ジョジョ5部の強敵ズッケェロを徹底解説!能力の謎や拷問ダンスの元ネタも紹介!

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『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』の序盤において、圧倒的な絶望感と「わけのわからなさ」で読者を恐怖させた敵といえば、マリオ・ズッケェロを置いて他にいません。

ブチャラティチームがポルポの遺産を狙ってカプリ島へ向かう船上、一人、また一人と仲間が消えていく。あの「見えない敵」との攻防は、まさにジョジョらしいサスペンスの極致でしたよね。

今回は、そんなジョジョのズッケェロというキャラクターを深掘りし、初見では理解しづらいスタンド能力「ソフト・マシーン」の仕組みから、ネット上で語り継がれる伝説の「拷問ダンス」の裏側まで、徹底的に解説していきます!


組織の遺産を狙うハイエナ、マリオ・ズッケェロ

ジョルノがブチャラティチームに加入して最初の本格的な任務。それは、亡くなった幹部ポルポが隠した「6億リラ」を回収することでした。しかし、その莫大な遺産を狙っていたのは彼らだけではありません。

マリオ・ズッケェロは、パッショーネの末端メンバーでありながら、相棒のサーレーと共に独自に遺産の情報を掴み、先回りしてブチャラティたちを襲撃します。

彼の外見で印象的なのは、なんといってもその唇。糸で縫い合わせたような模様があり、いかにも「口が堅い(あるいは裏切りを許さない)」ギャングらしい不気味さを漂わせています。性格は非常に狡猾。正面切って戦うよりも、相手を罠にはめ、じわじわと追い詰めることを好むタイプです。

もしあなたが彼の執念深さをデスクに飾っておきたいなら、ジョジョ フィギュアなどで彼の立体造形を探してみるのも、作品の世界観に浸る良い方法かもしれませんね。


スタンド「ソフト・マシーン」の能力を解剖する

ズッケェロのスタンド「ソフト・マシーン」は、人型のビジュアルを持ちながら、その手には鋭い「針」を携えています。この能力こそが、第5部序盤最大のミステリーを生み出しました。

針で刺してペチャンコにする恐怖

このスタンドの基本能力は、針で刺した対象の「空気を抜くようにしてペチャンコにする」というものです。

刺された人間は、命に別状はないものの、まるで薄いゴム風船がしぼんだような状態になります。自分では動くことができず、声も出せなくなる。ズッケェロはこの状態の仲間を「薄い隙間」に隠したり、人質に取ったりすることで、ブチャラティたちを翻弄しました。

物理法則を無視した「重なり」

この能力の最も恐ろしい点は、ペチャンコになったものは「体積がほぼゼロ」になるため、どんな狭い隙間にも入り込めることです。

さらに、この能力は物体にも適用されます。例えば、薄くなった物体を別の物体の上に「貼り付ける」ことができるのです。これが、あの有名な「船が2隻あった」というトリックの正体です。


読者を混乱させた「船が2隻」トリックの真実

「あの船のシーン、結局どうなってたの?」と、今でも疑問に思うファンは少なくありません。ここでその仕組みを整理してみましょう。

ズッケェロはあらかじめ、ブチャラティたちがレンタルした船と「全く同じモデルの船」をもう1隻用意していました。そして、自分の能力でその船を丸ごとペチャンコにし、ブチャラティたちが乗っている船の上に「カバー」のように被せたのです。

  • ブチャラティたちは、重なった2枚の「船の皮」の上で動いていた。
  • ズッケェロ本人は、その2枚の皮の「隙間」に潜伏していた。
  • 隙間から針を突き出し、一人ずつ引きずり込んで無力化していった。

この大胆かつ緻密な計画は、ブチャラティの機転によって暴かれましたが、もしアバッキオの「ムーディー・ブルース」による再生がなければ、全滅していてもおかしくないほどの脅威でした。


伝説の「拷問ダンス」とその元ネタ

ズッケェロを語る上で、避けて通れないのが「拷問ダンス」です。

敗北し、捕らえられたズッケェロ。ブチャラティたちは情報を聞き出すため、彼に残酷な拷問を仕掛けます。まぶたを針で固定し、眼鏡のレンズを使って日光を集め、直接眼球を焼く……。文字にすると正視に耐えない凄惨なシーンですが、ここでジョジョ史に残るシュールな演出が入ります。

