ジョジョのアニメ歴代エンディング全曲まとめ!洋楽採用の理由や隠された意味を解説

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「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を語る上で、切っても切り離せないのが音楽の存在ですよね。特にアニメ版のエンディング(ED)が流れる瞬間、鳥肌が立った経験はありませんか?

一般的なアニメであれば、その時期の流行りのJ-POPやアニソンが起用されるのが通例です。しかし、ジョジョは違います。世界的な伝説をもつ「洋楽の名曲」をそのままエンディングに採用するという、他に類を見ない贅沢な手法をとっているんです。

なぜ、あえて古い洋楽なのか。そして、その選曲にはどんなメッセージが込められているのか。今回は、第1部から第6部までの歴代エンディング曲を徹底的に掘り下げ、その魅力を余すことなく解説していきます。


ジョジョのエンディングが「洋楽」である最大の理由

まず最初に、なぜジョジョのエンディングには洋楽が使われるのか、その根本的な理由に触れておきましょう。

最大の理由は、原作者である荒木飛呂彦先生の「音楽への深い愛」にあります。ジョジョを読んだことがある方ならご存知の通り、登場するスタンド名やキャラクター名の多くは、実在するバンドやアルバム名から引用されています。

荒木先生は執筆中、常に洋楽を流しているそうです。アニメ制作サイドは、先生がその部を描いていた当時に聴いていた曲や、そのエピソードのインスピレーションの源となった楽曲をリサーチし、エンディング曲として選定しています。

つまり、ジョジョのEDは単なるBGMではなく、作品のDNAそのもの。アニメの最後に流れるあのメロディこそが、ジョジョという世界の「正解の音」なのです。


第1部・第2部:伝説の始まり「Roundabout」

アニメ放送が始まった当初、ファンを最も驚かせたのがこの選曲でした。プログレッシブ・ロックの巨匠、Yes(イエス)の「Roundabout」です。

  • 楽曲:Roundabout
  • アーティスト:Yes

この曲の最大の特徴は、イントロの静かなアコースティックギターの音色です。本編のクライマックス、物語が最高の盛り上がりを見せ、「To Be Continued」の矢印が画面右下に出る直前から、このイントロが重なり始めます。

この「引き」の演出は、視聴者の高揚感をそのままエンディングへと繋げる魔法のような効果を発揮しました。歌詞にある「山々を抜けて湖へ向かう」というフレーズは、1部のジョナサンの旅路や、2部のジョセフが世界を駆け巡る疾走感とも見事にマッチしています。

ちなみに、この曲が収録されているアルバムこわれものは、ロック史に残る名盤として今なお愛され続けています。


第3部:エジプトへの旅路を彩る2つの名曲

第3部「スターダストクルセイダース」では、物語の前半と後半でエンディングが切り替わりました。

前半:Walk Like an Egyptian

  • 楽曲:Walk Like an Egyptian(エジプシャン)
  • アーティスト:The Bangles(バングルス)

1980年代に大ヒットしたこの曲は、まさに第3部の舞台であるエジプトへの旅を象徴しています。軽快なリズムと「エジプト人のように歩こう」という歌詞は、承太郎一行の珍道中をコミカルかつスタイリッシュに描き出しました。

映像の中でキャラクターたちがリズムに合わせて歩く姿は、過酷な旅の中にある束の間の中どきを感じさせ、視聴者の心を掴みました。

後半:Last Train Home

  • 楽曲:Last Train Home
  • アーティスト:Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)

エジプト上陸後、DIOとの決戦が近づくにつれてエンディングは一変します。歌声のないインストゥルメンタル曲ですが、この曲ほどファンの涙を誘った曲はありません。

夕暮れの砂漠を走る列車の音を思わせるリズム。切なくも温かいメロディ。映像では、旅のメンバーの集合写真が映し出されますが、物語が進むにつれて「誰が生き残り、誰が去るのか」を予感させる演出が加わります。

「家に帰る最後の列車」というタイトルが、旅の終わりと別れを象徴しており、ジョジョ史上屈指の神エンディングとして語り継がれています。


第4部:90年代の空気感を詰め込んだ「I Want You」

舞台は1999年の日本、杜王町。第4部のエンディングには、当時のリアルな空気感を反映した楽曲が選ばれました。

  • 楽曲:I Want You
  • アーティスト:Savage Garden(サヴェージ・ガーデン)

