「ジョジョの奇妙な冒険」という伝説的なシリーズが、また新しい歴史を刻み始めました。現在、ウルトラジャンプで絶賛連載中の第9部『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』。皆さんはもうチェックしていますか?
第8部『ジョジョリオン』の完結から約1年半の沈黙を破り、2023年にスタートした本作。舞台はこれまでのシリーズでも類を見ない「現代のハワイ」です。これまでの「正義」や「宿命」といったテーマとは一味違う、「大富豪になる」という極めて具体的で野心的な目的を掲げた少年、ジョディオ・ジョースターの物語が展開されています。
「今から読み始めても追いつける?」「これまでの部とどう繋がっているの?」そんな疑問を抱えている方のために、現在判明しているあらすじやスタンド能力、そして物語の鍵を握る最大の謎について、じっくりと解説していきます。
舞台は常夏のハワイ!15歳の少年が目指す「仕組み」の頂点
物語の舞台は、青い海と空が広がる太平洋の楽園、ハワイ・オアフ島。しかし、描かれるのは観光スポットとしての華やかな面だけではありません。主人公のジョディオ・ジョースターは、15歳という若さながら、麻薬の運び屋などの裏稼業に手を染める少年として登場します。
彼は決して、これまでの歴代ジョジョのような「熱血漢」ではありません。自分自身を「サイコパス的な傾向がある」と冷静に分析し、世界の「仕組み(メカニズム)」を理解することに執着しています。彼が掲げる目標はただ一つ、「大富豪になること」。
このドライでリアリストな主人公像が、現代社会を生きる私たちの心に妙にリアルに響きます。物語は、ジョディオとその兄(姉)であるドラゴナ・ジョースター、そして仲間のスタンド使い勇気ある(?)犯罪チームが、ある「ダイヤモンド」を盗み出すミッションから大きく動き出します。
もし、あなたがこのハワイの熱気を感じながらジョジョの世界に浸りたいなら、最新のタブレット端末iPadや大画面のスマートフォンiPhoneで、美麗なカラー版をチェックするのもおすすめですよ。
個性が爆発!第9部の主要キャラクターとスタンド能力
ジョジョといえば、やはり「スタンド能力」ですよね。第9部のスタンドは、これまでの部よりも「実用的」かつ「トリッキー」なものが揃っています。
ジョディオ・ジョースター:11月の雨(ノーヴェンバー・レイン)
主人公ジョディオのスタンドは、まるで巨大なクモのような、あるいは屋根のような独特のフォルムをしています。能力は、自分の直下にだけ「重い雨」を降らせること。この雨はただの雫ではなく、物理的な質量を持って相手を押し潰します。射程距離は短いものの、その破壊力と精密な操作性は、ジョディオの冷徹な判断力と相まって圧倒的な脅威となります。
ドラゴナ・ジョースター:スムース・オペレイターズ
ジョディオの兄であるドラゴナ。美容にこだわり、女性的なファッションを愛する彼のスタンドは、小さなプレートのような群体型です。能力は「あらゆるものの位置をスライドさせる」こと。例えば、人間の顔のパーツを動かして別人に変えたり、車のナンバープレートの文字を書き換えたり。一見地味ですが、犯罪チームにおいては「証拠隠滅」や「変装」に欠かせない最強のサポート能力です。
パコ・ラブランテス:THE(ザ)ハッスル
筋肉を自在に操るパコのスタンドは、ビジョンを持ちません。自分の筋肉を振動させることで、触れたものを掴んだり、皮膚を吸盤のようにして壁を登ったりできます。肉体そのものを武器にする、まさに「ハッスル」な能力です。
ウサギ・アロハオエ:THE(ザ)マッテ・クダサイ
チームのムードメーカー(?)であるウサギの能力は非常にユニーク。「他人が欲しがっているもの」に、周囲にある物体を変化させます。自分自身の願いでは発動しないという制約がありますが、状況次第でどんな道具でも作り出せる万能性を持っています。
チャーミング・マン:ビッグマウス・ストライクス・アゲイン
物語の途中で加わった新メンバー。彼のスタンドは、皮膚を砂のような粒子に変えて風景に溶け込む「擬態」の能力を持っています。隠密行動においては右に出るものがいません。
物語を揺るがす最大の謎「溶岩」とは何か?
物語の序盤、ジョディオたちが盗み出した600万ドルのダイヤモンド。しかし、それ以上に価値のある「あるもの」が発見されました。それが「溶岩の欠片」です。
この溶岩は、物理法則を無視した奇妙な性質を持っています。それは「価値のあるものを自分のもとに引き寄せる」というもの。ダイヤモンドを溶岩のそばに置いておくと、いつの間にか溶岩の近くへ移動している……。この不思議な現象こそ、ジョディオが求める「世界の仕組み(メカニズム)」そのものではないかと考えられています。
さらに、この溶岩を巡って、シリーズ屈指の人気キャラクターである「岸辺露伴」が登場したことも大きな話題となりました。露伴はこの溶岩の調査のためにハワイを訪れており、ジョディオたちに重大な警告を残します。
「溶岩」は、第7部の「聖なる遺体」や第8部の「ロカカカの実」に続く、物語の核となる超常的なアイテムであることは間違いありません。この溶岩を誰が手に入れ、どのように利用するのか。それが大富豪への道にどう繋がるのかが、今後の最大の見どころです。
宿敵「ハウラー社」との全面戦争へ
物語は現在、ハワイの巨大企業「ハウラー社」との抗争へと突入しています。ハウラー社は、インフラから不動産までを支配する資産500億ドルの超巨大資本。彼らが所有する土地には、溶岩の発生源に関わる秘密が隠されているようです。
相手は一介のスタンド使いではなく、国家レベルの影響力を持つ組織。ジョディオたちは、知略とスタンド能力を駆使して、この巨大な「仕組み」に挑むことになります。
最新のエピソードでは、ハウラー社が放つ刺客との激しいバトルが繰り広げられています。特に、血管の中に侵入して攻撃してくるスタンドなど、ジョジョらしい「回避不能の恐怖」が描かれており、1ページたりとも目が離せません。
この緊張感あふれる展開を、ぜひKindleなどの電子書籍で、どこでも好きな時に追いかけてみてください。
ジョジョ9部最新攻略!ザ・ジョジョランズのあらすじ・スタンド・謎を徹底解説のまとめ
さて、ここまで第9部『The JOJOLands』の魅力を駆け足でお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
本作は、これまでのシリーズが持っていた「運命との戦い」という重厚さを引き継ぎつつ、現代的な「経済」や「格差」といったテーマを鮮やかに取り入れています。主人公のジョディオが、冷徹な判断力と仲間への信頼の間でどのように成長し、本当に「大富豪」へと登り詰めるのか。その過程で明かされる「溶岩」の正体とは何なのか。
かつてのファンはもちろん、新しくジョジョの世界に触れる人にとっても、今は最高のタイミングです。単行本も続々と刊行されており、一気に読み進める楽しさがあります。ハワイの熱い風を感じながら、ジョディオたちと共に「世界の仕組み」をハックする冒険に出かけてみませんか?
これからも、ジョディオ・ジョースターの歩む道から目が離せません。彼が手にするのは、莫大な富か、それとももっと別の「何か」なのか。私たちの予想を裏切り、期待を飛び越えていく荒木飛呂彦先生の筆致に、これからも期待しましょう。

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