【ジョジョの奇妙な冒険】年代・時系列を徹底解説!1部〜9部の舞台と歴史の繋がり

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険、興味はあるけど部ごとに時代がバラバラでよくわからない……」

「6部のラストで世界はどうなったの? 7部からは別のお話?」

そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。シリーズ累計発行部数は1億2,000万部を超え、今や世界中で愛されるバイブルとなったジョジョ。しかし、その物語は19世紀から現代、さらにはパラレルワールドへと地続きで、あるいは劇的に形を変えて繋がっています。

今回は、全ジョジョファンのために、第1部から最新の第9部までの年代・時系列、そして舞台設定を徹底的に紐解いていきます。これを読めば、ジョースター家が歩んだ数奇な運命の全貌がスッキリ理解できるはずです。


1. 19世紀末から始まった宿命の連鎖(第1部・第2部)

ジョジョの物語は、イギリスの一軒の邸宅から幕を開けました。すべての始まりは、一人の貴族の青年と、スラム街出身の野心家の出会いにあります。

第1部:1880年代のイギリスと石仮面の恐怖

物語のスタートは1880年代。産業革命を経て近代化が進むイギリスが舞台です。主人公ジョナサン・ジョースターと、その養子となったディオ・ブランドー。二人の青年の確執が、アステカ文明の遺物「石仮面」によって吸血鬼を巡る死闘へと変貌します。

この時代、まだ「スタンド」という概念はありません。ジョナサンは師匠ツェペリから伝承された「波紋」という呼吸法を武器に、人智を超えたディオの怪物たちに立ち向かいます。1889年、大西洋上での衝撃的なラストが、のちの100年にわたる因縁を決定づけました。

第2部:1938年、第二次世界大戦前夜の決戦

時は流れ、1938年。舞台はアメリカ・ニューヨークからメキシコ、そしてイタリアへと移ります。ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公です。

世界が戦争の足音に震える中、ジョセフは石仮面を作った超生物「柱の男」たちと対峙します。この部の魅力は、ジョセフのトリッキーな頭脳戦と、シュトロハイム率いるドイツ軍のオーバーテクノロジーとの共闘。1939年、物語はひとつの大きな区切りを迎えます。


2. 宿敵との再会と黄金の精神(第3部〜第5部)

ここから物語は現代へと近づき、ジョジョの代名詞である「スタンド」が登場します。

第3部:1987年、日本からエジプトへの100キロの旅

1987年(アニメ版では1988年頃)、日本の刑務所から物語は動き出します。ジョセフの孫であり、シリーズ屈指の人気を誇る空条承太郎が主人公です。

100年の眠りから覚めた宿敵DIOの影響で、ジョースターの血を引く者たちに「スタンド能力」が発現。承太郎は母を救うため、ジョセフや仲間たちと共に、45日間かけてエジプトを目指します。この1980年代後半という設定は、ウォークマンや当時のファッションなど、時代を感じさせる要素が随所に散りばめられています。

第4部:1999年、世紀末の杜王町に潜む影

舞台は一変して1999年の日本。M県S市杜王町という架空の地方都市が舞台です。ジョセフの隠し子である東方仗助が、町に潜むスタンド使いや殺人鬼・吉良吉影と戦います。

世界を救う壮大な旅だった3部に対し、4部は「日常に潜む恐怖」がテーマ。ノストラダムスの予言などで騒がれた1999年という世紀末独特の空気が、平穏な町に漂う不気味さを引き立てています。

第5部:2001年、イタリアを駆けるギャングの志

ミレニアムを迎えた直後の2001年、イタリア。DIOの息子でありながらジョナサンの肉体的な血を引くジョルノ・ジョバァーナが主人公です。

ネアポリスを拠点に、ギャング組織「パッショーネ」の内部抗争が描かれます。わずか1週間程度の出来事ながら、その密度は凄まじく、運命に抗う若者たちの熱いドラマが展開されます。2000年代初頭のイタリアの街並みやファッションが鮮やかに描写されています。


3. 世界の終焉と「一巡」の真実(第6部)

第1部から続く「ジョースター対ディオ(プッチ神父)」の物語は、ここでひとつの結末を迎えます。

第6部:2011年、フロリダの監獄から宇宙の果てへ

2011年、アメリカ・フロリダ州。承太郎の娘、空条徐倫が冤罪によってグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監されるところから始まります。

