「ジョジョって面白そうだけど、巻数が多すぎてどこから手をつければいいかわからない……」
そんな悩み、実はジョジョファンの多くが最初に通ってきた道なんです。1987年の連載開始から35年以上、シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超え、今や世代を超えた「教養」とも言える存在になった『ジョジョの奇妙な冒険』。
2026年現在、最新作である第9部『The JOJOLands』が熱狂の中で連載され、アニメ界でも第7部『スティール・ボール・ラン』のプロジェクトが世界的な注目を集めています。まさに今、ジョジョを読み始める最高のタイミングが到来していると言っても過言ではありません。
この記事では、未読の方が抱く「何部から読めばいいの?」「アニメと漫画どっちがいい?」「絵柄が独特で不安」といった疑問をスッキリ解決します。あなたにとって最適な「ジョジョ立ち」への第一歩を、一緒に踏み出してみましょう。
なぜ「何部から読むか」が議論になるのか?
ジョジョが他の長期連載漫画と決定的に違うのは、物語が「部」ごとに完結している点です。部が変われば主人公が変わり、舞台となる国が変わり、作品のジャンルそのものがガラリと変貌します。
19世紀の英国を舞台にした格闘ホラーから、イタリアのギャング抗争、果ては監獄での脱出劇まで、そのバリエーションは驚くほど豊か。この「独立した物語の集合体」という構造こそが、どこから読んでも楽しめるという強みであり、同時に初心者を迷わせる要因でもあるのです。
基本的には第1部から順番に読むのが王道ですが、現代の感覚で見ると初期の絵柄や展開に「壁」を感じる人も少なくありません。そのため、自分の好みや耐性に合わせた「入り口」を選ぶことが、挫折せずに完結まで駆け抜ける秘訣になります。
迷ったらこれ!タイプ別おすすめの順番
ジョジョの世界に飛び込むルートは一つではありません。あなたの読書スタイルに合わせて、最適な入り口を選んでみてください。
王道中の王道!第1部から歴史を刻むルート
「物語の因縁をすべて理解したい」「伏線を見逃したくない」という方は、やはり第1部『ファントムブラッド』からスタートしましょう。
すべての始まりであるジョナサン・ジョースターと、宿敵ディオ・ブランドーの出会い。ここを読んでいるかいないかで、後の部で描かれる「血統の宿命」への感動が100倍変わります。初期の劇画タッチに最初は驚くかもしれませんが、数巻読めばその圧倒的な熱量に引き込まれるはずです。
最高のエンタメ体験!第3部からスタンドの世界へ
「ジョジョといえばスタンド能力でしょ!」というイメージを持っているなら、第3部『スターダストクルセイダース』から入るのが正解です。
超能力を具現化した「スタンド」という概念が初めて登場し、現代の能力バトル漫画の礎を築いた金字塔。主人公・空条承太郎の圧倒的なカリスマ性と、エジプトを目指すロードムービー的な面白さは、予備知識ゼロでも最高にワクワクさせてくれます。
アニメ派なら「第1部〜第6部」を一気に駆け抜ける
2026年現在、ジョジョのアニメシリーズは非常に高いクオリティで完成されています。漫画の独特なコマ割りが難しく感じるなら、まずはアニメで第6部まで視聴してしまうのも手です。
色彩設計や音楽、声優陣の熱演によって、バトルの状況が非常に分かりやすく整理されています。特に第6部『ストーンオーシャン』までのアニメ化は一区切りついた形になっており、一気見の満足度は抜群です。
漫画とアニメどっちがおすすめ?それぞれの魅力
「漫画でじっくり読みたいけれど、アニメの評判もいいから迷う」という方のために、それぞれのメリットを整理しました。
漫画(原作)でしか味わえない「荒木飛呂彦」の筆致
ジョジョの真髄は、作者である荒木飛呂彦先生の「画力」と「セリフ」にあります。「メメタァ」「ゴゴゴゴゴ」といった独特の擬音や、ファッション誌から抜け出したようなスタイリッシュなポージングは、静止画である漫画だからこそ細部まで堪能できる芸術です。
最新の第9部まで、作者の絵柄が劇的に進化していく過程を追いかけられるのも漫画ならではの特権。電子書籍であればkindleなどのデバイスで、いつでもどこでも膨大な巻数にアクセスできるため、場所を取らずに全巻読破を目指せます。
アニメがもたらす「音」と「動き」の相乗効果
アニメ版の魅力は、なんといっても「演出」です。劇中で流れるBGMはキャラクターの個性を際立たせ、エンディング曲に往年の洋楽ヒットナンバーを起用するセンスはジョジョならでは。
また、複雑になりがちなスタンド能力のルールも、映像で見ると直感的に理解できます。「あのシーンがこんな風に動くのか!」という驚きは、原作ファンですら唸るほどの完成度です。大画面で迫力のバトルを楽しみたいならfire tv stickを活用して、リビングでじっくり視聴するのもおすすめです。
独特な絵柄や世界観は「慣れ」が必要?
