「ジョジョの奇妙な冒険」という名前は聞いたことがあるけれど、結局「ジョジョ」って誰のこと?と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
ネットで見かける強烈なキャラクターたちや、独特のポーズ、そして「オラオラ」という掛け声。気になってはいるものの、シリーズが長すぎてどこから手をつければいいか迷ってしまいますよね。
実はジョジョは、一人のヒーローがずっと戦い続ける物語ではありません。ジョースター家という一族の血統が、世代を超えて「悪」と戦う壮大な大河群像劇なのです。
この記事では、歴代の主人公たちが誰なのか、彼らがどんな能力を持っているのか、そして複雑な家系図の謎をスッキリ解き明かします。読み終える頃には、あなたにぴったりの「推しジョジョ」が見つかっているはずですよ。
歴代の「ジョジョ」は一人じゃない!部ごとの主人公まとめ
まず最初に知っておきたいのは、「ジョジョ」とは歴代主人公たちの共通の愛称であるということです。彼らの名前の一部を組み合わせると、必ず「ジョジョ(JOJO)」になるようになっています。
現在、第9部まで展開されている物語の中で、それぞれの時代を駆け抜けた主人公たちを順番に見ていきましょう。
第1部:ジョナサン・ジョースター
すべての始まりであり、19世紀末のイギリスを舞台に活躍した正真正銘の紳士です。誠実で正義感が強く、宿敵ディオ・ブランドーとの因縁を作った人物。シリーズで唯一、超能力的な「スタンド」ではなく、呼吸法で生命エネルギーを高める「波紋」という技術で戦います。
第2部:ジョセフ・ジョースター
ジョナサンの孫にあたるアメリカ育ちの青年です。真面目な祖父とは正反対で、お調子者で計算高く、「次に前はおまえは〜と言う」と相手のセリフを予言する心理戦が得意。1930年代を舞台に、人類の脅威である「柱の男」たちと戦います。
第3部:空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)
シリーズで最も有名と言っても過言ではない、ジョセフの孫です。日本の男子高校生ですが、非常にクールで無敵の強さを誇ります。ここから「スタンド」という精神エネルギーの具現化が登場し、彼のスタンド「スタープラチナ」は圧倒的なパワーとスピードで敵を粉砕します。
第4部:東方 仗助(ひがしかた じょうすけ)
ジョセフの隠し子であり、日本の地方都市・杜王町に住む高校生。リーゼント頭がトレードマークで、髪型をけなされると理性を失うほど怒ります。彼の能力は「壊れたものを直す」というもので、戦いの中に優しさが垣間見えるのが特徴です。
第5部:ジョルノ・ジョバァーナ
宿敵ディオの息子でありながら、ジョースターの血も引いているという複雑な出自を持つ少年。イタリアのギャングの世界で「ギャング・スター」を目指します。無機物に命を吹き込む能力を使い、知略を尽くして組織の頂点へと登り詰めていきます。
第6部:空条 徐倫(くうじょう じょりーん)
承太郎の娘であり、シリーズ初の女性主人公です。無実の罪で刑務所に収容されますが、父親譲りのタフな精神で脱獄を試みます。自分の体を糸状にする能力を駆使し、運命の決着へと向かう姿は涙なしには見られません。
第7部:ジョニィ・ジョースター
ここから世界観が一新され、パラレルワールド的な舞台設定になります。19世紀末のアメリカを舞台に、下半身不随の元天才騎手ジョニィが、謎の「鉄球」を操るジャイロと共に北米大陸横断レースに挑みます。
第8部:東方 定助(ひがしかた じょうすけ)
第4部と同じ杜王町が舞台ですが、設定は異なります。記憶喪失の青年として土の中から現れた彼は、自分が誰なのかを探るために戦います。シャボン玉を操る不思議な能力が鍵となります。
第9部:ジョディオ・ジョースター
現在連載中の最新作。ハワイを舞台に、大富豪になることを夢見る少年が主人公です。現代的な価値観と、これまでのシリーズの伝統がどう融合していくのか注目が集まっています。
複雑怪奇?ジョースター家の家系図を紐解く
ジョジョを理解する上で避けて通れないのが、キャラクター同士の繋がりです。「この人とこの人はどういう関係?」と混乱しがちですが、ポイントを絞れば意外とシンプルです。
宿敵ディオとの100年にわたる因縁
