ジョジョの「両手が右手の男」の正体は?J・ガイルの能力と倒し方、作画ミスも解説!

ジョジョ
この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。アマゾンアソシエイトプログラムに参加しています。

『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』を語る上で、避けて通れないトラウマ級の敵キャラといえば誰を思い浮かべますか?

DIOやヴァニラ・アイスも恐ろしいですが、物語の中盤でポルナレフを絶望の淵に叩き落とした「両手が右手の男」の不気味さは異常でしたよね。鏡の中に潜み、実体を持たずに攻撃してくるあの感覚。

今回は、そんなジョジョ史上屈指のゲス悪役でありながら、設定の深さと「作画ミス」というネタ要素まで兼ね備えたJ・ガイルについて、その正体からスタンド能力の謎、そしてファンの間で語り継がれる右手にまつわるエピソードを徹底解説していきます!


復讐の連鎖!ポルナレフが追った「両手が右手の男」の正体

ジョジョ第3部において、ジャン=ピエール・ポルナレフが旅に同行した最大の動機。それが、妹のシェリーを殺害した「両手が右手の男」への復讐でした。

この男の正体こそが、DIOの刺客であり、タロットカード「吊られた男」の暗示を持つスタンド使い、**J・ガイル(ジェイ・ガイル)**です。

悍ましい外見と血縁関係

J・ガイルは、DIOの側近である「エンヤ婆」の実の息子です。顔中がボコボコとした肉塊のような不気味な造形をしており、何より最大の特徴は、左腕の先も親指が外側を向いた「右手」になっているという異形。

この「両手が右手」という設定は、ポルナレフが犯人を特定するための唯一の手がかりでした。普通、人間は左右対称ですが、彼はその理を外れた存在として描かれています。

性格は救いようのない「ゲス」

J・ガイルの恐ろしさは、その外見以上に内面の卑劣さにあります。彼は力のない女性を襲い、それを楽しむような残忍な性格の持ち主。さらに、自分は安全な場所(鏡の中)に身を置きながら、相手が苦しむ姿を眺めることを至上の喜びとしています。

この圧倒的な「悪」としての造形が、後のポルナレフとの決着シーンをよりカタルシスのあるものへと昇華させているんですね。


鏡の世界の死神!スタンド「ハングドマン」の戦慄すべき能力

J・ガイルが操るスタンドジョジョの奇妙な冒険 スタンドフィギュア「ハングドマン(吊られた男)」は、本体と同様に両手が右手というフォルムをしています。

その能力は、初見では「無敵」と思わせるほど特殊なものでした。

「鏡の中」という絶対的な安全圏

ハングドマンの最大の特徴は、現実世界には実体を持たず、鏡やガラス、水たまりといった「光を反射する物体の中」にのみ存在することです。

恐ろしいのは、ハングドマンが鏡の中で相手を攻撃すると、現実世界の相手にもそのまま傷がつくという点。ポルナレフがどれだけ剣を振るっても、鏡の中の像を斬ることはできず、一方的に切り刻まれる恐怖。これこそが「鏡の世界の死神」と呼ばれる所以です。

瞳すらも「鏡」にする執念

さらに厄介なのが、鏡がなくても「反射するもの」があればどこへでも移動できること。窓ガラスを割っても、飛び散った破片の一つ一つに潜み、さらには「人間の瞳」に映る景色すらも移動経路にしてしまいます。

逃げ場がない。この絶望感が、読者をハラハラさせたポイントでした。

移動速度は「光速」

ハングドマンはある鏡面から別の鏡面へ移動する際、光の反射として移動します。その速度は物理法則通りの「光速」。

いくら超スピードを誇るシルバーチャリオッツであっても、光速で動く相手を捉えるのは至難の業です。この「速さ」と「無敵の潜伏場所」が組み合わさった時、J・ガイルは最強に近い刺客となって立ちふさがりました。


策士・花京院とポルナレフの共闘!光速の敵をどう倒したのか?

