「えっ、ここで終わりなの?」と、最終巻を閉じて呆然とした方も多いのではないでしょうか。
人気ファンタジー作品『世界最強の後衛 〜迷宮国の新人探索者〜』。独創的なジョブ設定と、仲間との絆を丁寧に描くストーリーで多くのファンを魅了してきましたが、ネット上では「打ち切り」という不穏な言葉が飛び交っています。
せっかくハマった作品が志半ばで終わってしまうのは、ファンとしてこれほど悲しいことはありませんよね。でも、安心してください。実は「漫画版の連載終了」=「作品自体の死」ではないんです。
今回は、漫画版がなぜ完結したのか、その裏事情や原作小説との進度の違い、そして物語の続きをどうやって追いかければいいのか、気になる情報を丸ごと整理してお届けします。
漫画版『世界最強の後衛』が打ち切りと言われる真相
結論から言うと、漫画版が全9巻で「完結」したのは、物語がすべて描き切られたからではありません。原作小説はさらに先の展開が存在しており、漫画版はいわば「第一部完」のような形で幕を閉じました。
なぜ読者が「打ち切り」と感じてしまうのか。それは、多くの伏線が回収されず、迷宮探索もこれからという盛り上がりのタイミングで連載が終わってしまったからです。
一般的に、ライトノベルを原作とするコミカライズ作品には「宣伝」としての側面があります。アニメ化のタイミングに合わせて連載を調整したり、あらかじめ「〇巻まで」と契約が決まっていたりすることも少なくありません。
本作の場合、作画を担当された力蔵先生の圧倒的な画力でキャラクターに命が吹き込まれていた分、そのクオリティで最後まで読みたかったというファンの熱量が、現在の「打ち切り疑惑」に対する悲鳴に繋がっていると言えるでしょう。
原作小説とWeb版の最新状況はどうなっている?
漫画が終わってしまった今、物語の続きを知る唯一の手段は「文字」で追うことです。ここで、原作の供給源となっている2つのルートを確認しておきましょう。
まず一つは、カドカワBOOKSから刊行されている書籍版『世界最強の後衛 〜迷宮国の新人探索者〜』です。
世界最強の後衛 小説こちらは現在、第8巻まで発売されています。書籍版の魅力は、Web版にはない書き下ろしエピソードや、プロの編集者による調整が入った読みやすさにあります。ただし、最近は刊行ペースが非常にゆっくりになっており、ファンはやきもきしながら新刊を待っている状態です。
そしてもう一つが、日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で公開されているWeb版です。こちらは原作者の「とあ」先生が直接投稿しており、無料で読むことができます。
書籍版よりも先の展開が読めるのがWeb版の強みですが、こちらも現在は更新が停滞気味です。作者の体調や別プロジェクトの兼ね合いもあるのかもしれませんが、物語が途絶えたわけではないので、定期的にチェックする価値はあります。
漫画の続きを読みたい!何巻から手に取るべき?
「漫画の9巻まで読んだけど、小説だとどこから読めばいいの?」という疑問に答えましょう。
漫画版のラストシーンを考慮すると、小説版であれば「第5巻」から読み始めるのがスムーズです。
漫画版では省略されてしまった細かい設定や、主人公・アリヒトの心情描写が小説には詳しく書かれています。もし時間に余裕があるなら、あえて1巻から読み直すのもおすすめです。力蔵先生の描いたビジュアルを脳内で再生しながら読み進めると、より一層世界観に浸れますよ。
世界最強の後衛 小説 5巻アリヒトがどのようにして後衛としての能力を極めていくのか、そして仲間たちとの関係がどう変化していくのか。漫画では描き切れなかった「その先」の興奮がそこには待っています。
なぜこの作品はこれほどまでに支持されるのか
ここで一度、作品の魅力について振り返ってみましょう。巷にあふれる「俺TUEEE」系の異世界ものとは一線を画すポイントがいくつかあります。
- 「後衛」という地味な職種へのフォーカス普通なら剣士や魔術師が主役になるところを、あえて支援職である「後衛」にスポットを当てた点が斬新でした。味方を守り、能力を引き出すという戦略的なバトル描写が、ゲーマー気質の読者に刺さったのです。
- 圧倒的な安心感と誠実な主人公主人公のアリヒトは、元サラリーマンという設定もあり、非常に理性的で誠実です。仲間を使い捨てるようなことはせず、一人ひとりの適性を見極めてパーティを育てていく姿は、読んでいて非常に心地よいものがあります。
- 魅力的なヒロインとパーティメンバー五十嵐さんをはじめとする個性豊かなメンバーたち。彼女たちがアリヒトを信頼し、絆を深めていく過程が丁寧に描かれています。これは単なるハーレムものというより、プロフェッショナルなチームが成長していく物語に近い感覚です。
こうした魅力が凝縮されていたからこそ、漫画版の終了を惜しむ声がこれほどまでに大きくなったのです。
続編や第2期、アニメ化の可能性を考察
さて、ファンが最も期待しているのは「アニメ化」や「漫画版の第2期」ではないでしょうか。
現時点では、残念ながら公式からの発表はありません。しかし、異世界ジャンルは不意にアニメ化が決定するパターンも多いです。原作のストックは十分にありますし、根強いファン層も存在します。
漫画版の再開については、今のところ可能性は低いかもしれません。しかし、別の作画担当者を迎えての新シリーズ始動や、完全新作のコミカライズという形での復活例は他の作品でも存在します。
私たちができることは、公式のSNSをフォローし、アンケートや感想を送ることで「まだこれだけファンがいるぞ!」という熱量を伝え続けることです。
迷宮国の探索は終わらない!今後の楽しみ方
漫画が終わってしまったからといって、アリヒトたちの冒険が終わったわけではありません。もしあなたがまだ小説版に触れていないのであれば、それは「新しい楽しみがまだ残っている」という幸運な状態でもあります。
Kindleなどの電子書籍を活用すれば、今すぐその続きを読み始めることができます。
kindle paperwhite大画面のタブレットや電子書籍リーダーがあれば、挿絵の美しさを堪能しつつ、物語に没頭できるはずです。
また、本作のような「ジョブの特性を活かした戦略ファンタジー」が好きなら、同ジャンルの他作品を探索してみるのもいいでしょう。しかし、アリヒトのような「究極のサポート役」を主人公にした作品は、探してみるとなかなか見つからないものです。やはりこの作品は唯一無二の存在と言えます。
世界最強の後衛は打ち切り?漫画版の完結理由と今後の期待まとめ
改めて整理すると、『世界最強の後衛』の漫画版終了は、決して不人気による悲劇的な打ち切りではなく、一つのメディア展開としての「区切り」でした。
確かに漫画で続きが見られないのは寂しいですが、原作小説という広大な迷宮がまだ目の前に広がっています。アリヒトがどのようにして最強の後衛へと登り詰めるのか、迷宮国の謎は何なのか。その答えは、ぜひあなたの手でページをめくって確かめてみてください。
物語はまだ続いています。いつか再び、何らかの形でアリヒトたちの勇姿が画面や誌面で見られる日を信じて、今は小説版でその深淵なる世界を楽しもうではありませんか。
まずは小説5巻をチェックして、止まってしまった時間を動かしてみることから始めてみてくださいね!
世界最強の後衛 小説 5巻

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