「ジョジョって、絵が独特すぎて手が出せないんだよね……」
「巻数が多すぎて、どこから読み始めればいいか分からない!」
そんな風に思って、食わず嫌いをしている方も多いのではないでしょうか。でも、それって人生の大きな楽しみを一つ損しているかもしれません。
35年以上の歴史を持ち、今なお進化を続ける『ジョジョの奇妙な冒険』。なぜこれほどまでに多くのファンを熱狂させ、数々のクリエイターに影響を与え続けているのか。
今回は、ジョジョの圧倒的な魅力から、初心者でも迷わない読む順番、そして最新第9部までのあらすじを徹底的に解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたも「黄金の精神」に目覚めているはずです!
唯一無二の世界観!ジョジョが「伝説」と呼ばれる5つの理由
まずは、他の漫画にはないジョジョだけの強烈な個性についてお話しします。
1. 魂を揺さぶる「人間讃歌」のテーマ
ジョジョ全編を通して流れているテーマは「人間讃歌」です。
登場人物たちは、決して無敵のヒーローではありません。恐怖に震え、絶望に打ちひしがれることもあります。しかし、そこから一歩踏み出し、自らの運命に立ち向かう。その「勇気」こそが美しいのだと、作者の荒木飛呂彦先生は描き続けています。
2. 「スタンド」という革命的な発明
今では当たり前になった「特殊能力の具現化」。その先駆けとなったのが、第3部から登場する「スタンド(幽波紋)」です。
単なる力の強さだけでなく、「時間を数秒止める」「重力を操る」「触れたものを直す」といった多種多様な能力を、知略と精神力で使いこなすバトルは、後の漫画界に計り知れない影響を与えました。
3. 芸術の域に達した「ジョジョ立ち」と色彩
イタリア彫刻のような肉体美と、ファッション誌から抜け出したような奇抜なポージング。いわゆる「ジョジョ立ち」は、もはや一つの文化です。
また、空がピンクだったり、地面がオレンジだったりと、感情に合わせて変化する独特のカラーリングは、まさにポップアート。1ページめくるごとに、美術館を歩いているような感覚に陥ります。
4. 記憶にこびりつく「ジョジョ語」
「そこにシビれる!あこがれるゥ!」「だが断る」「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」
こうした独特の言い回しや、「メメタァ」「ゴゴゴゴゴ」といった擬音は、一度見たら忘れられません。日常会話でもついつい使いたくなる中毒性があるのです。
5. 世代を超えて受け継がれる「血統」の物語
ジョジョは、一人の主人公の物語ではありません。19世紀から現代、そして未来へと、ジョースター家の血を引く者たちが、宿敵ディオとの因縁を世代を超えて引き継いでいく壮大な大河ドラマなのです。
迷ったらこれ!おすすめの読む順番と視聴ルート
「全100巻以上あるけど、どこから見ればいいの?」という疑問にお答えします。
王道ルート:第1部から順番に
物語の根幹である「因縁」を深く理解したいなら、やはり第1部から読み進めるのがベストです。後の部で出てくる伏線や、キャラクターのルーツがすべてここに詰まっています。
挫折回避ルート:第3部から入る
「昔の劇画タッチが少し苦手……」という方は、スタンドバトルが始まる第3部から読み始めるのもアリです。ジョジョの代名詞的な要素が詰まっており、入り込みやすさは抜群。ハマった後に1部・2部へ戻ると、より理解が深まります。
アニメから入るのも大正解
ジョジョの奇妙な冒険 Blu-rayなどの映像作品も非常にクオリティが高いです。原作の独特な色彩やポージングが完璧に再現されており、音楽の演出も相まって、初心者でもスムーズにジョジョの世界に浸ることができます。
全1部〜9部のあらすじ・見どころを一挙紹介
それでは、各部のストーリーをざっくりと紐解いていきましょう。
第1部:ファントムブラッド
舞台は19世紀のイギリス。真の紳士を目指す主人公、ジョナサン・ジョースターと、野望のために吸血鬼となったディオ・ブランドーの対決を描きます。