無敵に思えたJ・ガイルでしたが、ポルナレフと花京院典明のコンビネーションによって、その弱点を突かれることになります。

唯一の弱点「移動経路」

花京院は冷静な分析の結果、ハングドマンの弱点を見抜きました。それは「別の反射物へ移動する瞬間は、必ず一直線の光として移動する」ということ。

光の速さで動くなら、その「通り道」さえ分かれば、そこに剣を置いておくだけで斬ることができる。非常にシンプルですが、実行するには極限の集中力と罠が必要でした。

砂を使った強制的な移動

決戦の舞台で、花京院は周囲に砂を撒き散らします。そして、ハングドマンが潜んでいる「唯一の目印」を限定させることで、次に彼がどこへ移動するかを強制的にコントロールしました。

「次はあっちへ行くしかない」という状況を作り出したのです。

針串刺しの刑

逃げ場を失い、必死に別の瞳へ飛び移ろうとしたハングドマン。その光の軌道を、ポルナレフのシルバーチャリオッツが完璧に捉えました。

「あばよ、J・ガイル。妹の魂と一緒に、地獄で踊りな!」

最後は、本体であるJ・ガイルがポルナレフの怒りの連撃を浴び、空中に高く跳ね上げられた後、鉄柵に突き刺さるという壮絶な最期を迎えました。ポルナレフの長年の執念が実った瞬間であり、3部の中でも屈指の名決着シーンと言えるでしょう。


ジョジョの謎?「両手が右手」にまつわる作画ミスとファンの考察

さて、ここからは少しマニアックな話題に触れていきましょう。J・ガイルの「両手が右手」という設定は、実は漫画界でも有名な「作画ミス」を引き起こす原因にもなりました。

ポルナレフも「両手が右手」に?

非常に皮肉な話ですが、「両手が右手の男」を追っているポルナレフ自身が、コミックスの特定のコマで「左手が右手」として描かれてしまったことがあるんです。

特に有名なのが、J・ガイルとの決戦直前のシーン。緊迫した場面でポルナレフの指の向きが逆になっており、ファンの間では「ポルナレフ、お前が犯人だったのか!?」なんて冗談めかして語られることも。

もちろんこれは単純な作画ミスですが、ジョジョの奇妙な冒険 文庫版などの後の重版や修正版では、多くの場合正しい向きに直されています。

なぜミスが起きてしまうのか

「手」を描くのは漫画家にとって非常に難しい作業だと言われています。特にジョジョのようにポージングが複雑な作品では、手の甲と平の向き、親指の位置を混同しやすいのです。

J・ガイルという「両手が右手」という強烈なキャラクターを描いているうちに、作者の荒木先生やアシスタントの方の中で、手の左右感覚がゲシュタルト崩壊を起こしてしまったのかもしれませんね。

エンヤ婆も両手が右手?

実はJ・ガイルの母であるエンヤ婆も、一部の描写で両手が右手として描かれています。これはミスというよりは、「J・ガイルの母親である」という血縁上の証拠、あるいは人間を超越した存在である演出として、意図的に描かれた節があります。

親子揃って異形であるという設定が、DIO一味の不気味さをより際立たせていました。


まとめ:ジョジョの「両手が右手の男」の正体は?J・ガイルの能力と倒し方、作画ミスも解説!

『ジョジョの奇妙な冒険』において、J・ガイルは単なる中ボス以上のインパクトを残しました。

「両手が右手」という一目で異常だとわかるビジュアル。

「鏡の中から攻撃する」という初見殺しの絶望的な能力。

そして、それを見事に打ち破るポルナレフの成長と復讐劇。

これら全ての要素が噛み合っているからこそ、連載から数十年経った今でも「両手が右手の男」というキーワードはファンの心に刻まれているのです。

もし今、お手元にジョジョの奇妙な冒険 カラー版があるなら、ぜひJ・ガイル戦を読み返してみてください。当時は気づかなかった「隠れた右手」や、光速の攻防の緻密さに、改めて驚かされるはずですよ。

ジョジョの世界は、こうした細かな設定や、時には人間味のあるミスも含めて、私たちを惹きつけてやまない魅力に溢れています。次はどのスタンド使いの謎を追いかけましょうか?

それでは、アリーヴェ・デルチ!(さよならだ!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました