ジョジョを読むなら白黒とカラーどっち?違いやメリット・デメリットを徹底比較!

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険をこれから読みたいけれど、モノクロ版とカラー版のどっちを買えばいいの?」

そんな悩みを抱えている方は多いはずです。特に電子書籍ストアを覗くと、同じ巻数なのにジョジョの奇妙な冒険 モノクロ版ジョジョの奇妙な冒険 カラー版が並んでいて、価格も微妙に違う……。これでは迷ってしまうのも無理はありません。

結論から言うと、どちらにも捨てがたい魅力があります。しかし、あなたの読書スタイルや「ジョジョに何を求めるか」によって、正解ははっきりと分かれます。

今回は、ジョジョにおける「白黒(モノクロ)」と「カラー」の決定的な違いから、それぞれのメリット・デメリット、そしてファンが密かに気にしている「色の解釈」の裏側まで、徹底的に深掘りして解説します。


ジョジョの白黒とカラーはそもそも何が違うのか?

まず前提として知っておきたいのが、制作の背景です。

モノクロ版は、作者である荒木飛呂彦先生が描き上げた「原典」そのものです。週刊少年ジャンプやウルトラジャンプに掲載された時の、あの独特のペンタッチやベタ(黒塗り)、カケアミの質感がそのまま封じ込められています。

一方で、デジタルカラー版は、荒木先生本人が色を塗っているわけではありません。集英社の専門スタッフが、デジタル技術を駆使して後から着色したものです。

「えっ、本人が塗っていないなら偽物なの?」と感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。集英社の彩色技術は極めて高く、ジョジョ特有の世界観を壊さないように、非常に計算された色使いがなされています。

大きな違いは以下の3点に集約されます。

  • 視認性:カラー版は圧倒的に状況が把握しやすい。
  • 価格:一般的にカラー版の方が1冊あたりの単価が高い。
  • 巻数構成:第4部など、一部のシリーズで1巻あたりの収録話数が異なり、総巻数がズレる場合がある。

これらを踏まえた上で、まずは「カラー版」の衝撃的な読みやすさから見ていきましょう。


カラー版の最大のメリットは「スタンド戦の分かりやすさ」

ジョジョの代名詞といえば、超能力を具現化した「スタンド」によるバトルです。しかし、シリーズが進むにつれてスタンドのデザインは複雑化し、能力も「空間を削り取る」「重力を反転させる」といった概念的なものが増えていきます。

ここで威力を発揮するのがカラー版です。

乱戦でも「誰が何をしているか」が一目瞭然

モノクロ版では、描き込みの密度が高すぎて「どれが敵の腕で、どれが背景の柱なのか」が一瞬迷うシーンがあります。特に画面が激しく動く格闘シーンでは、白と黒のコントラストが強すぎて、目が疲れてしまう読者も少なくありません。

カラー版では、キャラクターの服、スタンドの体、エフェクト、背景が明確に色分けされています。これにより、脳が情報を処理するスピードが格段に上がり、「状況がわからないストレス」がほぼゼロになります。

「ジョジョリオン」以降の緻密な絵と相性が抜群

特に第7部『スティール・ボール・ラン』や第8部『ジョジョリオン』は、荒木先生の画力が神の領域に達しており、線の一本一本が非常に細かくなっています。

例えばiPadのような高精細なタブレットでカラー版を読むと、まるで一冊の画集をめくっているような贅沢な体験ができます。モノクロでは見落としがちな小さな伏線や、キャラクターの表情の機微も、色がつくことでよりエモーショナルに伝わってくるのです。


逆にカラー版のデメリットはあるのか?

「読みやすいならカラー一択じゃないか」と思うかもしれませんが、いくつか注意点があります。

価格とコストパフォーマンス

カラー版は制作に手間がかかっている分、モノクロ版よりも価格が高く設定されています。1冊あたり100円〜200円程度の差ですが、ジョジョは現在130巻を超える大長編です。全巻揃えようとすると、数万円単位の差額が出てきます。

少しでも安く全話を網羅したいという方や、Kindle Paperwhiteのようなモノクロ専用の電子書籍リーダーを使っている方にとっては、カラー版の恩恵は薄れてしまいます。

