「えっ、あのアニメ、結局2期はやらないの?」「原作もいつの間にか終わってたけど、もしかして打ち切り?」
そんな疑問を抱いているファンの方は少なくありません。個性豊かな擬人化美少女アニマルたちが、人間(?)の主人公・間様くんを振り回すドタバタ学園コメディ『群れなせ!シートン学園』。
2020年のアニメ放送時は、その斬新すぎるビジュアル(オスはリアルな動物、メスは可愛い女の子)と、意外にもガチすぎる動物雑学で大きな話題を呼びました。
今回は、この作品がなぜ「打ち切り」と噂されるのか、原作が完結した本当の理由、そして誰もが気になるアニメ2期の可能性について、徹底的に深掘りしていきます。
結論から言うと「打ち切り」ではない?原作完結の真相
まず、ファンの皆さんが一番気になっている「原作マンガは打ち切りだったのか」という点についてお話しします。
結論からお伝えすると、公式に「打ち切り」と発表された事実は一切ありません。原作マンガは2021年5月、Cygamesの漫画アプリ「サイコミ」にて、全15巻をもって堂々の完結を迎えました。
では、なぜ打ち切り説がここまで根強く囁かれているのでしょうか。その理由は、物語の「終盤のスピード感」にあります。
『群れなせ!シートン学園』は、サイコミの初期を支えた大人気看板作品でした。しかし、最終回に向けて、これまで広げられていた伏線が一気に回収され、物語が急速に畳み込まれた印象を抱いた読者が多かったのです。
特に、異種族間の対立や、主人公とヒロインであるランカとの関係性の着地が、あまりにスムーズ(かつスピーディー)だったため、「人気が落ちて急いで終わらせたのでは?」という推測が生まれてしまったわけですね。
しかし、全15巻というボリュームは、現在の漫画業界、特にWeb連載作品としては十分に長期連載の部類に入ります。作者の山下文吾先生も、物語の核心である「種族を超えた共存」というテーマをしっかり描き切っており、構成としては「納得の完結」と見るのが自然でしょう。
なぜ「打ち切り」というワードが検索されるのか
そもそも、なぜこれほどまでに「打ち切り」という言葉が飛び交うのか、その背景にはWebマンガ特有の事情も関係しています。
連載媒体である「サイコミ」は、PV数や単行本の売上、そしてアプリ内での「先読み」の数字が、連載継続の判断に極めてシビアに影響することで知られています。
本作のようにアニメ化まで果たした作品であっても、連載が数年に及ぶと、どうしても中だるみや読者数の減少が起こるものです。そうした空気感を感じ取ったファンが、「このまま終わってしまうのではないか」という不安から検索を繰り返した結果、検索エンジンで「打ち切り」というキーワードがセットで表示されるようになってしまったという側面もあります。
また、最終巻である群れなせ!シートン学園 15巻を手に取った読者からは、「もっと続いてほしかった」「まだ見たかった動物がたくさんいる」という惜しむ声が多く上がりました。この「もっと読みたかった」という読者の未練が、ネガティブな噂に拍車をかけたのかもしれません。
アニメ2期の制作がなかなか発表されない理由
次に、アニメ版の続編について考察していきましょう。
アニメ1期は、木野日菜さんや石谷春貴さんといった実力派声優陣の熱演、そしてナレーションに玄田哲章さんを起用するという豪華な布陣で、高いクオリティを誇っていました。しかし、放送から数年が経過した今も、2期の制作発表はありません。
そこには、アニメ業界ならではのシビアな事情がいくつか考えられます。
1. 円盤売上と配信実績のバランス
かつてのアニメ業界では「Blu-ray・DVDが数千枚売れれば2期確定」という分かりやすい指標がありました。しかし、現在はFire TV Stickなどを活用した動画配信サービス(VOD)での再生数が非常に重視されます。
『群れなせ!シートン学園』は配信でも好調ではありましたが、社会現象を巻き起こすほどの爆発的な数字には至りませんでした。製作委員会としては、大きな投資をして2期を作るための「決定打」に欠けている状態なのかもしれません。
