「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」
そんな熱い叫びが聞こえてきそうな『ジョジョの奇妙な冒険』。1987年の連載開始から現在に至るまで、世代を超えて愛され続けるこの作品には、強烈な個性を放つキャラクターが数多く登場します。
ジョジョの魅力といえば、緻密なストーリーや手に汗握るスタンドバトルはもちろんですが、何といっても「キャラクターの圧倒的なビジュアルと精神性」ではないでしょうか。荒木飛呂彦先生が描く唯一無二の芸術的な造形、そして「黄金の精神」を宿した生き様。それらが融合したとき、私たちは彼らを「イケメン」と呼ばずにはいられません。
今回は、歴代シリーズの中から特に人気の高いキャラクターを厳選し、独自の視点でランキング形式にてご紹介します。あなたの推しキャラは何位にランクインしているでしょうか?
第1位:空条承太郎(第3部・第4部・第6部)
クールな外見に秘めた熱い正義感
ジョジョシリーズの顔といえば、やはりこの男、空条承太郎を外すことはできません。195cmの長身に学ラン、そして帽子と髪の毛が一体化したかのような独特のスタイル。まさに「動く芸術品」です。
承太郎の魅力は、その「圧倒的な安心感」にあります。寡黙で感情を表に出さないため、一見すると冷徹に見えますが、その内側には誰よりも熱い正義感と仲間思いな心が流れています。第3部のDIO戦で見せた、絶望的な状況でも決して屈しない精神力は、まさに理想のヒーロー像そのもの。
また、年を重ねた第4部や第6部での「大人の渋み」も見逃せません。海洋学者として、そして父親としての苦悩を抱えつつも戦い続ける姿は、若き日の尖ったかっこよさとはまた違う、深い慈愛に満ちたイケメン像を確立しています。
ジョジョの奇妙な冒険 超像可動 空条承太郎第2位:ブローノ・ブチャラティ(第5部)
覚悟が道を切り開く「理想のリーダー」
第5部『黄金の風』からランクインしたのは、ギャング組織「パッショーネ」のチームリーダー、ブローノ・ブチャラティです。おかっぱ頭に白いスーツという、一歩間違えればコミカルになりかねないデザインを、これほどまでにかっこよく着こなせるキャラが他にいるでしょうか。
彼のイケメンポイントは、その「器の大きさ」です。麻薬に汚染された街を救うために組織を裏切る決断を下し、部下たちに「ついて来い」とは言わず「自分の心で決めろ」と促す。その高潔な魂に、多くの読者が(そして作中の部下たちも)心を奪われました。
「覚悟はいいか?俺はできてる」という名言に象徴されるように、自らの命を投げ打ってでも信じる道を突き進む姿は、性別を問わず「惚れる」要素しかありません。
ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 Blu-ray第3位:ジョルノ・ジョバァーナ(第5部)
黄金の夢を抱く、気高きカリスマ
第5部の主人公ジョルノは、歴代ジョジョの中でも特に中性的で美しい顔立ちをしています。DIOの息子でありながら、ジョースター家の「黄金の精神」を受け継ぐという数奇な運命。そのギャップが彼の魅力を一層引き立てています。
ジョルノの凄みは、15歳とは思えないほどの冷静沈着さと、目的遂行のための冷徹なまでの判断力です。それでいて、弱きを助ける優しさを忘れない。ピンク色のスーツを上品に着こなし、耳たぶの中に耳を入れ込むといった特技(?)さえもチャーミングに見えてしまう不思議な魅力があります。
彼のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」が繰り出す生命のエネルギーは、彼の美しくも力強い生き様をそのまま具現化したかのようです。
第4位:ジョセフ・ジョースター(第2部・第3部・第4部)
ギャップで翻弄する最高のトリックスター
第2部の主人公ジョセフは、歴代で最も「人間臭い」イケメンです。イギリス紳士の祖父ジョナサンとは対照的に、軽薄でふざけた言動が目立ちますが、その本質は超一級の戦略家。
「次にお前は〜と言う」という決め台詞で相手を翻弄し、ハッタリと機転で格上の敵を倒す姿は、爽快感抜群です。若き日のワイルドな筋肉美はもちろん、第3部で渋い老紳士となり、第4部で好々爺となった姿まで、どの時代を切り取っても「愛すべき男」であることに変わりありません。
彼のような「一緒にいて飽きない、いざという時に頼りになる男」こそ、真のイケメンと言えるのかもしれません。
ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流 全巻セット第5位:花京院典明(第3部)
知的で孤独を知る、気高き美青年
第3部で承太郎の相棒として活躍した花京院典明。切れ長の瞳と、独特のウェーブがかかった前髪が印象的な、正統派の美青年です。
幼少期からスタンドが見えることで周囲に理解されず、深い孤独を抱えて生きてきた彼が、承太郎たちとの旅を通じて「真の友情」に触れていく過程は涙なしには読めません。趣味がテレビゲームだったり、サクランボをレロレロしたりといったお茶目な一面と、最終決戦で見せた命がけの伝言(メッセージ)の対比。
その最期の美しさが、彼の評価を不動のものにしています。
第6位:岸辺露伴(第4部)
妥協を許さない孤高の芸術家
第4部に登場する漫画家、岸辺露伴。彼は「イケメン」という枠組みを超えた「憧れの象徴」かもしれません。自分の作品を面白くするためなら、全財産を投げ打って山を買い、時には自身の安全さえも二の次にする。
