「ジョジョの奇妙な冒険」という壮大なサーガの中で、ひときわ異彩を放ち、多くのファンを虜にし続けているのが「第2部 戦闘潮流」です。これからジョジョの世界に足を踏み入れようとしている方や、改めて見返したい方にとって、まず気になるのが「第2部は何話構成なのか?」という点ではないでしょうか。
この記事では、アニメ版と漫画版それぞれの具体的なボリュームから、絶対に外せない見どころ、さらにはお得に楽しむための方法まで、ジョジョ好きの視点で徹底的に解説していきます。
ジョジョ2部のアニメは何話から何話まで?
結論からお伝えしましょう。テレビアニメ版「ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流」は、第10話から第26話までの全17話で構成されています。
少しややこしいのが、アニメ放送時の区分です。2012年から始まったテレビアニメ第1期(1st Season)は、第1部と第2部がセットになって放送されました。
- 第1話〜第9話:第1部「ファントムブラッド」
- 第10話〜第26話:第2部「戦闘潮流」
動画配信サービスなどで「第1シーズン」とまとめられている場合、第10話から再生すれば第2部の物語がスタートします。全17話というボリュームは、近年のアニメ作品の中でも非常にテンポが良く、週末に一気見するのにもちょうどいいサイズ感と言えるでしょう。
漫画版では何巻から何巻までが第2部?
原作漫画で第2部を追いかけたいという方のために、単行本の範囲も整理しておきます。ジョジョは出版形式が複数あるため、お持ちの、あるいは購入予定のバージョンを確認してみてください。
- ジャンプ・コミックス(単行本):第5巻(後半)〜第12巻
- 集英社文庫(コミック版):第4巻〜第7巻
- 函装版(JOJONIUM):第4巻〜第7巻
原作では全69話にわたって描かれています。第1部のラストから地続きで始まりますが、舞台は一気に50年後のアメリカ・ニューヨークへと飛びます。紙でめくる楽しさを味わいたいなら、大判でカラーページも再現されているジョジョの奇妙な冒険の函装版もおすすめですよ。
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースターの魅力
ジョジョ2部がこれほどまでに愛される最大の理由は、間違いなく主人公「ジョセフ・ジョースター」のキャラクター性にあります。
第1部の主人公ジョナサンが、どこまでも誠実で高潔な「正統派の紳士」だったのに対し、孫のジョセフは一言で言えば「お調子者の策略家」です。不真面目に見えて実は計算高く、戦いの中ではハッタリや手品のようなトリックを駆使して敵を翻弄します。
彼の代名詞とも言えるのが「次にお前は〜と言う!」という決め台詞。相手の心理を完全に読み切り、精神的な優位に立った瞬間に放たれるこの一言は、見ていて最高に爽快です。熱血漢だけではない、型破りなヒーロー像が第2部の物語に軽快なリズムを与えています。
最強の敵「柱の男」たちとの死闘
ジョセフの前に立ちはだかるのは、石仮面を作ったとされる超生物「柱の男」たちです。サンタナ、ワムウ、エシディシ、そしてリーダー格のカーズ。彼らは人間を遥かに凌駕する身体能力と、数万年という時を生き抜いてきた知性を持っています。
第2部におけるバトルの醍醐味は、この圧倒的な格上の存在に対して、ジョセフがいかにして「知恵」と「波紋」で立ち向かうかという点に集約されます。単純な力押しでは絶対に勝てない相手だからこそ、二重三重に張り巡らされた伏線や、極限状態での心理戦が輝くのです。
特にワムウとの「戦車戦」や、最終局面でのカーズとの決戦は、アニメ史・漫画史に残る名シーンと言っても過言ではありません。
脇を固める熱いキャラクターたち
ジョセフ一人ではなく、彼を支える仲間たちの存在も忘れてはいけません。
まずは、シーザー・A・ツェペリ。第1部でジョナサンを助けたツェペリさんの孫にあたります。最初はジョセフと反目し合いますが、過酷な修行を通じて、血の繋がりを超えた深い友情を築いていきます。彼の生き様と最期は、多くの読者の涙を誘いました。
