「ジョジョの奇妙な冒険」という名前を聞いて、あの独特なポーズや強烈な擬音を思い浮かべない人はいないでしょう。でも、いざ「ジョジョっていつから連載されているの?」と聞かれると、正確な日付まで答えられる人は意外と少ないかもしれません。
実は、ジョジョの歴史は私たちが想像する以上に長く、そして深いものです。1980年代から始まり、元号をまたいで今なお最新作が描かれ続けているこの物語は、もはや単なる漫画の枠を超えた「伝説」と言っても過言ではありません。
今回は、ジョジョがいつから始まったのかという基本情報から、各部の連載時期、読むべき順番、そして気になる完結状況まで、ファンならずとも知っておきたい情報をまるごと凝縮してお届けします。
ジョジョの歴史はここから始まった!伝説の連載開始日
「ジョジョの奇妙な冒険」の連載がスタートしたのは、今から遡ること約40年前、1987年のことでした。より厳密に言えば、1986年の年末に発売された『週刊少年ジャンプ』1987年1・2合併号が、すべての始まりです。
当時のジャンプといえば、『北斗の拳』や『ドラゴンボール』といった超人気作がひしめき合っていた黄金時代。その中で、荒木飛呂彦先生が描き出した「人間讃歌」というテーマは、当時の読者にとって非常に新鮮で、かつ衝撃的なものでした。
当初は「波紋」という特殊な呼吸法を用いた吸血鬼との戦いがメインでしたが、これが後の「スタンド」という概念に繋がり、漫画界に革命を起こすことになります。連載開始から一度も勢いを落とすことなく、時代に合わせて形を変えながら続いてきたのは、まさに奇跡に近い出来事です。
もし、この壮大な歴史を最初から体験したいのであれば、まずはジョジョの奇妙な冒険 第1部を手に取ってみるのが一番の近道かもしれません。
歴代シリーズの連載期間を時系列で一挙紹介
ジョジョは「部」ごとに主人公が交代し、舞台や時代背景もガラリと変わるのが最大の特徴です。ここでは、それぞれの部がいつからいつまで連載されていたのか、その変遷を辿ってみましょう。
第1部:ファントムブラッド(1987年)
すべての原点。19世紀のイギリスを舞台に、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの因縁が描かれました。連載期間は1年にも満たない短い期間でしたが、その密度は凄まじいものがあります。
第2部:戦闘潮流(1987年〜1989年)
ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公。波紋を駆使したトリッキーな頭脳戦が繰り広げられました。この頃から、ジョジョ特有のユーモアとスタイリッシュなバトルが確立されていきます。
第3部:スターダストクルセイダース(1989年〜1992年)
ここでついに、後の漫画界に多大な影響を与えた「スタンド(幽波紋)」が登場します。空条承太郎を主人公に、エジプトへの旅を描いたこのシリーズは、ジョジョの人気を不動のものにしました。
第4部:ダイヤモンドは砕けない(1992年〜1995年)
日本のM県S市杜王町を舞台にした、日常の中に潜む異常を描いた一作。東方仗助が主人公です。サスペンス要素が強く、キャラクター一人ひとりの個性がより際立つようになりました。
第5部:黄金の風(1995年〜1999年)
イタリアを舞台に、ギャングスターを目指すジョルノ・ジョバァーナの戦いを描きます。運命に抗う者たちの気高さがテーマとなっており、今なお高い人気を誇る部です。
第6部:ストーンオーシャン(2000年〜2003年)
シリーズ初の女性主人公、空条徐倫が登場。アメリカの刑務所を舞台にした、非常に哲学的でスケールの大きな物語です。この部をもって、1987年から続いた一つの世界線が大きな区切りを迎えました。
掲載誌の移籍と「その後」の物語
ジョジョの連載史上、最も大きな転換点となったのが、第7部からの展開です。これまでは『週刊少年ジャンプ』で毎週連載されていましたが、ここから発表の場を大きく広げることになります。
第7部:STEEL BALL RUN(2004年〜2011年)
当初は「ジョジョ」のタイトルを冠さずに始まったこの作品ですが、実質的にはシリーズの第7部。2005年からは月刊誌『ウルトラジャンプ』へと移籍しました。週刊連載では描ききれなかった重厚なストーリーと、圧倒的な描き込みによる芸術的な作画が話題を呼びました。
第8部:ジョジョリオン(2011年〜2021年)
再び杜王町を舞台にした物語ですが、過去の第4部とはパラレルワールドのような関係性にあります。記憶喪失の主人公・東方定助が自分の正体を探る物語は、約10年というシリーズ最長の連載期間を経て完結しました。
長期間の連載を支える荒木先生の画力や発想の源を知るには、荒木飛呂彦の漫画術などの関連書籍も非常に興味深い内容になっています。
最新作「The JOJOLands」の現在と完結状況
さて、最も気になるのが「今は何が連載されているのか?」という点でしょう。
2023年より、シリーズ第9部となる『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』の連載が『ウルトラジャンプ』にてスタートしています。舞台は現代のハワイ。これまでの歴史を継承しつつも、全く新しい空気感を持った物語が展開されています。
現時点での完結状況をまとめると、第1部から第8部まではすべて完結しており、現在は第9部が絶賛連載中ということになります。ジョジョの物語は、1987年から一度も途切れることなく(部ごとの準備期間を除いて)、現在進行形で未来へと進んでいるのです。
ジョジョをこれから読むならどの順番がベスト?
「いつから連載されているかは分かったけれど、結局どこから読めばいいの?」という疑問を持つ方も多いはず。基本的には、以下の2つのパターンがおすすめです。
1. 王道の時系列順(第1部から)
やはり物語のルーツである第1部から順番に読むのが最も「ジョジョの血統」を感じられます。初期の絵柄に時代を感じるかもしれませんが、読み進めるうちに荒木先生の画風が進化していく様子を楽しめるのも、長期連載作ならではの醍醐味です。
2. 自分の好みの部から
ジョジョは各部で独立した物語としても楽しめるよう作られています。例えば、スタイリッシュなバトルが好きなら第3部や第5部、ミステリーが好きなら第4部や第8部から入るのもアリです。どこから入っても、最終的にはすべての部を読みたくなるのがジョジョの魔力です。
手軽に各部の雰囲気を知りたい場合は、アニメ版をチェックしたり、ジョジョの奇妙な冒険 文庫版で一気に揃えたりするのも良いでしょう。
まとめ:ジョジョはいつから連載?歴代シリーズの開始日や順番、完結状況を徹底解説!
「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年に連載を開始して以来、35年以上の歳月をかけて進化し続けてきた稀有な作品です。第1部から第8部までは完結しており、現在は第9部が私たちの目を楽しませてくれています。
世代を超えて受け継がれるジョースター家の一族と、その宿敵たちの物語。それは単なる格闘漫画ではなく、運命、正義、そして人間としての美しさを問いかけ続ける壮大な叙事詩です。
もし、まだこの世界に触れたことがないのであれば、今こそが絶好のタイミングかもしれません。長い歴史を持つ作品だからこそ、今から読み始めても決して遅すぎることはありません。あなたも「黄金の精神」に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
これからの展開が楽しみな最新シリーズを追いかけるためにも、まずはThe JOJOLandsをチェックして、リアルタイムの熱量を感じてみてください。ジョジョの歴史は、今この瞬間も更新され続けているのですから。

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