ジョジョの横顔を描くコツは?黄金比や特徴、荒木飛呂彦流の描き方を徹底解説!

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいると、ふとした瞬間にキャラクターが見せる「横顔」の美しさに目を奪われませんか?強烈な存在感、彫刻のような立体感、そしてどこか退廃的でセクシーな雰囲気。あの独特の「ジョジョ立ち」ならぬ「ジョジョ顔」を自分でも描いてみたいと思ったことがある方は多いはずです。

しかし、いざペンを取ってみると「なんだか普通の横顔になってしまう」「あの特有の迫力が出ない」と悩むことも。実は、ジョジョの横顔には荒木飛呂彦先生が長年追及してきた、西洋美術の黄金比と漫画的デフォルメの絶妙な融合が隠されています。

今回は、初心者でも「ジョジョっぽさ」を再現できる描き方のコツを、骨格、パーツ、変遷の3つの視点から深掘りして解説します。


ミケランジェロから学ぶ?ジョジョの横顔を支える骨格の秘密

ジョジョの絵柄の根底にあるのは、日本の漫画に多い「記号的な可愛さ」ではなく、ルネサンス期の彫刻のような「解剖学的な美しさ」です。荒木先生自身、イタリアの美術品から多大な影響を受けていることを公言されています。

まず意識すべきは、鼻の付け根である「鼻根」の高さです。日本人の一般的な横顔を描く感覚だと、鼻の付け根は目頭のあたりで少し凹みますが、ジョジョ風にするならここをグッと高く設定しましょう。額から鼻先までが緩やかなカーブではなく、彫刻のように切り立ったラインを意識するのがポイントです。

次に重要なのが「Eライン(エステティックライン)」です。鼻先と顎の先端を直線で結んだとき、そのラインの内側に唇が収まる、あるいはライン上に綺麗に乗るバランスを意識してください。これにより、知的な印象と洗練された美しさが生まれます。

また、頬骨のラインも無視できません。耳の付け根から頬にかけて、斜めに鋭い影(ハッチング)を入れることで、顔の奥行きが強調されます。「肉を描くのではなく、その下の骨の形をなぞる」という意識を持つだけで、一気にジョジョらしい力強い横顔に近づきますよ。


唇と目が命!パーツごとの「ジョジョらしさ」を出すポイント

顔の土台ができたら、次は魂を吹き込むパーツの描き込みです。ここで手を抜くと、せっかくの骨格が台無しになってしまいます。

1. 官能的な「上唇の反り」

ジョジョの横顔で最もキャラクターの個性が光るのが「唇」です。

一般的な漫画では、横顔の口は数字の「3」を横にしたような簡易的な描き方をされることが多いですが、ジョジョでは肉厚な質感を重視します。特に「上唇」に注目してください。人中から唇の山にかけて、少しツンと上を向くように反らせて描くのがコツです。さらに、下唇の下には深い影を入れ、顎との高低差をはっきりさせましょう。

2. 眼窩の深さと「束感」のあるまつ毛

目は横から見ると「くの字」の形になりますが、ジョジョの場合はさらに「眼窩(目の収まるくぼみ)」の深さを表現します。眉毛の下にしっかりと影を落とし、目は少し奥まっているように見せます。まつ毛は一本一本細く描くのではなく、数本を束にして太く、長く描くことで、あの独特の目力の強さを再現できます。

3. 影(ベタ)の使い分け

ジョジョといえば、大胆なベタ(黒塗り)使いです。横顔においても、顔の半分を大胆に影に沈ませたり、顔の輪郭を線ではなく「影の塊」として捉えたりする手法が多用されます。特に鼻の下、唇の下、首の筋(胸鎖乳突筋)に沿ってベタを入れると、一気に画面が引き締まります。


1部から9部まで!時代とともに進化した横顔のスタイル

ジョジョの連載は30年以上にわたり、その絵柄は劇的に変化してきました。どの部を参考に練習するかで、目指すべきゴールが変わります。

  • 第1部・第2部(劇画期)この時期は、圧倒的な筋肉量と男らしさが象徴的です。横顔も顎が非常にガッチリしており、首が太いのが特徴。北斗の拳に近い、力強い劇画タッチを目指すならこのスタイルです。
  • 第3部・第4部(スタイリッシュ期)鼻が高く、顎のラインがシャープになります。ファッションイラストのような洗練された雰囲気が加わり、多くの人が「ジョジョ」と聞いて思い浮かべるバランスはこの時期に完成されました。
  • 第5部・第6部(エレガント期)線が細くなり、より中性的でしなやかな美しさが際立ちます。唇に艶(ハイライト)が入ることが増え、まつ毛の描写もさらに緻密になります。
  • 第7部以降(リアリティ期)『スティール・ボール・ラン』以降は、より写実的な骨格表現へとシフトしています。鼻の穴の形状や口角のわずかな歪みなど、リアリティを追求した「究極の横顔」が描かれています。

自分が好きなキャラクターがどの時期のスタイルなのか、まずはじっくり観察することから始めてみましょう。


練習に最適!アナログ・デジタル別のおすすめツール

ジョジョ風の力強い線を引くためには、道具選びも重要です。荒木先生のような強弱のある線を再現するには、やはりペン先のしなりを活かせるツールが適しています。

アナログ派なら、やはりGペン一択です。ミリペンでは出せない「抜きの美しさ」がジョジョの横顔には欠かせません。Gペン セットを使って、筆圧による線の太さをコントロールする練習をしてみましょう。

デジタル派の方は、液晶タブレットの導入を検討してみてください。Wacom 液晶タブレットなら、紙に描くような感覚で繊細なハッチング(斜線)を重ねることができます。ソフト側で「Gペン」を模したブラシ設定を作り、入りと抜きを鋭く設定するのが「ジョジョ化」の近道です。

また、骨格の理解を深めるために、デッサン用の人形を一体持っておくのも損はありません。ボディくん フィギュアのような可動域の広いモデルがあれば、複雑な角度の横顔も迷わずに描けるようになります。


ジョジョ風の横顔を描くコツは?黄金比や特徴、荒木飛呂彦流の描き方を徹底解説!

ここまでジョジョの横顔の描き方について解説してきましたが、最後にもう一度、重要なポイントを整理しましょう。

ジョジョ風の横顔をマスターするために必要なのは、「西洋美術の黄金比を意識した骨格」「唇の厚みと眼窩の深さ」、そして「時代ごとのスタイルの理解」です。特に鼻から顎にかけてのライン(Eライン)と、大胆な影の入れ方を意識するだけで、あなたの絵は劇的に「ジョジョ」の世界観に近づくはずです。

最初は模写から始めてみてください。荒木先生がどこに影を置き、どこで線を止めているのか。一歩一歩その意図を読み解く作業は、あなたの画力を飛躍的に向上させてくれるでしょう。

魅力的な横顔を描けるようになれば、キャラクターの立ち姿や表情の幅が格段に広がります。ぜひこの記事で紹介したコツを意識して、あなただけの「最高にハイな」キャラクターを描き上げてください!

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