そして、彼らの師匠である謎の美女リサリサ。圧倒的な強さと美貌、そして隠された過去。彼女の存在が物語にミステリアスな深みを与えています。
さらに、第1部から引き続き登場するスピードワゴンや、ドイツ軍のシュトロハイムといった個性豊かな面々が、この壮大な冒険譚を彩ります。特にシュトロハイムの「ドイツの科学力は世界一ィィィ!」という叫びは、ネット上でも伝説的なミームとなっていますよね。
アニメ版の演出と音楽が作り出す世界観
アニメ版のジョジョ2部は、演出面でも非常に高い評価を受けています。
特筆すべきはオープニングテーマの「BLOODY STREAM」です。お洒落でジャジーなメロディに乗せて、ジョセフとシーザーの絆や運命がスタイリッシュな映像で描かれます。この楽曲を聴くだけで、第2部の持つファッショナブルでエネルギッシュな空気感に一気に引き込まれるはずです。
また、劇伴(BGM)には蓮沼執太氏や岩崎琢氏によるモダンなサウンドが多用されており、古代の生物と20世紀初頭のカルチャーが融合した独特の世界観を見事に表現しています。
原作のコマ割りを意識した演出や、ビビッドな色彩変化など、スタッフの「ジョジョ愛」がこれでもかと詰め込まれたクオリティには脱帽するしかありません。
なぜ2部から見ても楽しめるのか?
「1部を見ていないんだけど、2部から入っても大丈夫?」という質問をよく受けます。
結論としては、2部からでも十分に楽しめます。物語の冒頭で最低限必要な背景説明はありますし、ジョセフの物語として独立した面白さが確立されているからです。
ただ、もし時間に余裕があるなら、やはり第1部(アニメ第1話〜第9話)から通して見ることを強くおすすめします。なぜなら、第2部は「祖父たちの因縁に決着をつける物語」でもあるからです。ジョナサンとディオの戦いを知っているからこそ、スピードワゴンの涙や、ジョセフが背負う運命の重みがより鮮明に伝わってくるのです。
視聴におすすめのプラットフォーム
現在、ジョジョ2部のアニメを視聴するには動画配信サービスを利用するのが最も手軽です。
fire tv stickなどのデバイスを使って、大画面のテレビで楽しむのも良いでしょう。以下のサービスなどで広く配信されています。
- Netflix
- U-NEXT
- Amazon Prime Video
- dアニメストア
ほとんどのサービスで「第1シーズン」の中に含まれています。まずは10話までスキップするか、思い切って1話からじっくり鑑賞してみてください。
漫画でじっくり読むなら電子書籍もアリ
「アニメのテンポもいいけれど、荒木飛呂彦先生の独特の筆致を隅々まで堪能したい」という方は、電子書籍での読書が最適です。
ジョジョの漫画は書き込みが非常に細かいため、高解像度のタブレットなどで拡大しながら読むと、新たな発見があるかもしれません。ジョセフの変顔や、背景に描かれた当時のニューヨークの街並みなど、静止画だからこそじっくり味わえる魅力が詰まっています。
まとめ:ジョジョ2部は何話まで?そのボリュームに凝縮された熱狂
改めて振り返ってみると、アニメで全17話というボリュームは、物語の密度に対して非常にコンパクトです。しかし、その中には笑い、涙、驚き、そして「黄金の精神」がこれでもかと凝縮されています。
ジョセフ・ジョースターという男が駆け抜けた1938年の物語は、後の「スタンド」が登場する第3部以降の礎となり、ジョースター家の血統を未来へと繋ぐ重要なピースとなっています。
「ジョジョ2部は何話まで?」という疑問が解けたなら、次はぜひ、その17話の中に詰め込まれた熱狂を、あなた自身の目で確かめてみてください。知略と勇気が交錯する最高のエンターテインメントが、そこには待っています。
ジョジョの世界をより深く知るために、ジョジョの奇妙な冒険の画集などを手に取ってみるのも、作品への理解を深める素敵な一歩になるはずですよ。

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