「ジョジョの奇妙な冒険」という壮大なサーガのすべての始まり、それが第1部「ファントムブラッド」です。19世紀末のイギリスを舞台に、切っても切れない宿命の糸で結ばれた二人の青年の物語は、今なお色あせることのない熱量を持っています。
今回は、物語を彩る「ジョジョ1部のキャラ一覧」を軸に、それぞれのキャラクターが放った魂を揺さぶる名言や、アニメ版を盛り上げた豪華声優陣、そして特殊能力について徹底的に深掘りしていきます。これを読めば、1部の魅力が120%理解できるはずです。
宿命の対決!物語の核となる主要キャラクター
第1部の根幹は、光と影、正義と悪という対極に位置する二人の青年の成長と衝突にあります。まずは、物語を牽引する中心人物たちを見ていきましょう。
ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)
英国貴族ジョースター家の一人息子であり、第1部の主人公。生まれながらの「紳士」であることを目指し、どんなに苦しい状況でも正義を貫こうとする高潔な精神の持ち主です。
当初はひ弱な面もありましたが、宿敵ディオとの出会いと過酷な戦いの中で、肉体的にも精神的にも類まれな成長を遂げます。師であるツェペリから伝授された「波紋」の力を操り、吸血鬼と化したディオに立ち向かいます。
- 能力: 波紋疾走(オーバードライブ)。太陽と同じエネルギーを持つ呼吸法により、吸血鬼を内側から崩壊させます。代表的な技は「山吹き色の波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)」。
- 名言: 「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」「君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!」
- 声優: 興津和幸
ジョナサンの姿は、まさにシリーズのテーマである「人間讃歌」を体現しています。
ディオ・ブランドー
ジョースター家の養子として現れた、ジョナサンの宿命のライバル。貧民街出身で父親への強い憎しみを持ち、ジョースター家の乗っ取りを画策します。
物語の中盤、アステカの遺物「石仮面」の力を用いて人間を辞め、吸血鬼へと変貌を遂げます。その圧倒的なカリスマ性と、目的のためなら手段を選ばない純粋な悪の美学は、ジョジョシリーズ全体を通しても屈指の人気を誇ります。
- 能力: 不老不死の肉体、目から高圧の体液を放つ「空裂眼刺驚(スペース・リッパー・スティンキー・アイズ)」、相手の血液を凍らせる「気化冷凍法」。
- 名言: 「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
- 声優: 子安武人
ディオが放つ圧倒的な「悪」のオーラは、後の第3部以降にも大きな影響を与え続けることになります。
ジョナサンを支える熱き仲間たち
孤独な戦いに身を投じたジョナサンでしたが、彼の高潔な心に惹かれ、共に戦う仲間たちが現れます。彼らがいなければ、ディオの野望を阻止することは不可能だったでしょう。
ウィル・A・ツェペリ
ジョナサンに「波紋」の教えを授けた師匠です。かつて自身の父親が石仮面によって吸血鬼化し、仲間を惨殺した悲劇を経験しており、石仮面を破壊することを生涯の目的としています。
陽気で少し風変わりな振る舞いをしますが、その本質は冷徹なまでの覚悟を持った戦士です。自らの死の運命を予見しながらも、ジョナサンに希望を託す姿は涙なしには見られません。
- 能力: 熟練の波紋法。水の上を歩く、ワインをカッターのように飛ばすなど、多彩な応用術を見せます。
- 名言: 「勇気とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!」
- 声優: 塩屋翼
ロバート・E・O・スピードワゴン
ロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」のリーダーでしたが、ジョナサンの真っ直ぐな瞳に圧倒され、彼の「おせっかいな仲」として同行することになります。
戦闘能力は他のキャラに及びませんが、誰よりも熱い言葉で戦況を解説し、ジョナサンを鼓舞し続けます。彼の立ち上げた「スピードワゴン財団」は、後の部でもジョースター家を全面的にバックアップする重要な組織となります。
- 名言: 「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッー!」「スピードワゴンはクールに去るぜ」
- 声優: 上田燿司
エリナ・ペンドルトン
