「あのアニメ、最高に面白かったのに続きが出ない……」「原作小説がもう何年も止まっているけど、もしかして打ち切り?」
そんな不安を抱えながら、夜な夜な検索窓にタイトルを打ち込んできたファンの方は多いはず。陰陽師たちの熱いバトルと、あまりにも切ない運命を描いた傑作『東京レイヴンズ』。
2017年の第16巻発売から、時計の針が止まったかのような長い沈黙。巷では「作者失踪説」や「未完のまま終了」といった心ない噂が飛び交うこともありました。
しかし、ついにその沈黙が破られる時が来ました。
今回は、多くのファンが最も気にしている「東京レイヴンズは打ち切りなのか?」という疑問の答え合わせとともに、2025年現在の最新状況、そして期待せずにはいられないアニメ2期の可能性について、徹底的に深掘りしていきます。
7年半の沈黙を破る衝撃!東京レイヴンズは打ち切りではなかった
まず、結論から力強くお伝えします。『東京レイヴンズ』は打ち切りになんてなっていません。それどころか、物語は今、再び猛烈な勢いで動き始めています。
2024年までの状況を振り返ると、ファンが「打ち切り」を疑ってしまうのも無理はありませんでした。2017年10月に発売された第16巻以降、新刊の情報がパタリと途絶えていたからです。
通常、ライトノベルの世界で数年も新刊が出なければ、それは実質的な終了を意味することが少なくありません。しかし、2025年3月19日、奇跡とも言えるニュースが飛び込んできました。
待望の最新刊、第17巻『REsiSTANCE』の発売です。
実に約7年半ぶり。これだけの月日が流れても、出版社も著者であるあざの耕平先生も、物語を諦めてはいませんでした。16巻の衝撃的なラストから「次はどうなるんだ!」と悶々としていた読者にとって、これ以上の福音はありません。
もしあなたが途中で追いかけるのを止めてしまっていたなら、今こそ書店や東京レイヴンズで最新巻を手に取る時です。物語はまだ、終わっていません。
なぜこれほどまでに続編発売に時間がかかったのか
それにしても、なぜ7年半もの空白期間が生まれてしまったのでしょうか。これにはいくつかの理由が推察されます。
一つは、物語の密度と複雑さです。第16巻までの展開を思い出してみてください。第一部で積み上げられた伏線が、第二部に入ってから怒涛のように回収され、勢力図は複雑怪奇に入り混じっています。
土御門春虎、夏目、そして十二神将たち。それぞれの正義と目的が交錯する中で、整合性を保ちながらクライマックスへと導くには、並大抵の筆力では足りません。あざの先生自身、物語の着地点を完璧なものにするために、あえて「熟成」の期間を置いたのではないかと考えられます。
また、あざの先生は他の執筆活動(『ブラック・ガムート』など)も並行して行っており、クリエイターとしてのバイオリズムや、プロットの再構築に膨大な時間を要したのでしょう。
しかし、今回の17巻発売によって「書く意思」が明確に示されました。これは打ち切りへの不安を抱えていたファンにとって、何よりも確かな証拠となりました。
原作第17巻で描かれる「レジスタンス」の熱量
最新刊となる17巻では、物語はまさに「最終局面前夜」といった趣を見せています。
第一部(1巻〜9巻)が学園ものとしての陰陽師バトルだったのに対し、第二部(10巻〜)は、国家や世界の理を揺るがす壮大なスペクタクルへと変貌を遂げています。
16巻で描かれた、時を遡るという禁忌に等しい術の代償、そして夏目(飛車丸)と春虎の再会。17巻では、これまでの沈黙を埋めるかのような高密度のエピソードが展開されます。東京を襲う未曾有の霊災、そして立ちはだかる最強の敵「炎魔」。
物語のスケールはもはや一都市の問題を超え、陰陽道の根源にまで迫っています。長らく待たされたファンも「この展開なら、7年待った甲斐があった」と唸るほど、物語の純度は高まっています。
最新刊をまだ読んでいない方は、ぜひ東京レイヴンズ 17をチェックしてみてください。かつて読んだ時のあの熱い血潮が、再び体を駆け巡るはずです。
アニメ2期の制作可能性は?2025年現在の視点から
原作が復活したとなれば、次に気になるのは「アニメ2期」の存在ですよね。
2013年から2014年にかけて放送されたテレビアニメ版は、非常に丁寧な構成で多くの支持を集めました。しかし、放送終了から10年以上が経過しているため、普通に考えれば「今さら2期なんて……」と弱気になってしまうのも分かります。
ですが、最近のアニメ業界にはある「変化」が起きています。
それは「伝説的タイトルのリバイバルブーム」です。10年、20年の時を経て続編が作られたり、完全新作として再始動したりするケースが非常に増えているのです。
『東京レイヴンズ』のアニメ2期について、前向きに考えられる要素を整理してみましょう。
- 原作ストックの完備:アニメ1期は原作9巻までを消化しました。現在は17巻まで発売されており、2クール分、あるいは劇場版を含めた大規模な映像化を行うためのストックは十分に溜まっています。
- 根強いファンの存在:新刊発売時にSNSでトレンド入りするほど、ファンの熱量は衰えていません。制作側にとって、これほど「計算ができる」固定ファンを持つ作品は貴重です。
- クオリティの再評価:当時、エイトビットが手掛けた映像美や、黒崎真音さん(1期OP)による楽曲の素晴らしさは、今見ても全く色褪せていません。
もちろん、制作スタジオのスケジュールや声優陣のキャスティングなど、クリアすべき課題は山積みです。しかし、原作が再始動した今、プロモーションの一環としてアニメプロジェクトが動き出す可能性は、ここ10年で最も高まっていると言えるでしょう。
これから『東京レイヴンズ』を読み始める人へ
「打ち切りじゃないなら読んでみたいけど、今から追いつけるかな?」と思っている方もご安心ください。
この作品の最大の魅力は、読み進めるほどに深まる「謎」と、それが解けた瞬間の「快感」にあります。序盤は王道のファンタジーに見えますが、中盤以降のどんでん返しはライトノベル史に残るレベルです。
もし全巻揃えるのが大変なら、まずはKindleなどの電子書籍で、第一部の完結である9巻まで一気に読んでみることをおすすめします。そこまで読めば、あなたはもう、春虎たちの運命を見届けずにはいられなくなるはずです。
かつてのファンも、新しく興味を持った方も、17巻という大きな転換点を迎えた今こそ、この物語に飛び込む絶好のタイミングです。
東京レイヴンズは打ち切り?17巻発売で判明した真実と続編・アニメ2期の可能性
最後に改めてまとめます。
『東京レイヴンズ』は打ち切りではありません。2025年、私たちは7年半の沈黙を破った第17巻という「奇跡」を目撃しました。
作者のあざの耕平先生は、今もなおこの物語を愛し、完結に向けてペンを走らせています。16巻で止まってしまっていた時間は、再び激しく動き出し、物語はクライマックスという名の終着点を目指して加速しています。
アニメ2期についても、原作の復活という大きな追い風を受けて、決して「夢物語」ではなくなりました。
一度は「もう続きは読めないのかも」と諦めかけた物語が、再び命を吹き込まれる。これほどエキサイティングなことはありません。今すぐ手元の東京レイヴンズを開いて、あの頃の情熱を取り戻しましょう。
北斗が駆け、夏目が舞い、春虎が吠える。その勇姿を見届けられる幸せを、今こそ噛み締めたいと思います。物語の終わりまで、私たちは彼らと共に歩み続ける準備ができています。

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