荒木先生の「意図」との乖離

ジョジョファンの間でよく議論になるのが、「色」の正解についてです。

荒木先生は「このキャラクターはこの色」と固定することを嫌います。表紙イラストを描くたびに、承太郎の服が黒になったり青になったり、ときにはピンクになったりします。これは、ルネサンス美術のように、光の当たり方や感情によって色を変化させる表現手法です。

デジタルカラー版は、利便性のために「固定の色」を与えています。そのため、古参のファンの中には「本来の荒木芸術にある自由な色彩感覚が、ひとつの色に固定されてしまうのはもったいない」と考える人もいます。


モノクロ版が根強く支持される理由:黒の美学

一方で、あえてジョジョの奇妙な冒険 モノクロ版を選ぶファンも大勢います。そこには、単なる「安さ」だけではない理由があります。

漫画としての「完成度」はモノクロにある

漫画家は、白と黒の2色だけで空間の奥行きや質感、光を表現するために、血の滲むような技術を注ぎ込んでいます。荒木先生の独特なハッチング(線を重ねて影を作る技法)や、インクの溜まりが生む力強さは、モノクロでこそ最も強く感じられます。

カラー化されると、これらの繊細なペンタッチが色の塗りに隠れてしまい、絵の「圧」が少しマイルドになる傾向があります。ジョジョ特有の「おどろおどろしさ」や「迫力」を肌で感じたいなら、モノクロ版が最適です。

想像の余地を残す楽しさ

「このスタンドは何色なんだろう?」と想像しながら読むのは、漫画ならではの醍醐味です。後にアニメ化された際に「自分の想像していた色と違った!」と驚くのも、モノクロで読み込んできたファンだけの特権と言えるかもしれません。


各部ごとの「おすすめ」セレクション

ジョジョは部ごとに作風が異なるため、部によって「カラー推奨」か「モノクロ推奨」かが変わることもあります。

  • 第1部〜第3部:クラシックな雰囲気を楽しみたいならモノクロ。アニメから入った人は、違和感のないカラー版が入りやすいでしょう。
  • 第4部:要注意です。カラー版は全17巻構成ですが、電子のモノクロ版はジャンプコミックスと同じ全18巻だったり、文庫版構成だったりと、ストアによって異なります。買う前に必ず「何巻まであるか」を確認してください。
  • 第6部『ストーンオーシャン』:終盤のスタンド能力がかなり抽象的なので、初読ならカラー版を強くおすすめします。
  • 第7部・第8部:圧倒的な画力を堪能したいならカラー版がおすすめですが、荒木先生の芸術的な線の密度を100%味わうならモノクロ版も捨てがたい……という、非常に贅沢な悩みどころです。

結局、ジョジョは白黒とカラーどっちで読むのが正解?

ここまでそれぞれの特徴を見てきましたが、最後に判断のポイントをまとめます。

「カラー版」を選ぶべき人

  • ジョジョの絵は濃くて、何が起きているか判別しにくいと感じている。
  • アニメから入ったので、フルカラーの映像に近い感覚でサクサク読みたい。
  • Fire HD 10などのタブレットを持っていて、大画面で鮮やかな色彩を楽しみたい。
  • 予算よりも「読みやすさ」や「挫折しないこと」を優先したい。

「モノクロ版」を選ぶべき人

  • 荒木飛呂彦先生の生の筆致、原典の迫力をそのまま感じたい。
  • できるだけ安く、全巻をコンプリートしたい。
  • 自分の頭の中で色を想像しながら、漫画としての深みを味わいたい。
  • Kindleなどの電子ペーパー端末をメインに使っている。

もし、どうしても決められないのであれば、「1部から3部まではカラーで読み、物語に慣れてきた4部以降はモノクロにする」、あるいはその逆というハイブリッドな買い方もアリです。

また、電子書籍サイトの無料サンプルを比較するのも有効です。同じシーンを読み比べてみて、自分の目が「心地よい」と感じる方を選んでみてください。

「ジョジョ 白黒」というキーワードで検索してこの記事に辿り着いたあなたは、きっと作品を最高に近い形で楽しみたいという情熱を持っているはずです。どちらを選んでも、ジョジョという作品が持つ「人間讃歌」の熱量は変わりません。

ぜひ、あなたにとってベストな形で、ジョジョの奇妙な冒険の世界に飛び込んでみてください。黄金の体験があなたを待っています!

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