1996年にリリースされたこの曲は、デジタルで都会的なサウンドが特徴です。杜王町という閉鎖的ながらもどこかオシャレな町の雰囲気に完璧にフィットしていました。

映像演出も秀逸で、最初は主要な登場人物だけが描かれていますが、物語の中で「仲間(または敵)」が増えるたびに、EDの映像内にそのキャラクターが追加されていく仕様でした。

毎週「今週は誰が増えたかな?」と画面の隅々までチェックしたファンも多いはずです。こうした遊び心もジョジョのアニメ化における大きな魅力と言えるでしょう。


第5部:黄金の精神と重厚な宿命

イタリアを舞台にした第5部「黄金の風」では、さらにディープな選曲が行われました。

前半:Freek’n You

  • 楽曲:Freek’n You
  • アーティスト:Jodeci(ジョデシィ)

R&Bの官能的なナンバーであるこの曲の採用には、多くのファンが度肝を抜かれました。ギャングの世界の危うさと色気、そしてジョルノたちの持つ「覚悟」が、重厚なベースラインに乗せて表現されています。

後半:Modern Crusaders

  • 楽曲:Modern Crusaders
  • アーティスト:Enigma(エニグマ)

物語が佳境に入ると、曲はさらに神秘的で宗教的な響きを持つ「Modern Crusaders」へと変わります。クラシックの「おお、運命の女神よ」をサンプリングしたこの曲は、運命に抗うジョルノたちの戦いを象徴しています。

エンディング映像にそびえ立つ「石の塔」には、歴代のスタンドたちが彫刻のように刻まれており、第1部から続く「黄金の精神」の継承を視覚的に訴えかけてくる圧倒的な完成度でした。


第6部:自由を求めて「Distant Dreamer」

空条徐倫が主人公となる第6部「ストーンオーシャン」。監獄という閉ざされた空間から「自由」を渇望する彼女の心情に寄り添ったのがこの曲です。

  • 楽曲:Distant Dreamer
  • アーティスト:Duffy(ダッフィー)

「私は遠くを見る夢想家」という歌詞は、無実の罪で投獄されながらも希望を捨てない徐倫そのもの。どこか懐かしく、包み込むような歌声は、過酷な戦いを見守る視聴者の心を癒してくれました。


最終回だけの特別な演出と「Roundabout」の回帰

ジョジョのアニメシリーズにおいて、最も語るべきは「最終回の特殊演出」です。

例えば、第3部の最終決戦では、DIOが世界(ザ・ワールド)の能力でエンディングの時間を止め、無理やり自分のシーンを割り込ませるという驚愕の演出がありました。

さらに、第6部の最終話。全シリーズの集大成となるラストシーンで流れたのは、第1部のエンディング曲だった「Roundabout」でした。

これまでの旅路を振り返るような演出とともに、再びあのギターのイントロが流れた瞬間、世界中のファンが歓喜し、涙しました。1部から6部までがひとつの大きな円(ラウンドアバウト)として繋がった、アニメ史に残る最高のファンサービスだったと言えるでしょう。


ジョジョの楽曲をもっと深く楽しむために

ジョジョのエンディング曲を聴き直すと、当時の放送の記憶が鮮明に蘇ってきます。もし、これらの名曲をより良い音質で楽しみたいなら、高音質のイヤホンやスピーカーで聴くのがおすすめです。

特にワイヤレスイヤホンを使えば、通勤中や散歩中も、まるで自分がジョジョの世界の登場人物になったかのような没入感を味わえますよ。

また、歌詞の日本語訳を読みながら曲を聴くと、「あ、ここはあのキャラクターのセリフとリンクしているんだ!」という新しい発見が必ずあります。洋楽だからと聞き流すのではなく、その言葉の意味を噛みしめることで、作品への理解はさらに深まるはずです。


ジョジョのアニメ歴代エンディング全曲まとめ!洋楽採用の理由や隠された意味を解説

ここまで、ジョジョの奇妙な冒険のエンディング曲について振り返ってきました。

ジョジョのEDがこれほどまでに愛されるのは、単に「良い曲だから」だけではありません。原作者の想い、スタッフのこだわり、そして物語との完璧なシンクロ率。これら全てが合わさることで、30分のアニメの最後を締めくくる「至高の数分間」が完成しているのです。

洋楽というアプローチを通じて、私たちはかつての名曲を再発見し、それがジョジョという物語の一部であることを再認識します。

次にあなたがアニメを観返すときは、ぜひエンディングの最後の一音まで耳を澄ませてみてください。そこには、言葉だけでは語り尽くせない「黄金の精神」が、音の波となって刻まれているはずです。

ジョジョという偉大な物語は、これからも音楽と共に、私たちの心の中で鳴り止むことはありません。

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