由利麟太郎のドラマは打ち切り?全5話で終了した本当の理由と続編の可能性を徹底解説!

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「えっ、もう終わりなの?」

2020年の夏、テレビの前でそう声を上げた人は少なくなかったはずです。吉川晃司さんが銀髪の白馬に乗った騎士のごとくクールに事件を解決するドラマ『探偵・由利麟太郎』。その幕切れがあまりにも早すぎたため、ネット上では「打ち切りなの?」「不評だったから短くなったの?」という憶測が飛び交いました。

名探偵・由利麟太郎と、その助手・三津木圭介(志尊淳さん)の凸凹バディ。京都を舞台にしたおどろおどろしい世界観にどっぷり浸かり始めた矢先の全5話完結。

今回は、なぜこのドラマがこれほどまでに短かったのか、その裏に隠された真実と、ファンの間で根強く囁かれる「続編」の可能性について、当時の状況を振り返りながら紐解いていきます。


異例の「全5話」が打ち切りと勘違いされた背景

通常、日本の地上波連続ドラマといえば、4月・7月・10月・1月の各クールに合わせて、約3ヶ月間(10話前後)放送されるのが一般的です。そんな中で「全5話」という構成は、確かに視聴者からすれば「何かトラブルがあったのでは?」と疑いたくなる短さですよね。

実際に放送が始まると、SNSではその独特な世界観が話題になりましたが、同時に「話の展開が早すぎる」「もっとじっくり見たい」という声も目立ちました。さらに、第1話の視聴率が好調だった反面、第2話以降で数字が少し落ち着いてしまったことも、「数字が悪かったから早めに切り上げられた」という「打ち切り説」を補強する材料になってしまったのです。

しかし、真相はもっと意外なところにありました。


全5話で終了した本当の理由:オリンピックとコロナの交差点

結論から申し上げますと、このドラマは「打ち切り」ではありません。最初から最後まで、予定通りの「全5話」として制作されていました。

なぜこれほどタイトなスケジュールだったのか。そこには2020年という特殊な年ならではの事情が大きく関わっています。

東京オリンピックへの忖度と放送枠

本来、2020年の夏は東京オリンピックが開催される予定でした。テレビ局側は、オリンピック期間中の大規模な放送編成の変更を予測しており、通常のドラマよりも短い期間で完結させる必要があったのです。

カンテレ(関西テレビ)が制作したこのドラマは、最初から「5週連続特別ドラマ」という枠組みで企画されていました。つまり、マラソンや競技中継に番組が潰される前に、サクッと高品質なミステリーを完結させてしまおうという戦略的な判断だったわけです。

「撮影済み」だったからこそ放送できた奇跡

実はこのドラマ、2020年3月末にはすべての撮影を終えていました。これが何を意味するか分かりますか?

当時、日本中が新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言下となり、多くの春ドラマが撮影中断や放送延期に追い込まれました。そんな中、『探偵・由利麟太郎』はすでに映像が完成していたため、予定通りに放送を開始することができた「奇跡のドラマ」でもあったのです。

もしこれが10話構成の予定で制作されていたら、他のドラマと同様に撮影が止まり、さらに放送が遅れていたかもしれません。「全5話」というコンパクトな設計だったからこそ、あの時期に私たちは由利麟太郎に会うことができたのです。


原作ファンも驚いた「現代版・由利麟太郎」の挑戦

このドラマを語る上で外せないのが、横溝正史氏による原作からの大胆なアレンジです。原作の由利麟太郎シリーズは、戦前・戦後の昭和初期を舞台にした重厚な本格ミステリー。しかし、ドラマ版では舞台を「現代の京都」にアップデートしました。

  • 吉川晃司さんが演じる由利麟太郎は、元警視庁捜査一課長という肩書きを持ち、先端恐怖症でありながら弓道の達人。
  • 志尊淳さん演じる三津木圭介は、ミステリー作家志望の青年で、SNSを駆使して事件を追う。

この「古き良きドロドロとした横溝ワールド」と「スタイリッシュな現代劇」の融合は、視聴者の間でも評価が分かれました。

ある人は「映像が美しくてかっこいい!」と絶賛し、ある人は「横溝正史はもっと泥臭いほうがいい」と苦言を呈する。この熱量の高い議論が起こったことも、作品が短期間で強い印象を残した理由の一つでしょう。

特に、原作屈指の名作として知られる「蝶々殺人事件」を最終エピソードに持ってきた構成は、ファンにとって非常に見応えのあるものでした。


豪華キャストとスタッフが作り上げた独特の美学

吉川晃司さんの圧倒的な存在感は、このドラマの背骨でした。白髪をなびかせ、一言も発さずに犯人を追い詰める姿は、もはや日本のドラマの枠を超えたハードボイルドな美学を感じさせましたよね。

また、脇を固める俳優陣も非常に豪華でした。

  • 田辺誠一さん演じる等々力警部のお茶目な一面。
  • 毎回登場するゲスト怪演俳優たちの迫力。

こうしたクオリティの高さが、「もっと長く見たかった」「5話で終わるのはもったいない」というファンの飢餓感を生み出したのです。

もしあなたが、ドラマ版の世界観をもっと深く掘り下げたい、あるいは原作の雰囲気を現代のデバイスで楽しみたいなら、Kindleなどで原作小説をチェックしてみるのも面白いかもしれません。

横溝正史 由利麟太郎

続編の可能性は?ファンが待ち望む再会の時

さて、多くの人が最も気になっているのが「続編はあるのか?」という点ですよね。

2020年の放送から時間は経過していますが、続編の可能性はゼロではありません。むしろ、いくつかのポジティブな要素が揃っています。

  1. 原作ストックが豊富にある横溝正史氏が描いた「由利麟太郎シリーズ」は短編・長編含めかなりの数が存在します。ドラマで扱ったのはほんの一部。まだまだ映像化できるエピソードは眠っています。
  2. 配信での再評価現在、このドラマは各種動画配信サービスで見ることが可能です。放送当時に見逃した層が「こんなに面白いドラマがあったのか」とSNSで発信するケースも増えており、視聴データの蓄積が続編制作の大きな後押しになることがあります。
  3. キャストの成熟吉川晃司さんも志尊淳さんも、さらに俳優としての深みを増しています。今、改めてあのコンビが現代の難事件に挑む姿を見たいという需要は高いはずです。

公式な発表はまだありませんが、例えばスペシャルドラマとしての復活や、映画化という形での再始動を期待せずにはいられません。


まとめ:由利麟太郎のドラマは打ち切り?全5話で終了した本当の理由と続編の可能性を徹底解説!

改めて整理すると、『探偵・由利麟太郎』が全5話で終了したのは、決して不人気による「打ち切り」ではなく、オリンピックイヤーに合わせた戦略的な短期集中放送だったから、というのが真実です。

コロナ禍という困難な時期に、高品質なミステリーを届けてくれた制作陣の熱意。そして、限られた話数だからこそ凝縮された吉川晃司さんの美学。それらが重なり合った結果、今なお語り継がれる「伝説の5話」になったと言えるでしょう。

「もっと続きが見たい」という私たちの願いが、いつか公式に届く日が来ることを信じて。それまでは、配信や原作本で、あの静謐で刺激的な京都の事件簿を読み返してみてはいかがでしょうか。

由利麟太郎の洞察力が、あなたの日常に潜む小さな謎を解くヒントをくれるかもしれません。

次なる吉報を待ちつつ、まずは手元のデバイスでもう一度、あの銀髪の探偵の勇姿を追いかけてみましょう。

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