ジョジョの奇妙な冒険の全シリーズを徹底解説!読む順番や各部のあらすじ、魅力を網羅

ジョジョ
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「ジョジョって、絵が独特でとっつきにくそう……」

「巻数が多すぎて、どこから読み始めればいいのか全くわからない!」

そんな風に思って、この伝説的な名作を食わず嫌いしていませんか?それは非常にもったいないことです!

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版

『ジョジョの奇妙な冒険』は、1987年の連載開始から現在まで、35年以上にわたって愛され続けているシリーズです。その魅力は、単なる能力バトル漫画にとどまりません。世代を超えて受け継がれる「血の宿命」、そしてどんな困難にも知恵と勇気で立ち向かう「人間讃歌」という熱いテーマが、読者の魂を揺さぶり続けているのです。

この記事では、ジョジョの全シリーズを徹底解説します。初心者の方が迷わず作品の世界に飛び込めるよう、読む順番から各部のあらすじ、そして世界中を熱狂させる魅力の正体まで、余すことなく網羅してお伝えしていきます。


なぜ今「ジョジョ」なのか?時代を超えて愛される理由

ジョジョがこれほどまでに長く、そして深く愛されているのには理由があります。それは、作者である荒木飛呂彦先生が一貫して描き続けている「人間とは何か」という問いかけです。

圧倒的なオリジナリティと芸術性

まず目を引くのは、その独創的なビジュアルでしょう。ファッション誌のモデルのようなポージング(通称:ジョジョ立ち)や、鮮烈な色彩感覚、そして「メメタァ」「ゴゴゴ」「ズキュウウウン」といった独特の擬音。これらは単なる飾りではなく、キャラクターの感情や緊迫感を表現するための、計算し尽くされた演出なのです。

知略が勝敗を決める「スタンドバトル」

第3部から登場する特殊能力「スタンド」は、現代の能力バトル漫画の概念を根底から変えました。単に「力が強い方が勝つ」のではなく、「自分の能力をどう応用し、相手の弱点をどう突くか」という知略戦がメインとなっています。この読み合いの面白さが、大人になっても楽しめる深みを生んでいます。


迷ったらこれ!ジョジョの全シリーズを堪能する「読む順番」

全9部(2024年現在)にわたる壮大な物語。初めての方は、以下の2パターンのどちらかで入るのが正解です。

王道の「1部から刊行順」ルート

基本的には、第1部から順番に読んでいくのが最も感動が大きいです。

ジョースター家の血統がどのように始まり、宿敵DIOとの因縁がどう受け継がれていくのか。後の部で登場するキャラクターの背景や、伝説のアイテムのルーツを知っているのと知らないのとでは、物語の解像度が全く違います。

人気の「第3部から入門」ルート

「いきなり100巻以上はハードルが高い」という方は、シリーズで最も知名度が高い第3部から入るのもアリです。

ジョジョの代名詞である「スタンド」が確立される部であり、少年漫画らしい熱いロードムービーとしても完成されています。ここで世界観を好きになってから、「そもそも、この因縁は何なんだ?」と第1部・第2部へ遡るファンも非常に多いです。


第1部から第3部:ジョースター家とDIO、100年の因縁

物語の根幹となる、19世紀から20世紀にかけての戦いです。

第1部:ファントムブラッド

舞台は19世紀末のイギリス。誠実な貴族の息子ジョナサン・ジョースターと、貧民街からジョースター家の乗っ取りを企むディオ・ブランドー。二人の青年の出会いから全ては始まります。

ディオは謎の「石仮面」によって吸血鬼となり、ジョナサンはそれを阻止するために「波紋(はもん)」という太陽のエネルギーを操る技術を習得します。切ない友情と決別、そして衝撃のラスト。全ての伝説の幕開けです。

第2部:戦闘潮流

ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公です。

1938年、第2次世界大戦直前の不穏な空気の中、ジョセフは「柱の男」と呼ばれる人類を凌駕する究極生命体と戦うことになります。

ジョセフは先代とは違い、ハッタリや手品、心理戦を得意とするトリックスター。軽快なやり取りと、仲間との熱い修行。エンターテインメントとしてのジョジョが爆発する部です。

