「ジョジョの奇妙な冒険」という作品、あなたにとってどんな存在ですか?情熱的なファンなら「人生のバイブル」でしょうし、これから読もうと思っている方にとっては「長すぎてどこから手を付ければいいかわからない伝説の迷宮」かもしれませんね。
ネットを見ていると「ジョジョは完結した」という声もあれば、「いや、まだ続いている」という意見もあり、どっちが本当なのか混乱している方も多いはず。
結論からお伝えしましょう。ジョジョは**「シリーズ全体としては終わっていませんが、物語の大きな区切り(完結)は何度も迎えている」**というのが正解です。
この記事では、ジョジョの完結にまつわる複雑な事情や、現在連載中の第9部の最新状況、そしてこれから読み始める方が迷わないためのガイドを、熱量を込めてお届けします。
ジョジョは完結しているのか?「2つの世界」の真実
まず、多くの読者が「ジョジョは完結した」と勘違いしてしまう最大の理由は、作品の構造にあります。ジョジョは現在、大きく分けて2つの「サイクル」で構成されているんです。
1. 第1部から第6部までの「石仮面と因縁」の物語
1987年から始まったジョナサン・ジョースターとディオ(DIO)の宿命の対決。これは第6部『ストーンオーシャン』で、文字通り「世界が一巡」することで一つの完結を迎えました。ここで物語が一度リセットされたため、「ジョジョは6部で終わった」という印象を持つ人が多いのです。
2. 第7部から現在へ続く「新世界」の物語
第6部で世界が一巡したあと、舞台を19世紀のアメリカに移して始まったのが第7部『スティール・ボール・ラン』です。ここからはこれまでの設定を一度解体し、新しい時間軸での物語がスタートしました。つまり、今は「第2のジョジョ」が進行中というわけです。
もしあなたが「昔読んでいたけれど、空条承太郎たちの物語がどうなったか知りたい」というのであれば、それは第6部で完結しています。でも、ジョジョという作品そのものの鼓動は、今もなお激しく打ち続けているんですよ。
第1部から第6部:ジョースター家とDIOの決着
第1部から第6部までは、血のつながった「ジョースター家の血統」が、悪のカリスマ・DIO、あるいは彼の遺志を継ぐ者たちと戦う壮大な叙事詩です。
- 第1部・第2部:吸血鬼や「柱の男」といった超生物との波紋疾走(オーバードライブ)による戦い。
- 第3部:ここでシリーズの象徴となる「スタンド」が登場。空条承太郎がエジプトでDIOを打倒します。
- 第4部・第5部:舞台を日本の町やイタリアのギャング組織に移し、スタンドバトルがより知略を尽くした心理戦へと進化。
- 第6部:承太郎の娘、空条徐倫が主人公。ついにDIOの親友であるプッチ神父との最終決戦により、旧世界の物語が幕を閉じます。
この第6部のラストは、漫画史に残る衝撃的な結末でした。「完結」という言葉では片付けられないほどの喪失感と、希望が入り混じったエンディング。もしまだ読んでいないなら、ぜひその目で「世界の終わりと始まり」を確かめてみてください。
これら初期の物語をじっくり楽しむなら、ジョジョの奇妙な冒険 文庫版 コミックセットで一気に揃えるのが、場所も取らずにスマートでおすすめです。
第7部・第8部:パラレルワールドでの新たな挑戦
第6部で世界がリセットされたあと、荒木飛呂彦先生は「ジョジョ」の概念をさらに拡張しました。
第7部『スティール・ボール・ラン』は、かつてのジョニィ・ジョースター(ジョナサンのポジション)が、馬でアメリカ大陸を横断するレースに挑む物語。スタンドの概念が「回転」や「聖人の遺体」といった新しい要素と結びつき、最高傑作との呼び声も高い部です。
続く第8部『ジョジョリオン』は、東日本大震災後の日本・杜王町が舞台。自分は何者なのか?というアイデンティティを問うミステリー仕立ての物語で、2021年に約10年の連載を経て完結しました。
この第7部以降は、青年誌(ウルトラジャンプ)に連載の場を移したこともあり、描写がより緻密で大人向けになっています。人生の深淵に触れるような哲学的なセリフも多く、大人が今こそ読むべきエンターテインメントと言えるでしょう。
現在連載中!第9部『The JOJOLands』の最新状況
そして今、私たちがリアルタイムで追いかけられるのが、2023年からスタートした第9部『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』です。
舞台は現代のハワイ。主人公はジョディオ・ジョースターという15歳の少年です。なんと彼は「大富豪になる」という野望を抱き、麻薬の運び屋などの裏稼業に手を染めているという、これまでの主人公とは一線を画すダークな立ち上がりでファンを驚かせました。
第9部の注目ポイントは以下の通りです。
- 「仕組み(メカニズム)」を味方につける戦い:力押しではなく、社会のルールや仕組みを利用して成り上がる物語。
- 過去作のオマージュ:第4部に登場した人気キャラクター、岸辺露伴が登場するなど、ファンサービスも満載。
- 最新のスタンドバトル:予測不能な能力が次々と登場し、毎月SNSでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せています。
2026年現在も物語は加速中。今から追いかければ、歴史的な完結の瞬間に立ち会えるかもしれません。
ジョジョの巻数は全部で何巻?集めるコツは?
