド・アブドゥルという男は、ジョースター一行における「大黒柱」でした。
彼のスタンド、マジシャンズ・レッドの圧倒的な火力。
「Yes, I am!」に代表される、ユーモアと自信に満ちた名言。
そして、仲間のために自らを犠牲にした、あまりにも高潔な魂。
一度は死の淵から蘇り、読者を熱狂させた彼が、最終的には仲間を守って静かに消えていく。その生き様は、まさに「魔術師」の名にふさわしい、不思議で、それでいて情熱的なものでした。
アブドゥルの戦いを知ることは、ジョジョ第3部の本質を知ることと同義です。彼が命を懸けて繋いだバトンが、最終的に承太郎の勝利へと繋がった。その事実を噛み締めながら、もう一度彼の活躍を振り返ってみてはいかがでしょうか。
もし、この記事を読んでアブドゥルのフィギュアをデスクに飾りたくなったなら、超像可動 マジシャンズ・レッドを検索してみてください。彼の放つ「クロスファイヤー・ハリケーン」の熱気が、あなたの部屋にも届くかもしれません。
アブドゥルの物語は、私たちの心の中で今もなお、マジシャンズ・レッドの炎のように激しく燃え次は、アブドゥルと共に戦った「ポルナレフとの友情」や、他のメンバーの詳細なスタンド考察についても深掘りしてみませんか?続けています。

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