DIOの親友であったプッチ神父が企てる「天国へ行く方法」。その目的は、宇宙の時間を無限に加速させ、世界を一巡させることでした。2012年、時間は加速し、物語は私たちの知る「旧世界」を終焉させます。

この「一巡」によって、これまでの歴史は一旦リセットされます。ラストシーンで描かれた「アイリン」たちの世界は、プッチ神父という悪意が存在しなかったために、ジョースターの血筋が過酷な運命から解放されたパラレルな未来なのです。


4. 新たな世界線での冒険(第7部〜第9部)

第7部からは、これまでの6部までの物語とは直接的な繋がりを持たない、再構築された世界(SBR世界)での物語となります。

第7部:1890年、北米大陸横断レース

舞台は再び19世紀末。1890年のアメリカです。一見、第1部の時代設定に似ていますが、全く別の歴史を辿る世界です。主人公ジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリが、広大な北米大陸を馬で横断する「スティール・ボール・ラン」レースに挑みます。

この部では「スタンド」の起源が聖なる遺体に関連づけられ、1部〜6部とは異なるルールで世界が動いています。

第8部:2011年、震災後の杜王町と呪いの謎

第7部のジョニィの血を引く末裔たちの物語。2011年、東日本大震災後の杜王町が舞台です。記憶を失った青年・東方定助が、自分の正体と町に蔓延る「岩人間」の謎に迫ります。

4部と同じ名前の町やキャラクターが登場しますが、設定は別物。現代社会の歪みや家族の絆をテーマに、2010年代の空気が色濃く反映されています。

第9部:現代、ハワイで「仕組み」を掴む少年

そして現在連載中の第9部「The JOJOLands」。舞台は現代のハワイ・オアフ島です。ジョニィの直系であるジョディオ・ジョースターが、大富豪になるという野望を胸に、世界の「仕組み(メカニズム)」を攻略しようとする物語です。

最新のスマートフォンやSNSが登場する今の時代、ジョースターの血筋はどう生きていくのか。シリーズ最新の年代設定で描かれる冒険から目が離せません。


5. ジョジョを年代順に楽しむためのポイント

ここまで見てきた通り、ジョジョは非常に長い年月を描いています。より深く楽しむために、以下のポイントを意識してみてください。

  • 血統の繋がりを追う: 1部から6部までは、親から子へと受け継がれる「黄金の精神」を意識すると感動が増します。
  • 時代のガジェットに注目: 2部のラジオ、3部のポラロイドカメラ、4部の公衆電話、9部のスマホ。各時代の小道具がリアリティを生んでいます。
  • 音楽シーンとのリンク: 荒木先生がその時代に聴いていた洋楽がキャラクター名やスタンド名の由来になっています。当時の流行を知るとより楽しめます。

また、ジョジョの世界観をより深く知るためには、公式の画集やムック本もおすすめです。美しいイラストで年代ごとのファッションの変化を眺めるのは、ファンにとって至福の時間です。

もし、これからジョジョを読み始めるなら、ジョジョの奇妙な冒険 モノクロ版 1から手に取ってみるのが王道です。また、特定の部の雰囲気が気になるなら、アニメ版から入るのも一つの手でしょう。


【ジョジョの奇妙な冒険】年代・時系列を徹底解説!1部〜9部の舞台と歴史の繋がり

ジョジョの物語は、単なるバトル漫画の枠を超えた「一族の叙事詩」です。

1880年代のイギリスで生まれた友情と憎しみが、100年の時を経てエジプトで決着し、さらに2011年のフロリダで宇宙を一周する。そして新たな世界でも、形を変えてジョースターの魂は戦い続けています。

年代を知ることは、作者である荒木飛呂彦先生がその時々に感じていた「人間賛歌」の歴史を辿ることでもあります。どの部から読み始めても、そこにはその時代を懸命に生きる魅力的なキャラクターたちがいます。

ぜひ、この壮大なクロニクルの中に飛び込んで、あなたのお気に入りの「年代」を見つけてみてください。ジョースターの血筋が織りなす物語は、今この瞬間も、私たちの生きる現代と繋がっているのです。

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