「ジョジョの奇妙な冒険」という名前は知っているけれど、巻数が多すぎてどこから手をつければいいか迷っていませんか?ネットを見れば「1部から読め」という声もあれば「3部が最高」という意見もあり、結局自分にとっての正解がどこにあるのか分からなくなりますよね。
結論から言うと、ジョジョは「どの部から見ても楽しめる」稀有な作品です。しかし、あなたの好みや「何を重視するか」によって、最高のスタート地点は変わります。
今回は、ジョジョ歴の長いファンから初心者まで納得できる、各部の面白さとおすすめの視聴順を徹底的に紐解いていきます。この記事を読み終える頃には、あなたが今日から見るべき「運命の1ページ」が決まっているはずです。
そもそも「ジョジョの奇妙な冒険」とはどんな物語か
ジョジョの物語は、ジョースター家という由緒正しき一族と、カリスマ的な悪の化身・ディオとの数世代にわたる因縁を描いたものです。最大の特徴は、部ごとに主人公が交代し、舞台や時代背景、さらにはジャンルまでもがガラリと変わる点にあります。
- 19世紀のイギリスから始まる重厚な人間ドラマ
- 特殊な呼吸法「波紋」を使った肉体派バトル
- 精神エネルギーを具現化した「スタンド」による超能力戦
- 日常に潜む恐怖を描いたサスペンス
これらが一つの大きな大河ドラマとして繋がっているのがジョジョの魅力です。では、具体的にどの部がどのように面白いのか、人気順を交えて見ていきましょう。
圧倒的人気!まずチェックすべきおすすめの部
第3部:スターダストクルセイダース
ジョジョという作品を象徴するのが、この第3部です。シリーズで最も有名な主人公、空条承太郎が登場し、現代の能力バトルの礎となった「スタンド」が初めて導入されました。
日本からエジプトまで、宿敵ディオを倒すために旅をするロードムービー的な面白さがあります。シンプルかつ熱い展開が多く、ジョジョの「基本」を知るには最適の部です。もしあなたが「これぞ少年漫画!」という熱いバトルを求めているなら、3部から入るのは大正解と言えるでしょう。
第5部:黄金の風
アニメ化をきっかけに爆発的な人気を博したのが、イタリアのギャングの世界を描いた第5部です。主人公ジョルノ・ジョバァーナとその仲間たちが、自分たちの信じる「正義」のために組織を上り詰める姿は、涙なしには見られません。
とにかくキャラクターがスタイリッシュで、戦闘シーンの駆け引きが非常に緻密です。ファッションブランドとのコラボも多く、ビジュアルの美しさを重視する方や、濃密な人間ドラマに浸りたい方に特におすすめです。
独自の魅力が光る!ジャンル別で選ぶ面白い部
第4部:ダイヤモンドは砕けない
「バトルばかりなのは疲れる」という方には、第4部が面白いと感じるはずです。日本の地方都市「杜王町」を舞台に、高校生の東方仗助たちが町に潜む不気味な事件を解決していく物語です。
日常の風景の中に、スタンド使いという異分子が紛れ込んでいるワクワク感。そして、シリーズ屈指の悪役でありながら「平穏に暮らしたい」と願う殺人鬼・吉良吉影との心理戦は、他の部にはない独特の緊張感があります。サスペンス映画のような面白さを求めているなら、ここがベストです。
第2部:戦闘潮流
ジョジョのルーツでありながら、今見ても全く色褪せないのが第2部です。主人公ジョセフ・ジョースターは、歴代主人公の中でも群を抜いてお調子者で頭脳派。強大な敵を「ハッタリ」と「奇策」で翻弄する戦い方は、見ていて非常に爽快です。
テンポが良く、笑えるシーンも多いため、重たい話が苦手な人でも一気に視聴できてしまいます。アニメのクオリティも高く、ジョジョ特有の「熱いノリ」を体感するにはぴったりです。
結局、ジョジョは何部から見るのが正解?