全ての伝説の始まりであり、呼吸法「波紋」を使った泥臭くも熱い戦いが魅力です。
第2部:戦闘潮流
ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公。人類を凌駕する超生物「柱の男」たちとの戦いです。
ジョセフの持ち味は、圧倒的な「ハッタリ」と「機転」。心理戦の面白さが一気に加速します。
第3部:スターダストクルセイダース
1980年代。復活したディオの呪いから母を救うため、空条承太郎がエジプトへと旅立ちます。
ここで「スタンド」が登場。仲間と共に世界を旅するロードムービー的な楽しさと、手に汗握るスタンドバトルの連続で、シリーズ最高潮の人気を誇ります。
第4部:ダイヤモンドは砕けない
日本の地方都市「杜王町」が舞台。東方仗助が、町に潜む殺人鬼・吉良吉影を追います。
これまでの世界規模の戦いとは一変し、日常の中に潜む恐怖を描いたサスペンス調の構成が秀逸です。
第5部:黄金の風
イタリアを舞台に、ジョバァーナがギャングの頂点を目指す物語。
敵味方ともに「覚悟」が凄まじく、一瞬の油断も許されないタイトなバトル展開が特徴です。スタイリッシュなファッションにも注目。
第6部:ストーンオーシャン
シリーズ初の女性主人公、空条徐倫。アメリカの刑務所を舞台に、父・承太郎を救うための脱獄劇が繰り広げられます。
「運命」という重厚なテーマに切り込み、物語は衝撃的なクライマックスへ向かいます。
第7部:スティール・ボール・ラン
舞台は19世紀のアメリカ。北米大陸を横断する乗馬レースを背景に、下半身不随の青年ジョニィと、謎の技術「回転」を操るジャイロの成長を描きます。
パラレルワールド的な設定で、緻密な書き込みと人間ドラマの深さは圧巻です。
第8部:ジョジョリオン
震災後の杜王町。記憶を失った青年・東方定助が、自分の正体を探るミステリー。
「呪い」を解くというテーマ、そして血縁の複雑さが絡み合う、非常に知的な面白さがある部です。
第9部:The JOJOLands(最新部)
ハワイを舞台に、大富豪を目指す少年ジョディオ・ジョースターの物語。
現代の「仕組み(メカニズム)」をテーマに、どのような冒険が繰り広げられるのか、世界中が注目しています。
読者の疑問にズバリ回答!ジョジョを楽しむためのQ&A
Q:絵柄がどんどん変わるって本当?
A:本当です。1部ではマッチョな肉体美が中心でしたが、部を追うごとにスリムで中性的な、ハイファッションに近いスタイルへと進化しています。この変化を追いかけるのも、長寿作品ならではの楽しみです。
Q:スタンドの能力が難しすぎて理解できない……
A:第6部あたりからは非常に複雑になります。でも、100%理解できなくても大丈夫。「なんか凄いことが起きている!」という勢いと、キャラクターの熱量を感じるのがジョジョの正しい楽しみ方です。
Q:一番人気のキャラは誰?
A:やはり第3部の空条承太郎は圧倒的です。しかし、第4部の吉良吉影や第5部のブチャラティなど、脇役や敵キャラにも主役級のファンがついているのがジョジョの凄いところですね。
まとめ:ジョジョの奇妙な冒険はなぜ面白い?魅力と全1~9部の読む順番・あらすじを徹底解説!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
ジョジョは単なるバトル漫画の枠を超えた、人生のバイブルとも言える作品です。
どの部から読み始めても、そこには「運命」と戦う者たちの熱いドラマが待っています。まずは気になる部を ジョジョの奇妙な冒険 文庫版 などで手に取ってみてください。
一度その世界に足を踏み入れれば、あなたも「この世にはジョジョを読んだ人間と、読んでいない人間の二種類しかいない」という意味が分かるはずです。
さあ、あなたもジョースター家と共に、終わりのない冒険の旅へ出かけましょう!

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