「ジョジョの奇妙な冒険」という作品は、単なる漫画の枠を超えた「人生の教科書」だと言うファンが後を絶ちません。その魅力の核にあるのが、一度聞いたら忘れられない強烈なセリフ回し、通称「ジョジョ語」です。
ネット掲示板やSNSを見ていると、独特なリズムの挨拶や言い回しを目にすることがありますよね。「元ネタは何?」「どうやって使うのが正解なの?」と気になっている方も多いはず。
この記事では、ジョジョ初心者からディープなファンまでが日常で楽しく使える、ジョジョの挨拶や名言をシチュエーション別に詳しく解説します。これを読めば、あなたも今日から「スタンド使い」のようなオーラを纏ったコミュニケーションができるようになるかもしれません。
なぜ「ジョジョの挨拶」はこれほどまでに愛されるのか
ジョジョのセリフがこれほどまでに浸透している理由は、作者・荒木飛呂彦先生が描く「人間讃歌」というテーマにあります。登場人物たちは、絶体絶命のピンチでも自らの信念を曲げず、覚悟を持って言葉を発します。その「魂の叫び」が、読者の心に強く刻まれるのです。
また、独特なポージング「ジョジョ立ち」と共に放たれるセリフは、視覚的にも聴覚的にもインパクトが絶大です。語尾に「ッ!」と力が入る独特の表記や、「あァァァんまりだァァアァ」といった感情が爆発したような言い回しは、一度口に出すと病みつきになる中毒性があります。
日常の何気ない挨拶に、ほんの少しジョジョのエッセンスを加えるだけで、会話にリズムと熱量が生まれます。それでは、具体的なセリフを見ていきましょう。
【出会い・初対面】相手の心に突き刺さるインパクト抜群の挨拶
まずは、コミュニケーションの基本である「出会い」のシーンで使えるセリフです。普通の挨拶では物足りない、そんな時に最適なフレーズをピックアップしました。
「ハッピー、うれピー、よろピくねー」
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースターが敵であるサンタナに対して放った挨拶です。シリアスな場面であればあるほど、この突き抜けた軽さが相手を動揺させます。
オフ会や友人同士の集まりで、あえて空気を読まずに明るく振る舞いたい時に使ってみてください。
「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
第1部の宿敵、ディオ・ブランドーの名セリフです。「今まで何人の犠牲者を出した?」という問いに対して、あまりに多すぎて数えていないことを比喩的に表現しました。
ネット上では、「今まで何度○○したの?」という質問に対する定番の返しとして定着しています。例えば「今まで何回iphoneを買い替えた?」と聞かれた際に、このセリフを被せるとジョジョ好きには確実に伝わります。
「ズキュウウウン」
これはセリフではなく擬音ですが、第1部でディオがエリナの唇を奪った際の衝撃を表しています。強烈なアプローチや、衝撃的なニュースを持って登場する際のアイコンとして、SNSなどで「ズキュウウウン!とお邪魔します」といった形で使われることがあります。
【自己紹介・決意】自分の信念を伝える熱いフレーズ
自分の名前を覚えさせたい時や、これから何か大きなことに挑戦する時、ジョジョのキャラクターたちの「覚悟」を借りてみましょう。
「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある」
第5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナの決め台詞です。自分の目標を語る前にこの一言を添えるだけで、その後に続く言葉に重みが生まれます。
プレゼンの冒頭や、新年・新学期の抱負を語る際に、恥ずかしがらずに言い切るのがポイントです。
「おれは人間をやめるぞ! ジョジョーッ!!」
第1部でディオが石仮面の力を使う決意をした時の言葉です。
現代では「徹夜を決意した時」「ダイエットを諦めて高カロリーな食事を摂る時」「人間離れしたハードワークに挑む時」などの自虐的なネタとして愛されています。限界を超えようとする時の合言葉ですね。
「ぼくは敬意を表するッ!」
第1部の主人公、ジョナサン・ジョースターが敵の勇気を称えた時のセリフです。
初対面の相手が素晴らしい実績を持っていたり、尊敬できる行動をとったりした際、素直に「すごいですね」と言う代わりに使ってみましょう。相手への最大級の賛辞になります。
【別れ際・去り際】スタイリッシュに幕を引くための言葉
別れの挨拶こそ、その人の品格が出るものです。ジョジョ風の別れは、寂しさよりも「格好良さ」が際立ちます。
「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
第5部の人気キャラクター、ブローノ・ブチャラティが敵を仕留めた時のセリフです。
イタリア語の「さようなら」ですが、ジョジョファンの間では「これ以外の別れの挨拶はない」と言われるほど定着しています。チャットを抜ける時や、飲み会を先に出る時に、スマートに言い放ちましょう。
「アリー・アリー・アリー……アリーヴェデルチ!」
さらに勢いをつけたい時は、ブチャラティのラッシュ時(連続攻撃)の掛け声であるこれ。言葉を畳み掛けてから最後にビシッと決めるのがコツです。
「to be continued」
アニメ版のエンディングで必ず表示される、矢印マークと共に流れるフレーズです。
会話が盛り上がっている最中に「続きはまた次回!」という意味で使ったり、不穏な空気が流れて「この後どうなっちゃうの?」というオチとして画像と一緒に投稿されたりします。
「あばよ」
第3部の空条承太郎がよく使う、シンプルで硬派な別れの言葉です。
余計なことは言わず、背中で語る。そんな男らしさを演出したい時にどうぞ。