2. 原作がすでに完結している
アニメ化の最大の目的の一つは「原作マンガの販促」です。マンガが連載中であれば、アニメを放送することで単行本の売上アップが見込めます。
しかし、本作はすでに完結しています。完結済みの作品をアニメ化する例も少なくありませんが、どうしても現役で連載中の作品よりは後回しにされがちです。
3. Cygamesの他IPとの優先順位
本作の製作にはCygamesが深く関わっています。Cygamesといえば、『ウマ娘 プリティーダービー』や『プリンセスコネクト!Re:Dive』など、超巨大な自社IPを多数抱えています。
限られたリソースの中で、どの作品にアニメ化の予算を投じるかという経営判断が行われる際、どうしてもアクティブユーザー数が多い自社ゲーム作品が優先されてしまうのは、企業として致し方ない部分があるでしょう。
最終回はどんな内容だった?読者の評価をチェック
原作の最終回について、ネタバレを避けつつ触れるとすれば、それは非常に「シートン学園らしい」終わり方でした。
絶滅種と現生種の対立、そして「人間」という特殊な存在である間様くんが、どのように動物たちと向き合い、どんな「群れ」を作るのか。その答えがしっかりと提示されています。
ネット上のレビューを調査してみると、以下のような声が目立ちます。
- 「ドタバタだったけど、最後は綺麗にまとまって感動した」
- 「動物の知識も最後までしっかり入っていて、ためになった」
- 「ランカが最後まで可愛すぎて、ロスが激しい」
このように、実際に最後まで読んだ読者の満足度は非常に高いのです。打ち切りで無理やり終わらされた作品によくある「伏線全投げ」「俺たちの戦いはこれからだ!」といった投げやりなラストではありませんでした。
もし、アニメの続きが気になって夜も眠れないという方がいれば、群れなせ!シートン学園 コミックセットをチェックして、その目で結末を確かめることを強くおすすめします。
続編や新作の可能性はあるのか
では、今後『群れなせ!シートン学園』の世界に再び触れる機会はあるのでしょうか。
現在、作者の山下文吾先生は別の作品や活動に注力されています。スピンオフ作品や「新・シートン学園」といった直接的な続編の動きは、今のところ確認できていません。
しかし、アニメ界隈では、放送から5年、10年経ってから「復活」するケースも珍しくありません。特に本作は、唯一無二のコンセプト(動物の生態を学べるギャグアニメ)を持っているため、教育的な側面も含めて再評価される可能性を秘めています。
ファンの私たちができることは、公式のSNSをフォローし続け、配信サイトなどで繰り返し視聴して「まだこれだけの熱量があるファンがいるぞ!」とアピールし続けることかもしれませんね。
まとめ:群れなせ!シートン学園は打ち切り?完結の理由やアニメ2期・続編の可能性を徹底検証
ここまで、『群れなせ!シートン学園』にまつわる様々な噂や真実について解説してきました。
今回の内容を整理すると、以下のようになります。
- 原作は打ち切りではなく「描き切り」による完結
- 終盤の展開が早かったことが、打ち切り説の出所となった可能性が高い
- アニメ2期については、原作完結や戦略上の理由で現状は未定
- 最終回の評価は非常に高く、作品としての完成度は保証されている
この作品が残した「種族が違っても、群れになれる」というメッセージは、今読み返しても非常に深く、心に響くものがあります。
間様くんのツンデレっぷりや、ランカの無邪気な「ペロペロ」が恋しくなったら、ぜひマンガを全巻読み返してみてください。アニメ化された範囲の先には、さらに濃いキャラクターと、驚きの動物雑学が待っています。
『群れなせ!シートン学園』が「打ち切り」という悲しい噂を乗り越え、いつか再びアニメで動く動物たちに会える日が来ることを、一ファンとして願ってやみません。
もしあなたがまだ原作の最終回を読んでいないのなら、群れなせ!シートン学園で彼らの「卒業」をぜひ見届けてあげてくださいね!

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