学校が終われば、そこは異世界とつながる迷宮――。そんなワクワクする設定でファンを魅了した『放課後の迷宮冒険者』。しかし、最近「続きが見当たらない」「本屋に行っても新刊がない」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
ネット上では「放課後の迷宮冒険者は打ち切りになったの?」という不穏なキーワードも飛び交っています。楽しみにしていた作品が途中で終わってしまうのは、読者として一番悲しいことですよね。
今回は、そんな皆さんの疑問を解消するために、原作小説、書籍版、そしてコミカライズ(漫画版)の現状を徹底的に調査しました。物語の結末はどうなっているのか、なぜ更新が止まってしまったのか、その真相に迫ります。
そもそも『放課後の迷宮冒険者』とはどんな物語?
まずは、この作品の魅力を改めて振り返ってみましょう。本作は、現代日本に突如として出現した「迷宮(ダンジョン)」を舞台にしたファンタジー作品です。
主人公の鵜狩川は、かつて腕利きの冒険者として名を馳せたものの、現在は引退して静かな生活を送る……はずだった「おじさん」世代。そんな彼が、ひょんなことから教え子である女子高生たちを連れて、放課後に迷宮へと潜ることになります。
最近流行りの「俺ツエー系」とは一線を画し、経験に裏打ちされた渋い判断力や、若者たちを導く指導者としての側面が丁寧に描かれているのが特徴です。派手な魔法だけでなく、サバイバル技術や戦術の重要性が説かれる硬派な展開に、多くの大人の読者が熱狂しました。
放課後の迷宮冒険者を手にとって、その重厚な世界観に浸った方も多いはず。しかし、そんな人気作に「打ち切り」の影が忍び寄ります。
書籍版(カドカワBOOKS)の現状:4巻でストップしている理由
最も多くのファンが「打ち切り」を確信してしまった要因は、ライトノベル版(書籍版)の動向です。
本作はカドカワBOOKSから刊行されていましたが、2020年4月に発売された第4巻を最後に、続刊のニュースが途絶えています。一般的にライトノベル業界では、3巻から4巻のタイミングで続刊が出るかどうかが、その後のシリーズ継続の大きな分かれ道となります。
出版社の事情として、売上の推移や市場の反応を鑑みて「シリーズ終了」と判断されることは少なくありません。公式に「打ち切り」と明言されることは稀ですが、4年以上も新刊が出ていない現状を考えると、商業出版としての展開は一旦ストップしている、つまり「実質的な打ち切り」状態にあると言わざるを得ないのが現実です。
読者からは「これから本格的な深層攻略が始まるというところで……」「おじさんと少女たちの関係性が深まってきたのに」と、惜しむ声が後を絶ちません。
漫画版(コミカライズ)も4巻で完結?その内容は
次に、平未夜先生が作画を担当していたコミカライズ版について見ていきましょう。
漫画版は『月刊ドラゴンエイジ』で連載され、単行本は第4巻まで発売されました。しかし、こちらも2022年1月の第4巻発売をもって完結となっています。原作のストックがまだある状態での終了だったため、読者の間では困惑が広がりました。
漫画版の結末は、物語の全てを描ききったというよりは、一つの大きな区切りがついたところで「俺たちの冒険はこれからだ!」という形式に近い終わり方になっています。いわゆる「第1部完」のような形ですが、現時点で第2部の連載予定は立っていません。
コミカライズは原作への入り口として非常に優秀でしたが、こちらも書籍版と同様に、商業的な区切りをつけられた可能性が高いでしょう。
原作(小説家になろう版)は完結しているのか
書籍版や漫画版が止まっていても、大元の「小説家になろう」の連載が続いていれば希望はあります。しかし、残念ながらWeb版の更新状況も芳しくありません。
作者である峰崎龍之介先生の活動報告や更新履歴を確認すると、2020年を境に更新頻度が極端に低下し、現在は長期間の休止状態(いわゆるエターナル)に入っています。
作者が執筆を止めてしまう理由は、プライベートの多忙、健康上の理由、あるいは物語の構成に行き詰まったなど様々ですが、公式な「完結」の報告がないまま止まっているため、ファンとしては「いつか続きが読めるかもしれない」という期待と、「このまま終わってしまうのか」という不安の板挟みになっている状態です。
なぜこれほど面白い作品が「打ち切り」の噂に?
『放課後の迷宮冒険者』は、決してクオリティが低い作品ではありません。むしろ、現代ダンジョンものの中では設定の整合性が高く、キャラクター造形も秀逸です。では、なぜ「打ち切り」という言葉が付きまとうようになったのでしょうか。
- 刊行サイクルの長期停止先述の通り、4巻以降が全く出ないという状況が4年以上続いていることが最大の要因です。
- メディアミックスの同時停止小説と漫画、両方のメディアがほぼ同じタイミングで動きを止めたため、プロジェクト全体が終了したという印象を強く与えました。
- ジャンルの競合過多「現代ダンジョンもの」というジャンルは非常に人気があり、ライバル作品が次々と登場します。その中で、地味で堅実な作風が、より派手な新作に埋もれてしまった可能性は否定できません。
続きが読みたい!そんな時におすすめの楽しみ方
『放課後の迷宮冒険者』の続きが絶望的だからといって、絶望することはありません。この作品が好きだった方にこそ試してほしい、代替案や楽しみ方をご紹介します。
Web版の未読エピソードをチェック
もし書籍版や漫画版しか読んでいないのであれば、ぜひ「小説家になろう」の原作をチェックしてみてください。書籍化の際にカットされたシーンや、書籍版の先にあたるエピソードが掲載されている場合があります。
同ジャンルの名作を探す
本作のような「おじさん主人公」「現代ダンジョン」「放課後」というキーワードが刺さったなら、他の類似作品をディグるのも一つの手です。
これらを探すことで、本作で得られた「あのワクワク感」を再び味わえるかもしれません。
作者・峰崎龍之介先生の今後の活動に期待
作品が止まってしまったのは残念ですが、作者の峰崎先生が筆を折ったと決まったわけではありません。ライトノベル作家の中には、数年の沈黙を経て別作品で大ヒットを飛ばしたり、突然旧作の続きを書き始めたりする方もいます。
ファンにできることは、今ある作品を大切に読み返し、いつか続きが出ることを願って応援し続けることです。中古書店や電子書籍で 放課後の迷宮冒険者 を再度購入し、周囲に布教することも、微力ながら作家への支援に繋がります。
まとめ:放課後の迷宮冒険者は打ち切り?完結の真相と原作・漫画版の最新情報
調査の結果、『放課後の迷宮冒険者』は公式に「打ち切り」と発表されているわけではありませんが、商業的な展開(書籍・漫画)およびWebでの更新が数年にわたり停止しているのが現状です。
- 書籍版: 4巻で実質的な刊行停止。
- 漫画版: 4巻で区切りをつけて連載終了。
- Web版: 長期間の更新休止中。
物語が完結していないのは非常に心苦しいですが、これまで出版された4巻分だけでも、現代ダンジョンものとしての完成度は非常に高い作品です。鵜狩川たちの活躍を忘れないためにも、もう一度読み返してみるのも良いかもしれません。
もし、また迷宮の門が開く日が来れば、その時は全力で彼らの背中を追いかけたいですね。
以上、放課後の迷宮冒険者は打ち切り?完結の真相と原作・漫画版の最新情報を徹底調査! でした。

コメント