「ジョジョを全部集めたい!」と思ったとき、最初にぶち当たる壁がそのボリュームです。単行本は全シリーズ合わせて130巻を軽く超えています。本棚のスペースが心配な方も多いですよね。
賢く集めるためのポイントをまとめました。
- 文庫版で揃える:第1部から第7部までは文庫版が発売されています。サイズがコンパクトで、表紙が荒木先生による描き下ろしなのも魅力です。
- 電子書籍でスマートに:Kindle Paperwhiteなどのデバイスがあれば、数千ページに及ぶ重厚な物語をポケットに入れて持ち運べます。特にフルカラー版は、スタンドの造形や能力の発動が非常に見やすくなっているので、初心者の方にこそ推奨したいですね。
- 部ごとに集める:ジョジョは各部が独立した物語としても成立しています。まずは一番興味がある部だけをジョジョの奇妙な冒険 単行本でピンポイントに購入するのも賢い選択です。
なぜジョジョは「完結」してもなお愛され続けるのか
30年以上も愛され、完結と連載を繰り返しながら進化を続けるジョジョ。その魅力の根源は「人間讃歌」というテーマにあります。
どんなに絶望的な状況でも、自らの運命を切り拓こうとする人間の美しさ。荒木先生が描き続けるこのテーマは、時代が変わっても色褪せることがありません。
また、独特のポージング(ジョジョ立ち)や、独創的な色使い、そして「メメタァ」「ゴゴゴゴゴ」といった唯一無二の擬音。これらは単なる漫画の枠を超え、ファッションやアートの世界にも多大な影響を与えています。ルーヴル美術館に作品が展示されたこともあるほどです。
ファンの間では「ジョジョを読むと人生の解像度が上がる」なんて言われることもあります。それほどまでに、登場人物たちの言葉には重みがあり、読者の背中を押してくれるパワーが宿っているのです。
ジョジョ完結の真相は?シリーズの結末と第9部最新状況まとめ
さて、ここまで「ジョジョの完結」にまつわる真実を紐解いてきました。
改めて整理すると、「ジョジョの奇妙な冒険」は第6部で一度壮大な完結を迎え、現在はその魂を受け継いだ「新しい世界」の第9部が絶賛連載中です。
「長すぎるから……」と敬遠するのはもったいない。1部から順に読むのはもちろん、評判の良い第3部や第7部からつまみ食いするように読み始めても、その圧倒的な熱量に引き込まれるはずです。
もしあなたが、何か新しい刺激や、困難に立ち向かう勇気を求めているなら、ぜひジョジョの扉を叩いてみてください。そこには、想像を絶する奇妙で美しい冒険が待っています。
最後になりますが、物語の最新情報を追いかけたい方は、公式サイトやウルトラジャンプの情報をチェックするのを忘れずに。あなたの人生という冒険に、ジョジョの「黄金の精神」が光を灯してくれることを願っています!

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