『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』。イタリアの美しい街並みを舞台に、運命に抗う者たちの熱い戦いを描いたこの物語は、シリーズの中でも屈指の人気を誇ります。
「あのキャラの名前は何だっけ?」「スタンド能力の詳細を思い出したい!」そんなファンの皆さんのために、今回は主要メンバーから強烈な個性を放つ敵役まで、ジョジョ5部の全キャラ一覧を徹底解説していきます。
運命を切り開く「護衛チーム」主要メンバー一覧
物語の主役となるのは、ギャング組織「パッショーネ」の内部で、ボスの娘を護衛する任務を与えられたブチャラティ率いるチームです。彼らは単なる犯罪者ではなく、それぞれの「正義」と「覚悟」を持って戦いに身を投じています。
ジョルノ・ジョバァーナ
本作の主人公。DIOの息子でありながら、ジョースター家の「黄金の精神」を継承しています。
- スタンド名: ゴールド・エクスペリエンス
- 能力: 物質に生命を与え、動植物に変える。
- 名言: 「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある」冷静沈着な判断力と、敵に対して一切の容赦をしない冷徹さを併せ持つ、歴代主人公の中でも異色の存在です。
ブローノ・ブチャラティ
チームのリーダー。街の人々からも信頼される、人情に厚い男です。
- スタンド名: スティッキィ・フィンガーズ
- 能力: 殴ったものにジッパーを付け、空間を切り離したり接続したりする。
- 名言: 「アリーヴェ・デルチ(さよならだ)」物語中盤、ボスの非道な行いに激怒し組織を裏切る決断をします。その際に負った傷は致命傷でしたが、ジョルノの能力によって「動く死体」となりながらも、最後まで仲間を導きました。
レオーネ・アバッキオ
元警察官という経歴を持つ、チームの最年長。
- スタンド名: ムーディー・ブルース
- 能力: 指定した時間の過去の出来事を「再生(リプレイ)」する。戦闘向きではない能力ですが、ボスの正体を暴くための索敵において最大の貢献を果たしました。彼の最期、かつての同僚と再会するシーンは涙なしには見られません。
グイード・ミスタ
チームのムードメーカーであり、凄腕の暗殺者。
- スタンド名: セックス・ピストルズ
- 能力: 6人の小さなスタンドたちが弾丸を蹴り、軌道を自由自在に変える。「4」という数字を極端に嫌うジンクスを持っていますが、戦闘での生存率は極めて高く、最後まで生き残った数少ないメンバーの一人です。
ナランチャ・ギルガ
無邪気さと凶暴さを併せ持つ少年。
- スタンド名: エアロスミス
- 能力: プロペラ戦闘機型のスタンド。二酸化炭素を検知し、見えない敵を探知する。読み書きも満足にできなかった彼が、ブチャラティという「救い」に出会い、一人の戦士として成長していく姿は多くの読者の心を打ちました。
パンナコッタ・フーゴ
IQ152の天才少年ですが、キレると手が付けられない激情家。
- スタンド名: パープル・ヘイズ
- 能力: 拳のウイルス凶器を割り、数秒で生物を腐らせる殺人ウイルスを散布する。あまりに危険な能力のためか、組織を裏切るブチャラティについていけず、物語の途中で離脱するという異例の展開を迎えました。
トリッシュ・ウナ
物語の鍵を握る、ボスの実の娘。
- スタンド名: スパイス・ガール
- 能力: 叩いたものをゴムのように柔らかくする。最初はわがままな少女でしたが、自分自身の運命と向き合うことでスタンド能力を発現させ、戦う意志を持つ女性へと変貌しました。
組織の闇を支配する「ボス」とその側近
次に、ジョルノたちの最大の障壁となる「パッショーネ」の首領と、その身辺を警護する親衛隊を見ていきましょう。
ディアボロ
「パッショーネ」の頂点に君臨する男。徹底的に正体を隠し、過去さえも消し去ろうとしています。
- スタンド名: キング・クリムゾン
- 能力: 十数秒の時間を消し去り、自分だけがその中を動くことができる。さらに数秒後の未来を予知する「エピタフ」を持つ。最強クラスの能力を誇りますが、その本質は「恐怖」に怯える臆病な独裁者です。
ヴィネガー・ドッピオ
ディアボロの「もう一つの人格」である少年。
