大正時代の空気感をそのまま閉じ込めたような美しい画力と、30歳の軍人・文治と12歳の少女・姫子の18歳差の恋を描いた人気漫画『煙と蜜』。
読み進めるほどに二人の純粋な関係に引き込まれていく本作ですが、ネット上ではなぜか「打ち切り」や「連載終了」といった不穏なキーワードが検索されています。
「続きが読みたかったのに、もしかして終わっちゃったの?」
「最新刊がなかなか出ないけど、何かあった?」
そんな不安を抱えているファンの皆さんのために、現在の連載状況や過去の休載の経緯、そして待望の最新刊情報について、真実を詳しくお伝えしていきます。
結論:『煙と蜜』は打ち切りではない!現在も絶賛連載中
まず、最も気になる疑問に対してはっきりとお答えします。
『煙と蜜』は打ち切りになっていませんし、物語も完結していません。
現在もKADOKAWAの漫画誌『ハルタ』にて、著者である長蔵ヒロコ先生によって大切に連載が続けられています。物語の舞台である大正時代の情緒あふれる描写や、文治と姫子のゆっくりと進む心の交流は、今もなお更新され続けているのです。
では、なぜ「打ち切り」という噂が流れてしまったのでしょうか。そこには、過去の長期休載や本作ならではの制作スタイルが関係しています。
打ち切りの噂が出た理由は「長期休載」と「刊行ペース」にあり
ファンを不安にさせた最大の原因は、2022年から2023年にかけて行われた長期休載です。
当時、長蔵ヒロコ先生は重度のヘルニアを患っており、漫画執筆を続けることが困難な状況にありました。座りっぱなしの作業が続く漫画家という職業にとって、腰の病は文字通りの死活問題です。
加療とリハビリのために「ハルタ Vol.91」から約8ヶ月間にわたる休載が発表された際、SNSやネット掲示板では「このまま連載が終了してしまうのではないか」「打ち切りになるのでは」という憶測が飛び交いました。
また、『煙と蜜』という作品そのものが持つ「圧倒的な描き込み量」も、刊行ペースに影響を与えています。
- 着物の緻密な柄や質感
- 当時の軍服のボタンや装飾の細部
- 大正時代の建築物や調度品の再現
- キャラクターの繊細な表情の変化
これらを一切の妥協なく描き切る長蔵先生のスタイルは、読者を魅了する一方で、物理的に制作時間がかかるという側面を持っています。掲載誌である『ハルタ』が年10回刊という特殊なスケジュールであることも重なり、一般的な週刊誌や月刊誌に比べて「新刊が出るまでの間隔が長い」ことが、一部の読者に「終わったのかな?」と誤解させてしまった要因といえるでしょう。
文治と姫子の関係を彩る魅力的なメディア展開
『煙と蜜』は、打ち切りどころか、むしろ編集部やメディアから非常に手厚くバックアップされている作品です。
特に2024年に発売された単行本第六集では、ファン待望のドラマCD付き特装版が登場しました。土屋文治役に日野聡さん、花塚姫子役に幸村恵理さんという豪華キャストが起用され、二人の甘やかで静かな時間が見事に音声化されています。
もし作品の人気が低迷していたり、打ち切りの予定があったりすれば、これほど贅沢なメディア展開は行われません。むしろ「大切に完結まで描き切ってほしい」という編集側の期待と、ファンの熱烈な支持があるからこそ、こうした豪華な付録や企画が実現しているのです。
煙と蜜待望の最新刊!第7巻の発売日はいつ?
「打ち切りではない」と分かって一安心したところで、次に気になるのは「次の単行本はいつ読めるのか」という点ですよね。
現在の公式情報やこれまでの刊行スケジュールから予測される、最新刊の情報をお届けします。
前巻である第六集が2024年11月に発売されました。これまでのペースを考えると、ファンの皆さんは首を長くして待っている状態かと思います。
最新のスケジュールによると、『煙と蜜』第七集は2026年3月13日に発売予定となっています。
物語は、文治と姫子の関係に少しずつ変化が訪れる、非常に重要な局面を迎えています。軍人としての覚悟を持つ文治と、背伸びをしながらも真っ直ぐに彼を想う姫子。二人の周囲を取り巻く人々や時代の足音も相まって、ますます目が離せない展開が続いています。
『煙と蜜』をより深く楽しむためのポイント
休載期間や刊行の待ち時間を経てでも、なぜこれほど多くのファンが本作を支持し続けるのでしょうか。改めてその魅力を整理してみましょう。
- 18歳差という絶妙な距離感30歳の軍人と12歳の令嬢。一見すると「年の差がありすぎる」と感じるかもしれませんが、本作の魅力は、文治が姫子を一人の女性として、そして一人の人間としてこの上なく大切に扱っている点にあります。焦らず、ゆっくりと時間をかけて二人の絆が深まっていく様子は、現代のスピード感ある恋愛漫画とは一線を画す「尊さ」があります。
- 大正ロマンを五感で感じる描写ページをめくるたびに、当時の煙草の香りや、着物の擦れる音、淹れたての紅茶の温かさが伝わってくるような作画。特に文治が嗜む煙草の煙の描写は、タイトルの通り作品の象徴的な美しさを放っています。
- 単行本でしか見られない「おまけ」の充実雑誌掲載時だけでなく、単行本には描き下ろしのエピソードや設定資料がふんだんに盛り込まれています。刊行を待つ時間は長いですが、その分、一冊を手にした時の満足感は他の作品の追随を許しません。
まとめ:煙と蜜は打ち切り?完結した?連載終了の噂の真相と最新刊7巻の発売日を徹底調査!
調査の結果、『煙と蜜』が打ち切りになったという事実は一切ありませんでした。
噂の出所は、長蔵ヒロコ先生の体調不良(ヘルニア)による一時的な長期休載や、その圧倒的なクオリティを維持するための緩やかな刊行ペースによるものでした。現在は体調も回復され、雑誌『ハルタ』にて文治と姫子の物語は着実に進んでいます。
最後に、重要な情報をもう一度おさらいしておきましょう。
- 連載状況: 打ち切りではなく、雑誌『ハルタ』にて継続中。
- 最新刊情報: 第七集が2026年3月13日に発売予定。
- 作品の質: 画力の高さと丁寧な心理描写は健在。ドラマCD化など人気も絶大。
文治の深い愛情と、姫子のひたむきな想い。大正という激動の時代の中で、二人がどのような未来を描いていくのか。打ち切りの心配をすることなく、私たちは安心して二人の恋路を最後まで見守ることができそうです。
次巻の発売を楽しみに待ちながら、改めて第一集から読み返して、あの美しい世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
ハルタ

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