競女の打ち切り理由はなぜ?作者が明かした衝撃の真相とアニメ爆死説の嘘を徹底解説!

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「尻と胸だけで戦う水上競技」という、あまりにも突き抜けた設定で世界中に衝撃を与えた漫画『競女!!!!!!!!』。

週刊少年サンデーで連載され、アニメ化まで果たした人気作が、なぜ唐突に幕を閉じてしまったのか。ネット上では長らく「アニメが売れなかったから」「爆死したから打ち切られた」という噂が定説のように語られてきました。

しかし、その裏側には、作者である空詠大智先生が自身のブログで涙ながらに告白した、あまりにも切ない「真実」が隠されていたのです。

今回は、ファンを絶望させた打ち切りの本当の理由と、世間に広まった誤解の数々、そして私たちが知るべき漫画業界の裏側について、徹底的に深掘りしていきます。


アニメ爆死が原因ではない?広まった「デマ」の正体

まず、多くの人が勘違いしている点から整理しましょう。それは「アニメの円盤(Blu-ray/DVD)が売れなかったから連載が終了した」という説です。

確かに、アニメ版競女!!!!!!!!の国内パッケージ売り上げは、数字だけを見れば大ヒットとは言えませんでした。しかし、これが打ち切りの直接的な引き金になったわけではありません。

なぜそう言い切れるのか。それは、作者の空詠先生自身が「アニメが放送される半年以上も前から、編集部から連載終了を言い渡されていた」と明かしているからです。

つまり、アニメが成功しようが失敗しようが、雑誌側ではすでに「終わらせる」という決断が下されていたということ。アニメの不調を理由にするのは、時系列的に無理があるのです。

むしろ、アニメ自体は海外で熱狂的な支持を受けていました。もし当時の編集部がグローバルな視点での収益(配信権など)を今ほど重視していれば、結果は違ったものになっていたかもしれません。

作者が告白した「小学館・編集部との確執」とサポート不足

打ち切りの真相として、空詠先生がブログで吐露した内容は、あまりにも衝撃的なものでした。そこには、一人の漫画家が孤独に戦い、追い詰められていく姿が描かれていたのです。

まず挙げられたのが、編集部からの「サポートの欠如」です。

人気週刊誌での連載は、想像を絶する過酷なスケジュールです。通常、編集者はアシスタントの募集や手配をサポートしますが、空詠先生によれば、そうした基本的なバックアップがほとんど得られなかったといいます。

アシスタントが足りない状況で、あの密度のアクションシーンを描き続けるのは、肉体的にも精神的にも限界を超えていたはずです。

さらに、宣伝面での冷遇もありました。アニメ化という絶好の機会がありながら、雑誌内での扱いが小さかったり、作品を盛り上げようとする熱意が感じられなかったりと、作者と編集部の信頼関係は崩壊寸前だったことが伺えます。

「描きたいものが描けない」という悩み以上に、「描くための環境が整えられていない」という絶望感。これが、作品を終わらせる大きな要因となったのは間違いありません。

突如として訪れた「サンデー改革」の嵐

なぜ、アニメ化までした作品がこれほど冷遇されたのか。その背景には、当時の週刊少年サンデー全体の大きな動きが関係しています。

2015年、サンデーは「大改革」を断行しました。当時の編集長が交代し、雑誌の若返りを図るために、中堅からベテラン作家の連載を次々と終了させる方針を打ち出したのです。

この「サンデー激震の時期」に、『競女!!!!!!!!』も飲み込まれてしまった可能性が極めて高いと言えます。

どれだけ個性的で熱いファンがついていても、アンケートの数字が上位に食い込めなければ、容赦なく切り捨てる。そんなシビアな方針転換の中で、編集部にとって『競女!!!!!!!!』は「守るべき看板」ではなく「入れ替え対象の1つ」として処理されてしまったのかもしれません。

読者が熱狂していた裏側で、冷徹な組織論が動いていた。漫画界の厳しさを物語るエピソードです。

唯一無二のバカゲー的魅力と、描かれなかった伏線

『競女!!!!!!!!』という作品の凄さは、単なるお色気漫画に留まらない「熱量」にありました。

「尻から衝撃波を出す」「胸を高速回転させる」といった荒唐無稽な技の数々。一見するとギャグですが、作中のキャラクターたちは至って真面目。そのギャップが、読む者に「スポ根漫画」としての熱い感動を与えていました。

しかし、打ち切りが決まってからの後半戦は、誰の目にも明らかなほど駆け足になりました。

未回収のまま終わってしまった伏線や、もっと深掘りされるはずだったライバルたちの物語。空詠先生は最終巻のあとがき等でも、本来描きたかった構想がまだまだあったことを示唆しています。

もし、十分なサポートと連載期間が約束されていたら、あの物語はどんな結末を迎えていたのか。ファンの間では、今でも「幻の後半戦」を惜しむ声が絶えません。

競女の打ち切りを乗り越えて。空詠大智先生の現在と再評価

連載終了後、空詠先生は長年連れ添ったサンデー(小学館)を離れ、主戦場を他社へと移しました。

集英社の「少年ジャンプ+」で読み切りを発表し、その後『もっこり半兵衛』などを連載。出版社を変えて再出発した事実は、当時の編集部との溝がいかに深かったかを無言で物語っています。

しかし、悪いことばかりではありませんでした。

打ち切りの真相が明るみに出たことで、かえって『競女!!!!!!!!』という作品の異質さと面白さが再評価されるようになったのです。「あんなに理不尽な状況で、よくこれほど面白いものを描き切った」という同情と称賛が、作品の価値を一段引き上げました。

今でもSNSでは、ふとした瞬間に『競女!!!!!!!!』の奇抜な技や、真剣すぎる試合展開が話題になります。時代が早すぎたのか、あるいは場所が違えば覇権を取っていたのか。

少なくとも、読者の心に刻まれた「尻の衝撃」は、打ち切りという形であっても消えることはありません。

競女の打ち切り理由はなぜ?作者が明かした衝撃の真相とアニメ爆死説の嘘を徹底解説!:まとめ

ここまで、『競女!!!!!!!!』が辿った数奇な運命を振り返ってきました。

改めて整理すると、打ち切りの最大の理由は、巷で言われているような「アニメの不評」ではなく、編集部のサポート不足や方針転換といった「組織の内情」にありました。

空詠先生がブログで声を上げなければ、今もなお「売れなかったから消えた作品」という不名誉なレッテルを貼られたままだったかもしれません。

一人の漫画家が命を削って描いた魂の作品を、私たちは正当に評価したいものです。今からでも遅くありません。あの熱すぎる戦いに触れたことがない方は、ぜひ競女!!!!!!!!のコミックスを手に取ってみてください。

そこには、大人の事情に振り回されながらも、最後まで自分のスタイルを貫き通した、美しくもバカげた「真実の格闘」が刻まれています。

物語は終わってしまいましたが、空詠先生の次回作やこれからの活躍を応援することで、失われた伏線の続きをいつかまた別の形で見られる日が来ることを願ってやみません。

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