ジョジョを敬遠する理由として最も多いのが「絵が濃い」「独特すぎて苦手」というものです。確かに、初めて見る人にとってはインパクトが強すぎるかもしれません。
しかし、不思議なことにジョジョの絵は「読んでいるうちにカッコよく見えてくる」という現象が起きます。これは、荒木先生が人体解剖学やルネサンス美術を研究して描いているため、デフォルメの中にも圧倒的なリアリティと美しさが潜んでいるからです。
まずは3巻分、あるいはアニメの3話分だけ耐えてみてください。気づいた時には、その濃さが中毒になり、他の漫画が物足りなくなっているはずです。
2026年、ジョジョを取り巻く最新状況
今ジョジョを始めるべき最大の理由は、2026年という年がシリーズにとって非常に重要な局面にあるからです。
第7部『スティール・ボール・ラン』への期待感
多くのファンから「シリーズ最高傑作」との呼び声高い第7部。2026年にはNetflixを中心とした世界配信に向けてアニメ化プロジェクトが加速しており、SNSでの盛り上がりは最高潮に達しています。19世紀末のアメリカ横断レースを描くこの物語は、過去の部との繋がりが緩やかなため、ここからジョジョに参入する層も増えています。
第9部『The JOJOLands』の衝撃
現在、ウルトラジャンプで連載中の第9部。ハワイを舞台にした「仕組み(メカニズム)」を巡る強盗劇は、これまでのジョジョの常識を覆す新しい面白さを提示しています。リアルタイムで最新話を追いかけ、ファン同士で考察を語り合えるのは、今この瞬間に読んでいる人のみの特権です。
ジョジョを読む際に知っておきたいキーワード
物語をより深く楽しむために、最低限押さえておきたいエッセンスを紹介します。
「人間讃歌」というテーマ
ジョジョの根底に流れるテーマは、一貫して「人間讃歌」です。どんなに強力な敵や過酷な運命に直面しても、人間が自らの意志で一歩を踏み出す勇気。それこそが素晴らしい、という肯定的なメッセージが込められています。この熱い精神性が、単なるバトル漫画を超えた感動を呼び起こします。
世代を超えて受け継がれる「意志」
第1部の主人公から始まり、その孫、さらにその子供へと主人公がバトンタッチされていきます。先祖が残した遺志を後の世代がどう受け継ぎ、昇華させていくか。この壮大なファミリーヒストリーが、物語に深みを与えています。
挫折しないための読み進め方のコツ
もし読み進める中で「ちょっと疲れたな」と感じたら、無理に順番を守る必要はありません。
- 第1部が重いと感じたら: 第2部から読んでみましょう。主人公のジョセフが明るくコミカルなので、一気に読みやすくなります。
- 第4部の日常感が好きなら: 第4部は日本の地方都市が舞台。サスペンス要素が強く、ミステリー好きにもおすすめです。
- 忙しくて時間がないなら: アニメのダイジェストや、見たい部だけをピックアップする「つまみ食い」でも十分楽しめます。
ジョジョは逃げません。自分のペースで、この奇妙な世界を楽しめばいいのです。
関連グッズやコラボで広がる楽しみ
ジョジョの魅力は漫画やアニメの中だけにとどまりません。2026年現在も、アパレルブランドとのコラボレーションや、緻密な造形で知られるフィギュアシリーズ「超像可動」など、ファンを飽きさせない展開が続いています。
作品の世界観に染まりたいなら、ジョジョ フィギュアなどで自分のお気に入りのキャラクターを探してみるのも楽しいですよ。デスクの上に承太郎やDIOがいるだけで、日常が少し「奇妙」でエキサイティングなものに変わります。
また、荒木先生の画集や、作中で引用される洋楽のプレイリストを聴くことで、より多角的に作品を理解することができます。ジョジョはファッション、音楽、美術が融合したエンターテインメントなのです。
ジョジョの奇妙な冒険は何部から読む?アニメと漫画の魅力やおすすめの順番を徹底解説!:まとめ
ここまで『ジョジョの奇妙な冒険』をどこから読み始めるべきか、そして作品の持つ深い魅力について解説してきました。
結論として、あなたが「最も興味を惹かれた部」から読み始めるのが、最高の正解です。
- 歴史の重みを感じたいなら第1部
- 王道バトルの熱狂を味わいたいなら第3部
- 美麗な映像とテンポを重視するならアニメ版
- 最新のトレンドに乗りたいなら連載中の第9部
どの入り口から入ったとしても、最後には「ジョジョに出会えてよかった」と思える体験が待っています。2026年、第7部のアニメ化という大きな波が来る前に、あなたもジョースター一族の物語に加わってみませんか?
まずは気になる部を数冊手に取るか、配信サイトで第1話を再生してみてください。そこからあなたの「黄金の体験」が始まります。
「覚悟はいいか?俺はできてる」
この名セリフの意味がわかる頃、あなたも立派なジョジョファンの仲間入りです。

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