- 能力: ボスのスタンド能力の一部(エピタフなど)を使用できる。自分が二重人格であることに気づかず、身の回りのものを電話だと思い込んでボス(もう一人の自分)と会話する姿は、不気味ながらもどこかコミカルです。
ボス親衛隊の面々
- スクアーロ&ティッツァーノ: 「クラッシュ」と「トーキング・ヘッド」の連携で、言葉を操りチームを混乱に陥れました。
- チョコラータ&セッコ: 5部における最悪のコンビ。殺人ウイルスを撒き散らす「グリーン・ディ」と、地中を潜行する「オアシス」で、ローマの街を地獄に変えました。
悲哀と誇り高き刺客「暗殺者チーム」一覧
5部がこれほどまでに支持される理由の一つに、敵役である「暗殺者チーム」の存在があります。組織内での不遇な扱いに耐えかね、ボスの正体を暴こうとした彼らの戦いもまた、一つの「覚悟」の形でした。
リゾット・ネエロ
暗殺チームのリーダー。
- スタンド名: メタリカ
- 能力: 磁力を操り、相手の体内の鉄分からカミソリや針を作り出す。ドッピオ(ボス)をあと一歩のところまで追い詰めた実力者であり、その圧倒的な威圧感はファンの間でも伝説となっています。
プロシュート
チームの「兄貴」的存在。
- スタンド名: ザ・グレイトフル・デッド
- 能力: 生物を無差別に老化させる。「『ぶっ殺す』と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだ」という名言は、行動の重要性を説く哲学的な言葉として有名です。
その他の暗殺チームメンバー
- ホルマジオ: 自身や対象を小さくする「リトル・フィート」。ナランチャとの死闘は見どころです。
- イルーゾォ: 鏡の世界へ引きずり込む「マン・イン・ザ・ミラー」。
- ペッシ: 釣り竿型の「ビーチ・ボーイ」を操る。兄貴の死を乗り越え急成長しました。
- メローネ: DNAを元に自動追尾型スタンドを生み出す「ベイビィ・フェイス」。
- ギアッチョ: 氷の装甲をまとう「ホワイト・アルバム」。超低温の世界でミスタを追い詰めました。
忘れられない衝撃の結末と死亡フラグの考察
ジョジョ5部は、シリーズの中でも主要キャラの死亡率が非常に高い部として知られています。彼らの死には、常に「黄金の精神」が宿っていました。
予知された運命と「眠れる奴隷」
物語の最終章で語られるエピソード「眠れる奴隷」。ここでは、ブチャラティたちの死が、物語が始まる前から運命づけられていたことが示唆されます。
しかし、彼らは単に運命に流されたわけではありません。運命に逆らい、たとえ死が待っていたとしても、誰かのために「正しい道」を選んだ。その歩みこそが、ジョルノが掴んだ勝利へと繋がっています。
最終決戦の鍵「矢」の力
物語の終盤、ジャン=ピエール・ポルナレフ(第3部の登場人物)が再登場し、スタンドをさらに進化させる「矢」の存在を明かします。
この矢によって誕生したゴールド・エクスペリエンス・レクイエムは、「攻撃してくる相手の意志や動作の力をゼロに戻す」という無敵の能力を誇ります。これにより、ディアボロは「死という真実にさえ到達できず、永遠に死に続ける」という最も過酷な末路を辿ることとなりました。
ジョジョ5部の全キャラ一覧まとめ:運命に抗う黄金の風
ジョジョ5部の魅力は、単なる能力バトルではありません。登場するすべてのキャラクターが、それぞれの孤独、過去、そして譲れない誇りを持って生きている点にあります。
- ジョルノたち護衛チームが示した、犠牲を厭わない友情と正義。
- 暗殺チームが見せた、冷酷な中にある仲間への情愛。
- ディアボロが象徴する、過去を否定する絶対的な悪。
これらが複雑に絡み合い、イタリアを舞台にした壮大な人間ドラマを作り上げています。もし、この記事を読んで特定のキャラクターに興味を持ったなら、ぜひ原作漫画やアニメを改めて見返してみてください。彼らの「覚悟」を知ることで、日常の景色が少しだけ違って見えるかもしれません。
キャラクターたちの熱い戦いを手元に残したい方は、フィギュアや画集もおすすめです。ジョジョの奇妙な冒険 第5部をチェックして、あなたの「黄金の風」を探してみてください。
ジョジョ5部の全キャラ一覧を振り返ることで、作品に込められた「運命を切り開く力」を再確認できれば幸いです。

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