初心者が直面する最大の悩み、「順番通りに見るべきか、飛ばしていいのか」という問題。ここでは3つのパターンを提案します。
パターン1:王道の「1部から順番に」ルート
もしあなたが「物語の背景や血の繋がりを完璧に理解したい」タイプなら、1部から順に見るのが最も感動が大きくなります。1部の主人公ジョナサンとディオの出会いを知っているからこそ、後の3部や6部での決着が魂を揺さぶるものになるからです。
ただし注意点があります。1部は物語の導入として非常に重要ですが、絵柄が古風であったり、スタンドが登場しなかったりと、現代のアニメに慣れている人には少しハードルが高く感じることがあります。そこで挫折しそうになったら、思い切って次のルートへ進んでください。
パターン2:勢い重視の「3部スタート」ルート
「とにかくジョジョの代名詞であるスタンドバトルが見たい!」という方は、3部から見始めるのが一番スムーズです。3部は設定説明が丁寧なので、1部・2部を見ていなくても物語の筋道は十分に理解できます。3部を見てジョジョの世界観にハマった後に、「そもそも何でこんなことになってるの?」と気になったタイミングで1部・2部を遡る、という楽しみ方もファンの間では一般的です。
パターン3:最新の感性で楽しむ「5部スタート」ルート
アニメの映像美や音楽、キャラクターの格好良さを重視するなら、5部から入るのもアリです。5部は物語がほぼ独立しているため、予備知識がなくても一本のギャング映画として完成されています。まずは5部でジョジョの表現力に圧倒され、そこから過去作へ興味を広げていくルートです。
各部をさらに楽しむための豆知識
ジョジョを視聴する際、以下のポイントを意識するとより深く作品を楽しめます。
- 洋楽へのオマージュ: 作者の荒木飛呂彦先生は大のロック好きです。スタンド名やキャラクター名の多くが実在のバンド名や曲名から取られています。音楽好きな方は、元ネタを探してみるのも一つの楽しみです。
- ポージングと色彩: 「ジョジョ立ち」と呼ばれる独特のポーズや、シーンによって背景の色がガラリと変わる演出は、イタリアのアートや彫刻の影響を受けています。画面の端々にある「芸術性」に注目してみてください。
- 擬音のこだわり: 「メメタァ」「ゴゴゴゴ」といった独特の擬音は、作品の緊張感や空気感を作り出す重要な要素です。
漫画でじっくり読みたい方は、ジョジョの奇妙な冒険 第1部から手に取ってみるのも良いでしょう。最近では電子書籍でもカラー版が展開されており、独特の色使いを存分に楽しめます。また、最新のデバイスkindleなどを使って、全巻コンプリートを目指すのも大人の楽しみ方かもしれません。
知っておきたい後半の部の面白さ
6部以降は、さらに物語が複雑で深遠なテーマへと踏み込んでいきます。
第6部:ストーンオーシャン
シリーズ初の女性主人公、空条徐倫が主役です。舞台は刑務所。絶望的な状況下で知略を尽くして戦う姿は、歴代のジョジョの中でも屈指のタフさを誇ります。3部から続く「ジョースター家の宿命」に一つの大きな終止符が打たれる衝撃の結末は、必ずその目で確かめてほしいポイントです。
第7部:スティール・ボール・ラン
ここからは物語の舞台がパラレルワールド的な新世界へと移ります。19世紀のアメリカで行われる北米横断乗馬レースを描いており、青年誌に移籍したことで心理描写やバイオレンス描写がより濃厚になっています。「ジョジョの最高傑作」と推すファンも非常に多い部です。
第8部:ジョジョリオン / 第9部:The JOJOLands
第8部は震災後の杜王町を舞台にした、記憶を巡るミステリー。そして現在連載中の第9部はハワイを舞台に、若者たちが「仕組み」を利用して成り上がる姿を描いています。常に進化し続ける荒木先生の「今」を感じることができます。
ジョジョの視聴に関するよくある質問
Q:1部から見ないと話が分からない?
A:大まかな背景は部ごとに説明されるので、どこから見ても迷子になることはありません。ただし、物語の深みを感じるなら1部・3部はセットで考えるのが理想的です。
Q:アニメと漫画、どっちがおすすめ?
A:初心者はアニメがおすすめです。独特のセリフ回しに「声」がつくことで世界観に入り込みやすくなりますし、BGMの効果でバトルの緊迫感が倍増します。より緻密な書き込みや、作者の呼吸を感じたいなら漫画版を。特にipadのような高精細なタブレットでカラー版を読むと、その芸術性の高さに驚くはずです。
Q:途中で飽きてしまったら?
A:ジョジョは部ごとにジャンルが変わるため、もし今の部が合わないと感じたら、一旦飛ばして次の部を見てみてください。例えば「4部の日常感が合わない」人が「5部の過酷なバトル」には熱狂する、といったケースは本当によくあります。
まとめ:ジョジョは何部から見るのが面白い?
「ジョジョの奇妙な冒険」は、どの部も一貫して「人間の尊厳」や「勇気」を描いています。しかし、その表現方法は部によって千差万別です。
- 王道の興奮を味わいたいなら第3部
- スタイリッシュな絆に触れたいなら第5部
- 日常に潜む謎を解き明かしたいなら第4部
- 物語の全ての原点を知りたいなら第1部
このように、今のあなたが求めている感情に合わせて選ぶのが一番の「正解」です。
ジョジョという作品は、一度ハマると一生モノの趣味になります。独特な台詞回しやポーズ、予想もつかない能力の使い道。それら全てがあなたの日常を少しだけ「奇妙」で楽しいものに変えてくれるはずです。
まずは気になる部から1話だけでも見てみてください。黄金のような精神を持った主人公たちが、あなたを素晴らしい冒険の世界へ連れて行ってくれるでしょう。
**ジョジョは何部から見るのが面白い?全9部の人気順とおすすめの順番を徹底解説!**というテーマでご紹介しましたが、最後に決めるのはあなたの直感です。運命に導かれるまま、ジョジョの世界に飛び込んでみてくださいね!

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