ナランチャ、ミスタ、フーゴの3人が、なぜか突然、軽快なステップで踊り始めるのです。

アニメ版で爆発した人気

原作漫画では数コマの出来事でしたが、アニメ版ではこのシーンに並々ならぬ力が入っていました。約1分間にわたるフルアニメーションのダンス、そしてこのためだけに書き下ろされた楽曲『Canzoni preferite』。

このファンキーなリズムに合わせて踊る3人の姿は、世界中のファンの心を掴みました。シリアスな拷問と、陽気なダンスのギャップ。これこそがジョジョという作品が持つ唯一無二の空気感だと言えるでしょう。

ダンスの元ネタは?

ファンの間では、このダンスのステップは、プリンス(Prince)やマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)といった、荒木飛呂彦先生が愛するアーティストたちのパフォーマンスが投影されているのではないかと考察されています。

第5部は特にイタリアが舞台ということもあり、当時のユーロビートやファンクの要素が混ざり合った、独特のファッショナブルな演出として昇華されています。このシーンを繰り返し観たい方は、ジョジョ 黄金の風 Blu-rayをチェックしてみてください。あの滑らかな動きを何度も堪能できるはずです。


ズッケェロの強さは「暗殺チーム」級?

ファンの間の議論でよく上がるのが、「ズッケェロは実は最強だったのではないか」という説です。

確かに、彼のソフト・マシーンは直接的な破壊力こそ低いですが、暗殺や奇襲においては無類の強さを発揮します。

  • どんな場所にも潜り込める隠密性。
  • 一撃当てれば勝ち確という即死級の拘束力。
  • 物体を薄くして持ち運べる利便性。

もし彼がブチャラティチームではなく、リゾット率いる「暗殺チーム」に所属していたら、物語の難易度はさらに跳ね上がっていたかもしれません。性格のゲスさはともかく、スタンド使いとしての素質と創意工夫は超一流だったと言えます。


敗北後のズッケェロと「その後」の物語

ブチャラティに敗れ、無残な拷問を受けたズッケェロ。本編ではその後、生きたまま放置されたような描写でフェードアウトします。

しかし、スピンオフ小説『恥知らずのパープルヘイズ』では、彼のその後の足跡が描かれています。組織の麻薬チームの残党に拾われ、ボロボロになりながらも再び戦いに駆り出される彼の姿は、本編以上の悲壮感が漂っています。

公式の続編ではありませんが、彼の「しぶとさ」と「報われない末路」を補完するエピソードとして、多くのファンに支持されています。気になる方はぜひ恥知らずのパープルヘイズを手に取ってみてください。パンナコッタ・フーゴのその後と共に、ズッケェロという男の生き様がより深く理解できるはずです。


ジョジョ5部の強敵ズッケェロを徹底解説!能力の謎や拷問ダンスの元ネタも紹介!:まとめ

マリオ・ズッケェロは、単なる「最初の方に出てきた敵」という枠には収まらない、非常に濃いキャラクターでした。

彼のスタンド「ソフト・マシーン」が仕掛けた船のトリックは、読者に「これから始まる第5部は、一筋縄ではいかない知略戦になるぞ」という覚悟を決めさせるのに十分なインパクトがありました。そして、彼を媒介にして生まれた「拷問ダンス」は、ジョジョという文化を象徴するアイコンの一つとなっています。

卑劣で、狡猾で、けれどどこか憎めないマ抜けな一面もある。そんなズッケェロという男を知ることで、第5部の物語はより一層味わい深くなります。

次にアニメや漫画を見返すときは、ぜひ彼の唇の縫い目や、船の隙間に潜む執念に注目してみてください。きっと、新しい発見があるはずですよ。

「吐き気をもよおす邪悪」とはまた違う、組織の末端で必死に這い上がろうとした一人の男。その輝き(あるいは、しぼみ具合)を、私たちは忘れることができません。

あなたのジョジョライフが、さらに熱いものになることを願っています!

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