第1部で、ジョナサンの父を殺し、ジョナサンの肉体を奪って海の底で生き長らえたのがディオです。100年後の第3部で彼が目覚めたとき、ジョナサンの肉体とジョースター一族の血が共鳴し、承太郎たちにスタンド能力が発現しました。つまり、敵が元を辿れば「先祖の体」を使っているという、この異常な状況が物語の核になっています。
ジョセフ・ジョースターが繋ぐ架け橋
第2部の主人公ジョセフは、実はシリーズの中で最も重要な「ハブ」の役割を果たしています。第3部では承太郎の祖父として共に旅をし、第4部では主人公・仗助の父親(隠し子関係)として登場します。彼の長生きと奔放な女性関係が、物語のバトンを次世代へと繋いでいったのです。
親子の絆と裏切りの血
第5部のジョルノは、ディオがジョナサンの肉体を乗っ取っている時に作った子供です。そのため「悪のカリスマの息子」でありながら「正義の黄金の精神」を持つというハイブリッドな存在。また、第6部の承太郎と徐倫の父娘関係は、不器用な愛と信頼が描かれており、多くの読者の心を打ちました。
スタンド能力とは何か?バトルの概念を変えた発明
ジョジョがこれほどまでに支持される最大の理由は「スタンド」という設定にあります。単なる力比べではない、頭脳戦の面白さを生み出したこのシステムを解説します。
精神の具現化としての守護霊
スタンドとは、その人の精神エネルギーが形を成して現れたものです。基本的に一人につき一体で、本体(人間)のそばに現れて戦います。
- スタンドが傷つけば本体も傷つく
- スタンドを使えるのはスタンド使いだけ
- 能力は千差万別で、物理攻撃から特殊なルールを強いるものまで様々
例えば、ジョジョの奇妙な冒険 第3部を読んでみると、最初は「素早く動く」「パンチが強い」といったシンプルな能力が多いですが、次第に「時間を数秒止める」「重力を操る」「触れたものを爆弾に変える」といった、概念的な能力が増えていきます。
弱者が強者に勝てる「相性」の世界
ジョジョのバトルは、単純な戦闘力だけでは決まりません。どんなに強力なスタンドでも、状況や場所、相手の能力の特性によっては一気に不利になります。
「自分の能力の弱点をどう隠すか」「相手の能力の正体をどう暴くか」というサスペンス要素が強く、読者は常にハラハラしながらページをめくることになります。
初心者はどこから?おすすめの視聴・読書ルート
「全100巻以上あるのはハードルが高い……」と感じる方へ、失敗しないおすすめの入り方を紹介します。
王道派なら:第3部からスタート
ジョジョの代名詞である「スタンド」が本格的に始まる第3部から入るのが最もスムーズです。承太郎という圧倒的ヒーローの格好良さを堪能しつつ、世界観に慣れることができます。その後、第1部・第2部に戻って過去の因縁を確認するのが、通な楽しみ方です。
短編的な面白さなら:第4部
一つの街を舞台にした「日常に潜む恐怖」を描く第4部は、ミステリー小説のような面白さがあります。キャラクターが非常に個性的で、ファンの間でも特に人気が高いパートです。
スタイリッシュ重視なら:第5部
ファッションや芸術性が極まった第5部は、アニメのクオリティも異常に高く、初心者でも一気に引き込まれます。独立した物語としても完成度が高いため、ここから見始めてジョジョの虜になる人も少なくありません。
もし、タブレットなどで一気に読みたい場合はKindle Paperwhiteのようなデバイスがあると、長編でも目が疲れにくく快適に読み進められますよ。
まとめ:ジョジョは誰にでも「黄金の精神」を教えてくれる
「ジョジョ 誰」という疑問から始まったこの記事ですが、結論としてジョジョとは「運命に立ち向かうすべての人」のことだと言えます。
第1部から最新作まで一貫しているテーマは、人間讃歌です。どんなに過酷な運命であっても、自分の信念を曲げずに歩み続ける姿。その気高さこそが、30年以上にわたって愛され続ける理由です。
最初は独特の絵柄に驚くかもしれませんが、数冊読み進めれば、その裏にある熱い物語に心を奪われるはずです。まずは気になる部の第1巻を手に取るか、アニメの第1話を再生してみてください。
あなたはどの「ジョジョ」の生き方に共感するでしょうか?その答えを見つける旅が、今ここから始まります。
もし、特定のキャラクターや能力についてもっと詳しく知りたい、あるいはおすすめのグッズを知りたいといったご要望があれば、いつでもお伝えくださいね。

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