【日常の報告・驚き】SNSやチャットで使い勝手の良いネタ
日々のちょっとした出来事や、予想外のトラブルが起きた時、ジョジョのフレーズは最高のスパイスになります。
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」
第3部のポルナレフが、あまりに理解不能な現象に遭遇した際に発した説明の導入部です。
「催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ」と続きます。
SNSで、信じられないような幸運(または不幸)に見舞われた時の報告テンプレとして、今やジョジョを知らない層にまで使われる超有名フレーズです。
「だが断る」
第4部の漫画家、岸辺露伴の最も有名なセリフの一つです。
「相手が自分に有利な条件を提示し、絶対にイエスと言うだろうと踏んでいる状況」で、あえてそれを跳ね除けるからこそ輝く言葉です。
ただの拒絶ではなく、「自分の美学に反するから断る」という強い意志を表現したい時に。
「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアアハハハハハ!」
第3部の宿敵DIOが、絶頂に達した時のハイテンションな叫びです。
iphoneの最新機種を手に入れた時、欲しかったチケットが当選した時など、喜びを爆発させたい時にこれ以上の表現はありません。
「おまえは次に『○○』と言う」
第2部のジョセフが得意とする、相手の反応を先読みする戦術です。
相手が言いそうな不平不満や驚きの言葉を先に言ってしまうことで、会話の主導権を握ります。冗談が通じる友人相手に使うと、非常に盛り上がります。
【称賛・感謝・謝罪】心の底から相手に伝える言葉
ジョジョの世界は敵味方問わず、優れた精神を持つ者への敬意に溢れています。
「そこにシビれる! あこがれるゥ!」
第1部で、ディオが悪逆非道な振る舞いをした際、取り巻きの少年たちが放った称賛の言葉です。
今では、誰かが型破りなことを成し遂げた時や、面白いネタを投下した時の最大級の褒め言葉として定着しています。
「ディ・モールト(非常に)良いぞ」
第5部のメローネが使う、イタリア語を交えた独特な褒め方です。
「非常に」という意味ですが、ただ「良い」と言うよりも、何だか専門家っぽく、こだわって褒めている雰囲気が出ます。
「『ありがとう』…それしか言う言葉が見つからない…」
第7部のジョニィ・ジョースターのセリフ。
ふざけた要素は一切なく、心からの感謝を伝えたい時に使います。人生の節目や、本当に助けられた時にこの言葉を贈ると、相手の心にも深く響くはずです。
ジョジョらしく見せるための「テキスト表記」の極意
ジョジョの挨拶をマスターするなら、言葉そのものだけでなく「表記」にもこだわりましょう。これだけでジョジョらしさが5割増しになります。
- 語尾に「ッ!」を多用する「おはよう」ではなく「おはようッ!」「ありがとう」ではなく「ありがとうッ!」これだけで、セリフに力強さとスピード感が宿ります。
- 「ァ」「ィ」「ゥ」「ェ」「ォ」を混ぜる「あこがれる」→「あこがれるゥ!」「あんまりだ」→「あァァァんまりだァァアァ」感情の昂ぶりを母音の連続で表現します。
- カタカナとひらがなを使い分ける「おれ」を「オレ」にする、重要な単語をカタカナにするなど、荒木先生特有のバランスを意識してみてください。
- 擬音を背景に添える(イメージする)静かな怒りには「ゴゴゴゴ……」、不気味な登場には「ドドドドド」、鋭い視線には「……パパウパウパウ」など、状況に合わせた擬音を頭に浮かべながら発声(または入力)しましょう。
使う時のマナー:スタンド使い同士の引力
ジョジョの挨拶は非常に強力ですが、使う相手を選ぶことも大切です。
ジョジョファン同士であれば、これらのセリフは「共通言語」として最高の絆を生みます。しかし、全く知らない人にとっては、単に「言葉遣いの激しい人」に見えてしまうかもしれません。
最初は「『だが断る』って知ってます?」と軽くジャブを打ってみたり、SNSのプロフィールに好きな部を書いておいたりして、相手が「スタンド使い(ファン)」かどうかを確かめるのがスマートです。ジョジョ好き同士は、スタンド使いのごとく惹かれ合う運命にありますから、すぐに見つかるはずです。
まとめ:ジョジョの挨拶・名言まとめ!日常で使えるセリフからネットの定番ネタまで徹底解説
いかがでしたでしょうか。
「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する言葉たちは、どれも生命力に満ち溢れています。挨拶一つをとっても、そこにはキャラクターの覚悟や人生観が反映されているのです。
今回ご紹介したフレーズは、数ある名言のほんの一部に過ぎません。
- 始まりはジョセフのように明るく「よろピくねー」
- 決意の時はジョルノのように「夢がある」
- 去り際はブチャラティのように「アリーヴェデルチ」
これらを日常に取り入れることで、退屈な毎日が少しだけ「奇妙」で、ドラマチックなものに変わるかもしれません。
まずはSNSの投稿や、気心の知れた友人へのLINEから始めてみてください。文字の最後に「ッ!」を付けるだけでも、あなたの言葉に波紋が伝わり、相手の心を震わせることができるでしょう。
ジョジョの世界は、知れば知るほど深く、その言葉は読む時期によって異なる輝きを放ちます。この記事をきっかけに、原作漫画やアニメを改めて見返して、あなただけの「黄金の精神」が宿った挨拶を見つけてみてください。
それでは、今回の解説はここまで。
アリーヴェデルチ! また別の記事でお会いしましょう。

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