第3部:スターダストクルセイダース

舞台は1980年代。ジョセフの孫であり、シリーズ屈指の人気キャラ・空条承太郎が登場します。

100年の眠りから覚めたDIOの呪縛によって倒れた母を救うため、承太郎たちはエジプトを目指します。

ここで初めて「精神エネルギーの具現化」である「スタンド」が登場。日本、香港、インド、パキスタンと旅をしながら刺客を倒していく展開は、まさに王道の冒険活劇です。

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 カラー版

第4部から第6部:広がっていく物語と「運命」への挑戦

舞台は日本へ、そして再び海外へ。物語はより複雑で奥深いものへと進化します。

第4部:ダイヤモンドは砕けない

1999年の日本、地方都市・杜王町(もりおうちょう)。ジョセフの隠し子である東方仗助が主人公です。

これまでの世界を股にかけた戦いとは一転し、「町に潜む不気味な殺人鬼を追う」という日常に潜むサスペンスが描かれます。

個性豊かなスタンド使いの隣人たちとの交流や、どこか懐かしい日本の風景。ファンからの支持が非常に高い、親しみやすいシリーズです。

第5部:黄金の風

2001年のイタリア。DIOの息子でありながら、ジョースター家の正義の心を持つ少年ジョルノ・ジョバァーナが主人公です。

汚職にまみれた街を救うため、ギャング組織「パッショーネ」のトップを目指す成り上がりストーリー。

仲間同士の強い絆と、命をかけた「覚悟」がテーマになっており、そのスタイリッシュな演出と相まって女性ファンも非常に多い作品です。

第6部:ストーンオーシャン

2011年のアメリカ。空条承太郎の娘、空条徐倫が主人公です。

無実の罪で刑務所に収監された彼女が、父を救い出し、DIOの遺志を継ぐプッチ神父との最終決戦に挑みます。

「重力」や「時間」を操るスタンド能力の激突、そして第1部から続く「ジョースター対DIO」の因縁がひとつの終着点を迎える、衝撃的なフィナーレが見どころです。


第7部から第9部:新たな世界で描かれる「自分自身の再生」

第6部の結末を経て、物語は一新された世界(パラレルワールド)へと移行します。

第7部:スティール・ボール・ラン

1890年のアメリカ大陸。北米大陸横断レースに参加するジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリ。

下半身不随となり希望を失ったジョニィが、ジャイロの持つ不思議な「鉄球の回転」に魅せられ、レースを通じて成長していく物語です。

青年誌に移籍したことで、描写はよりリアルで残酷、かつ重厚に。ジョジョ史上「最高傑作」と挙げる人も多い、魂の再生の物語です。

STEEL BALL RUN ジョジョの奇妙な冒険 Part7

第8部:ジョジョリオン

再び舞台は現代の杜王町へ。東日本大震災後の「壁の目」と呼ばれる場所から現れた、記憶喪失の青年・東方定助が主人公です。

「自分は何者なのか?」というアイデンティティを問う謎解きサスペンス。複雑に絡み合う家系図と、謎の「ロカカカの実」を巡る、奇妙で不気味な物語が展開されます。

第9部:ザ・ジョジョランズ(最新作)

ハワイに住む少年、ジョディオ・ジョースターが主人公。

「仕組み(メカニズム)」を理解し、大富豪になることを目指す彼らが、あるダイヤモンドを盗み出す計画から物語は動き出します。

現代の格差社会や経済を背景にしつつも、ジョジョらしい「理解不能な能力への恐怖」が描かれる、現在進行形の最新シリーズです。


ジョジョを語るなら外せない!スピンオフ作品の魅力

本編以外にも、ジョジョの世界は無限に広がっています。

特に見逃せないのが、『岸辺露伴は動かない』シリーズです。

第4部に登場した人気キャラクター、漫画家の岸辺露伴が、取材先で見聞きした奇妙な体験を描く短編集。

これがNHKで実写ドラマ化(高橋一生主演)され、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』としても公開されるなど、原作を知らない層からも絶大な支持を得ています。ホラーやミステリー要素が強く、単独で読んでも十分に面白い傑作です。

岸辺露伴は動かない

全巻読みたくなったあなたへ:最適な視聴・読書環境

これだけのボリュームがあるジョジョ、どうやってコンプリートするのが賢いのでしょうか?

アニメで一気に追いつく

現在、第1部から第6部まではTVアニメ化されており、各種サブスクリプションサービスで視聴可能です。

アニメ版は荒木先生の独特な絵柄を現代風に昇華しており、色使いや音楽も完璧。漫画だとバトルの状況が分かりにくいという方でも、映像ならスッと入ってきます。

電子書籍の「カラー版」を活用する

ジョジョはとにかく書き込みが緻密。モノクロでも素晴らしいのですが、公式で出されている「カラー版」が特におすすめです。

荒木先生の指定した色彩感覚に近い色付けがされており、スタンド能力の判別がしやすくなるだけでなく、まるでフルカラーの画集を読んでいるような贅沢な体験ができます。


ジョジョの奇妙な冒険の全シリーズを徹底解説!読む順番や各部のあらすじ、魅力を網羅

いかがでしたでしょうか?

『ジョジョの奇妙な冒険』は、単なる暇つぶしの漫画ではありません。読む者に「自分の人生をどう生きるか」「恐怖をどう乗り越えるか」という勇気を与えてくれる、人生のバイブルになり得る作品です。

第1部の古風なホラーから始まり、第3部の熱いバトル、第4部のサスペンス、第7部のヒューマンドラマと、部ごとにジャンルすら変わる多様性。これこそが、何年経っても飽きさせることなく、私たちを惹きつけてやまない理由です。

「全部を知る」のは、確かに時間がかかるかもしれません。でも、その時間は決して無駄にはなりません。一歩足を踏み出せば、あなたはジョースター家の黄金の精神に触れ、一生忘れられない体験をすることになるでしょう。

まずは、あなたが一番興味を惹かれたその部から、手に取ってみてください。そこには間違いなく、最高の「奇妙な冒険」が待っています。

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