荒木飛呂彦先生による『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』。物語が加速する中で、ついに巨大な敵の全貌が見えてきました。その名も「HOWLER(ハウラー)社」。
ジョディオたちが手に入れた「溶岩」を巡り、真っ向から対立することになったこの巨大企業。一体彼らは何者なのか?CEOアッカ・ハウラーの恐るべき力とは?これまでに判明している情報と、ファンの間で囁かれる熱い考察を徹底的にまとめました。ジョジョ9部をより深く楽しむためのガイドとして活用してください!
ハワイを支配する巨大インフラ企業「ハウラー社」の正体
物語の舞台であるハワイにおいて、ハウラー社は単なる一企業ではありません。彼らはハワイ諸島の「水」と「土地」を牛耳る、いわばインフラの王です。
ジョディオたちが所属するチームのボス、メリル・メイ・チーが次なる標的として定めたのが、このハウラー社の資産でした。その額なんと500億ドル。ダイヤモンドの強奪を成功させた一行にとって、異次元のスケールを持つ相手が登場したことになります。
ハウラー社は、オアフ島のホノルルにそびえ立つ自社ビルを拠点としています。表向きはクリーンな地元の名士企業ですが、その裏側は「土地の所有権」を武器にした冷酷な独占欲に満ちています。彼らの所有する土地には、フアラライ山の北斜面など、ハワイの生命線とも言える水資源が豊富に含まれているのです。
特筆すべきは、彼らのルーツです。ハウラー家はもともと「ラトラート」というイタリア系の船乗りの血を引いています。1898年のハワイ併合という歴史の転換点において、彼らは苗字を「ハウラー」に改め、巧みに立ち回ることで現在の地位を築き上げました。歴史の裏側で暗躍してきた一族であることが伺えますね。
若きCEOアッカ・ハウラーと「溶岩」の因縁
ハウラー社の現CEO、アッカ・ハウラーは42歳。非常にプライドが高く、有能ですが冷徹な人物として描かれています。部下が少しでも自分の意に沿わない言動を見せれば、その場で解雇を言い渡す独裁的な一面を持っています。
彼がこれほどの富を築けた背景には、実は「溶岩(Lava Rock)」の存在がありました。アッカは幼少期、祖父と共にフアラライ山を訪れた際、不思議な力を持つ溶岩を発見しています。
祖父から教えられたのは、「世の中には金の流れを自分に引き寄せる仕組みがある」ということ。アッカはこの溶岩の特性——価値のあるものを引き寄せるという「メカニズム」を、ビジネスの成功に直結させてきたと考えられます。
つまり、ジョディオたちが偶然手に入れた溶岩を、アッカは何十年も前から「資産運用」の道具として使いこなしていたのです。彼にとって、溶岩を奪おうとするジョディオたちは、自分の帝国の根幹を揺るがす不届き者に他なりません。
ジョジョの世界観を物理的に手元に置きたいファンなら、ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 単行本をチェックして、アッカの初登場シーンの迫力をぜひ体感してほしいところです。
襲い掛かるハウラー社のスタンド使いと恐るべき能力
ハウラー社は、自社の利益を守るために強力なスタンド使いを「社員」や「刺客」として配置しています。現在までに判明している彼らの能力は、どれも一筋縄ではいかないものばかりです。
- ルルの「バグズ・グルーヴ(Bags’ Groove)」見た目は可愛らしい少女ですが、その能力は極めてエグいです。土地の権利書などに潜む小型の群集型スタンドで、対象の体内に侵入します。血管や肺を直接攻撃し、浮腫や呼吸困難を引き起こすという、病死に見せかけた暗殺に特化した能力です。
- ボビー・ジーンの「グローリー・デイズ(Glory Days)」ベテランの風格漂うエージェント、ボビー・ジーン。彼の能力は、発射された弾丸の速度を自在に操作すること。霧の中に弾丸を停滞させたり、死角から一気に加速させて撃ち抜いたりと、必殺の精度を誇ります。
- アッカ・ハウラーのスタンド(名称不明)ついに姿を現したアッカ本人の能力。岩のような質感の人型で、背中から「霧」を放出します。この霧の中に物を落とし、別の場所から高速で射出するような描写があり、空間を繋ぐ、あるいは物質を転送する能力ではないかと推測されています。
彼らの戦い方は、真っ向勝負というよりも「社会的な抹殺」や「不可解な事故」を装うものが多く、これまでのジョジョの敵組織とは一線を画す不気味さがあります。
500億ドルの資産を守る「土地の権利書」という罠
ジョディオたちが狙っているのは、ハウラー社が所有する土地の「権利書」です。しかし、これが一筋縄ではいきません。
ハウラー社は、土地の権利書そのものにスタンド能力を付加させたり、厳重な監視体制を敷いたりしています。単に盗めばいいという話ではなく、法的に、そしてスタンド能力的に「どうやって自分たちのものにするか」という知略戦が繰り広げられています。
また、ハウラー社はドルフィン銀行から300億ドルもの巨額融資を受けています。これほどの借金がありながらも、彼らの資産価値はそれを遥かに上回る。この「借金と資産のバランス」の中に、物語の鍵を握る大きな仕掛けが隠されている予感がしますね。
最新のエピソードを追いかけたい方は、ウルトラジャンプで連載をチェックするのが一番の近道です。
聖人の遺体?悪魔の手のひら?ハウラー社にまつわる伏線考察
第7部『スティール・ボール・ラン』から続くこの世界線において、ファンが最も注目しているのは「土地の力」です。
第7部では「聖人の遺体」が、第8部『ジョジョリオン』では「壁の目」や「等価交換」がテーマとなりました。第9部においても、ハウラー社が独占しているフアラライ山の土地には、何らかの「聖なる力」や「呪い」が宿っている可能性があります。
アッカ・ハウラーが溶岩を使って富を引き寄せているのは、その土地自体が「悪魔の手のひら」のように、人間にスタンド能力を授けたり、理外の現象を引き起こしたりする場所だからではないでしょうか。
また、ハウラー社と対峙する中で、ジョディオの「ノーベンバー・レイン」がさらなる進化を遂げるのではないかという期待も高まっています。富を引き寄せる「溶岩」と、全てを押し潰す「雨」。この対比が物語の結末にどう影響するのか、目が離せません。
ジョジョ 9部ハウラーの正体とは?スタンド能力や目的、最新の伏線を徹底考察!まとめ
ここまでハウラー社の謎について深掘りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ハウラー社の正体は、ハワイのインフラを支配し、溶岩の「メカニズム」を利用して巨万の富を築いた歴史ある一族でした。アッカ・ハウラーの冷酷な知略と、強力なスタンド使いたちの攻撃。ジョディオたちは、この巨大な壁をどう乗り越えていくのでしょうか。
彼らの目的が単なる金儲けなのか、それとも土地に眠るさらなる「大いなる力」を手に入れることなのか。今後の連載でその真実が明かされるのが楽しみでなりません。
最新話を読み返す際は、ぜひアッカのセリフや背景に描かれた細かな描写に注目してみてください。荒木先生が仕掛けた、とんでもない伏線が隠されているかもしれません。
ジョジョの世界をより深く味わうために、ジョジョの奇妙な冒険 画集などで、その圧倒的なビジュアルイメージに浸ってみるのもおすすめですよ。
これからも『The JOJOLands』の展開から目が離せません!

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