ジョナサンが少年時代に助けた少女であり、彼の最愛の人。ディオに侮辱された際も、泥水で口を洗うほどの強い自尊心と意志を持っていました。
ジョナサンとの再会後は、深い慈愛で彼を支え、最後はジョースターの血筋と未来を救うために重要な役割を果たします。第1部のヒロインでありながら、一人の強い女性としての魅力に溢れています。
- 声優: 川澄綾子
ディオが従える闇の軍勢!ゾンビと伝説の騎士
ディオは吸血鬼の力で死者を蘇らせ、屍生人(ゾンビ)として自らの軍団を作り上げます。その中でも、歴史に名を刻む強敵たちはジョナサンたちを苦しめました。
伝説の騎士:ブラフォードとタルカス
300年前のスコットランドの女王メアリーに仕えた伝説の二大騎士です。ディオの力によって、怨念を抱えたまま現代に蘇りました。
- ブラフォード: 黒騎士ブラフォード。長くしなやかな髪を操る「死髪舞剣(ダンス・マカブール)」の使い手。戦いの中でジョナサンの高潔さに触れ、武人としての誇りを取り戻して消滅します。最期に自らの剣に「LUCK(幸運)」と「PLUCK(勇気)」の文字を刻みジョナサンに託しました。
- タルカス: 巨漢の騎士。ブラフォードとは対照的に、残忍で破壊的な性格。ツェペリを死に追いやるなど、ジョナサンたちを絶望の淵まで追い詰めました。
切り裂きジャック
ロンドンを震撼させた伝説の殺人鬼。ディオの手下となり、馬の体内に隠れて不意打ちを狙うなど卑劣な戦法を用います。ジョナサンが波紋の修行を終えて最初に戦った強敵です。
ワンチェン
ディオに石仮面を売り、後に彼の配下となった東洋人の毒薬売り。ディオの首を持ち運び、最後まで忠実な下僕としてジョナサンの前に立ちはだかります。ある意味、第1部の結末に最も深く関わった黒幕的な存在です。
波紋の戦士たちとその他の重要キャラ
ジョナサンの戦いは、ツェペリの師や同門の仲間たちの協力によってさらに加速します。
トンペティ
ツェペリの師匠であり、チベットで波紋を極めた高僧。ツェペリの死を予言した人物でもあります。圧倒的な威厳を持ち、波紋の力で人の運命を見抜くことができます。
ストレイツォ
トンペティの弟子であり、ツェペリの同門。冷静沈着な戦士で、ディオの配下たちを圧倒する実力を持っています。第1部では頼もしい味方として登場しますが、彼の真の物語は第2部で意外な展開を見せることになります。
ダイアー
トンペティの弟子。必殺技「稲妻空烈刃(サンダークロス・スプリット・アタック)」を持つ実力者です。ディオの「気化冷凍法」の前に敗れますが、一矢報いる執念を見せました。
ポコ
ウインドナイツ・ロットに住む少年。ディオの支配に怯えていましたが、ジョナサンの勇気に感化され、自分の弱さを克服して扉を開けるという大役を果たします。「明日って今さ!」という姉の言葉を胸に立ち上がる姿は、まさに1部のテーマの一つです。
聖地巡礼やコレクションに!関連アイテムの楽しみ方
ジョジョ1部の世界観をより深く楽しむために、おすすめのアイテムもチェックしておきましょう。
まずは原作漫画です。荒木飛呂彦先生の独特なタッチと、熱量の高いセリフ回しはやはり紙で読むのが一番です。ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版などを手元に置いておくと、いつでもあの興奮を味わえます。
また、アニメ版のBlu-rayやDVDも欠かせません。興津和幸さんや子安武人さんの迫真の演技、そして「ジョジョといえば」の演出を堪能するならジョジョの奇妙な冒険 第1部 アニメが最適です。
フィギュアなどのコレクターズアイテムも充実しています。ジョナサンやディオのスタチューレジェンドジョジョ フィギュアなどは、部屋に飾るだけで1部の重厚な空気感をもたらしてくれます。
まとめ:ジョジョ1部のキャラ一覧を振り返って
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部(ファントムブラッド)」は、登場キャラクター一人ひとりに明確な「信念」や「覚悟」が宿っています。
主人公ジョナサンの「紳士としての誇り」、ディオの「剥き出しの野心」、ツェペリの「受け継がれる意志」。それらがぶつかり合うことで、世代を超えて愛される名作が生まれました。今回紹介したキャラクターたちの背景を知ることで、改めて物語を読み返したときに、より深い感動を味わえるはずです。
「ジョジョ1部のキャラ一覧」を改めて見返してみると、端役であっても物語に欠かせないピースであることがよくわかります。彼らが紡いだ血の運命が、この先の第2部、第3部へとどう繋がっていくのか。その原点を、ぜひ今一度あなたの目で確かめてみてください。

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