そのストイックすぎる姿勢と、ハイブランドのモデルのような奇抜でファッショナブルな服装。自信満々で傲慢に見える振る舞いの裏にある、表現に対する誠実さ。スピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』がシリーズ化されるほどの人気は、彼が持つ独特の美学に多くの人が惹きつけられている証拠です。
岸辺露伴は動かない Blu-ray第7位:ディオ・ブランドー / DIO(第1部・第3部)
全てを支配する、悪のカリスマ
ランキングに欠かせないのが、シリーズ最大の宿敵DIOです。第1部での野心溢れる美青年時代から、第3部での圧倒的な存在感を放つ「悪の化身」としての姿まで。
彼は「悪」ではありますが、同時に「美」の象徴でもあります。強靭な肉体、甘い誘惑の言葉、そして時を止めるという最強の能力。彼に惹かれ、心酔する部下たちが後を絶たないのも頷けるほどのカリスマ性を持っています。読者をも服従させてしまうような、危険な香りのするイケメンの筆頭です。
第8位:シーザー・アントニオ・ツェペリ(第2部)
誇り高き血統と、散り際の美学
ジョセフの親友でありライバルであるシーザー。女性に甘い言葉をささやくプレイボーイ風の初登場から、一族の誇りを守るために命を燃やす後半までの変化が凄まじいキャラクターです。
シャボン玉を操る優雅な戦闘スタイルと、バンダナがトレードマーク。最期の戦いで、ジョセフのために自らの鮮血で解毒剤を届けたシーンは、ジョジョ史上屈指の名場面として語り継がれています。「自分の死さえも、友のために捧げる」。その高潔な魂こそが、彼を永遠のイケメンたらしめています。
第9位:レオーネ・アバッキオ(第5部)
影のある渋みと、不器用な誠実さ
元警官という経歴を持ち、組織の誰よりも疑り深く、それでいて一度認めたリーダーには絶対の忠誠を誓うアバッキオ。長髪に紫のリップというゴシックな外見と、どこか虚無感を漂わせる瞳が魅力的です。
過去の過ちに苦しみ、自分の居場所を探し求めていた彼が、ブチャラティという光を見つけて救われていく。新入りのジョルノに対して最後まで厳しく当たりつつも、その実力を誰よりも早く察知していた不器用さ。彼の最期に現れた「真実」の姿には、多くのファンが涙しました。
第10位:ジャイロ・ツェペリ(第7部)
鉄球に魂を込めた、陽気な開拓者
第7部『スティール・ボール・ラン』の準主人公であるジャイロ。金歯に「GO! GO! ZEPPELI」と彫り込み、派手な帽子を被った姿は非常に個性的です。
一見すると陽気でジョーク好きな男ですが、その正体は国家の処刑人という重い宿命を背負った一族の跡取り。死刑を待つ少年の命を救うためにレースに参加するという、熱い信念を持っています。主人公ジョニィを導き、成長させていく「兄貴分」としての包容力と、大人の色気が同居する、まさに新時代のイケメン像です。
ジョジョのイケメンに共通する「美学」とは?
ここまでランキングを見てきて気づくのは、ジョジョのイケメンたちが単に「顔が良い」だけではないということです。彼らの魅力の根源にあるのは、荒木飛呂彦先生が描き続けるテーマ「人間讃歌」に他なりません。
- 困難に立ち向かう勇気: どんなに強力なスタンドを前にしても、決して諦めない精神。
- 譲れない誇り: 自分の信念や一族の歴史を汚さないために、命をかける覚悟。
- 他者への敬意: 敵であっても、その実力や覚悟を認める器の大きさ。
これらの要素が、奇抜なファッションや芸術的なポージング(ジョジョ立ち)と組み合わさることで、他の作品では決して味わえない「ジョジョ特有のかっこよさ」が生まれているのです。
また、作品ごとに舞台となる国(イギリス、アメリカ、エジプト、イタリアなど)が異なるため、キャラクターたちのファッションや顔立ちにもお国柄が反映されています。イタリアが舞台の第5部ならファッショナブルなスーツ、西部劇風の第7部ならカウボーイ的なワイルドさといった具合に、視覚的な楽しさが尽きないのもポイントですね。
まとめ:ジョジョの奇妙な冒険イケメンランキング!歴代キャラの魅力と人気の理由を徹底解説
ジョジョの奇妙な冒険に登場するイケメンたちは、外見の美しさはもちろんのこと、その内面に宿る「黄金の精神」こそが最大の魅力です。承太郎のクールな正義感、ブチャラティの揺るぎない覚悟、そしてDIOの圧倒的なカリスマ。彼らは皆、自分自身の人生を全力で肯定し、誇りを持って生き抜いています。
今回のランキングに入りきらなかったキャラクターの中にも、魅力的な男たちはまだまだたくさんいます。虹村億泰の真っ直ぐな性格や、噴上裕也のナルシストながらも義理堅い一面、ウェザー・リポートのミステリアスな色気など、挙げればキリがありません。
あなたが「このキャラのここがかっこいい!」と感じる瞬間、それこそがジョジョという作品が持つ魔法なのかもしれません。この記事をきっかけに、改めて原作漫画を読み返したり、アニメを観返したりして、彼らの熱い生き様に触れてみてはいかがでしょうか。
これからも進化し続けるジョジョの世界。次はどんな「新しいイケメン」が私たちの前に現れるのか、期待して待ちましょう!
ジョジョの奇妙な冒険 第1部〜第9部 文庫版セット

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