ジョジョ一巡後はつまらない?第7部・8部が合わない理由と新世界の魅力を徹底考察

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険」を愛読してきたファンにとって、第6部「ストーンオーシャン」の結末はあまりにも衝撃的でした。宇宙が一巡し、私たちが知っていた承太郎や徐倫たちの物語は、一つの完成と終わりを迎えたからです。

その後、第7部「スティール・ボール・ラン」から始まった「一巡後の世界」に対して、正直なところ「なんだか前よりつまらない」「昔の熱さがなくなった」と感じて、読む手が止まってしまった方も少なくないはずです。

長年追いかけてきたファンだからこそ感じる、その「違和感」の正体は何なのか。そして、一巡後の世界にはどんな新しい面白さが隠されているのか。今回は、一巡後のジョジョが合わないと感じる理由を深掘りしながら、その先にある真の魅力について徹底的に考察していきます。


なぜ「一巡後のジョジョ」に違和感を抱いてしまうのか

第1部から第6部まで、ジョジョは一貫して「ジョースター血統とディオの因縁」を描いてきました。しかし、一巡後の世界ではその大前提がリセットされています。ファンが「つまらない」と感じてしまう主な要因を整理してみましょう。

  • 「正義vs悪」の構図が揺らいでいる一巡前のジョジョは、どれほど奇妙な能力が登場しても、根底には「黄金の精神」を持つ主人公が「邪悪な野望」を打ち砕くという王道のカタルシスがありました。しかし、第7部以降は「誰が正しいのか」という境界線が極めて曖昧です。主人公が私欲や個人的な再生のために戦う姿は、かつての自己犠牲的なヒーロー像を求める読者には少し物足りなく映るのかもしれません。
  • スタンド能力が「概念的」で難解になった初期のスタンドは「パワーで殴る」「炎を出す」といった直感的な能力が主流でした。しかし、一巡後は「回転」「災厄」「等価交換」など、物理法則よりも論理や哲学に近い能力が増えています。「今、何が起きて勝敗が決まったのか」を理解するために高い読解力が求められるようになり、かつての爽快なバトルを期待すると肩透かしを食らう可能性があります。
  • 掲載誌の移籍によるテンポの変化第7部の途中から『週刊少年ジャンプ』から月刊誌の『ウルトラジャンプ』へと舞台を移しました。これにより、毎週ハラハラさせる「引き」よりも、じっくりと人間ドラマや伏線を積み上げる「青年漫画」としての側面が強まりました。週刊連載時のスピード感に慣れていると、展開が遅く、地味に感じられてしまうのは無理もありません。

もし、改めて美麗な画力で描かれる一巡後の世界に触れてみたいなら、高精細なディスプレイで楽しめる Fire HD 10 タブレット などのデバイスで電子書籍版をじっくり読み返してみるのも一つの手です。


第7部「スティール・ボール・ラン」が描いたのは「再生」の物語

一巡後の最初の物語である第7部は、多くのファンから「実は最高傑作」とも称される作品です。しかし、序盤の「馬で大陸を横断する」という設定や、ジョニィ・ジョースターのネガティブな性格に戸惑う声も多いのが事実です。

この部の面白さは、従来の「超人たちの戦い」ではなく「持たざる者のあがき」にあります。

主人公のジョニィは、かつての天才騎手でありながら下半身不随となり、希望を失った状態で登場します。彼は世界を救いたいわけではなく、ただ「もう一度自分の足で立ちたい」という一心でレースに参加します。この泥臭く、時に利己的ですらある人間臭さが、一巡後のジョジョの真骨頂です。

相棒であるジャイロ・ツェペリとの友情も、過去作のような「師弟」や「戦友」を超えた、魂の交流として描かれています。彼らが過酷な環境の中で見出す「納得」という答えは、大人になった今だからこそ深く刺さるテーマと言えるでしょう。


第8部「ジョジョリオン」で試された「奇妙さ」の限界

続く第8部「ジョジョリオン」は、さらに評価が分かれる作品です。舞台は第4部と同じ「杜王町」ですが、その空気感は全く異なります。

  • 自分は何者なのかというミステリー主人公の東方定助は記憶喪失であり、物語の大部分は「自分が誰なのか」を探るサスペンスとして進行します。敵を倒すことよりも「謎を解くこと」に重きが置かれているため、従来のバトル路線を期待すると「いつ盛り上がるのか」とヤキモキするかもしれません。
  • 「呪い」を解くというテーマこの物語は、一族の因縁や土地の歴史という「呪い」をどう解き明かすかを描いています。等価交換という冷徹なルールの中で、何を差し出して何を得るのか。その哲学的な問いかけは、非常に知的で挑戦的です。

これまでのジョジョが「熱血」だったのに対し、第8部は「冷徹な知性」を感じさせる作品です。この温度差に戸惑うのは、ある意味で荒木飛呂彦先生の術中にはまっている証拠とも言えます。


一巡後の世界を120%楽しむための視点

「つまらない」という先入観を捨てて、一巡後のジョジョを新しい物語として受け入れるためには、以下の視点を持つことがお勧めです。

  • パラレルワールドとしての「セルフオマージュ」を楽しむ一巡後の世界には、かつてのキャラクターを彷彿とさせる人物が多数登場します。名前は同じでも役割が違ったり、性格が反転していたり。これらを「設定の使い回し」と捉えるのではなく、「もし別の運命だったら彼らはどう生きたか」というIFの物語として楽しむのが、ファンとしての醍醐味です。
  • アートとしての絵画表現を堪能する荒木先生の画力は一巡後に入ってからさらに神がかっており、1コマ1コマがルーヴル美術館に飾られてもおかしくないレベルに達しています。ストーリーを追うだけでなく、構図や色彩、キャラクターのファッションを眺めるだけでも、一つの芸術作品としての価値があります。
  • 「一気読み」によるカタルシスの回収月刊連載では展開が遅く感じられますが、単行本でまとめて読むと、緻密に計算された伏線回収に驚かされます。特に第7部の後半からラストにかけての流れは、圧倒的な熱量を持って迫ってきます。

家でじっくりとこの壮大な物語に浸るなら、快適な読書環境を整えるために ヨギボー マックス のようなリラックスできるソファを用意するのも、最高の「ジョジョ体験」に繋がるかもしれません。


新たなる旅立ち「The JOJOLands」への期待

そして現在、第9部である「The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)」が連載されています。

主人公のジョディオ・ジョースターは、これまでの主人公以上に「世の中の仕組み(メカニズム)」を重視し、富を築くことを目的とする少年です。第1部のジョナサン・ジョースターとは正反対の価値観を持つ彼が、一巡後の世界でどのような「人間賛歌」を見せてくれるのか。

一巡後の世界は、決して過去の遺産を食いつぶしているわけではありません。むしろ、これまでのジョジョが築き上げてきた「王道」を一度壊し、誰も見たことがない「新しい奇妙さ」を作り出そうとする、終わりのない挑戦の場なのです。


ジョジョ一巡後はつまらない?その答えは「読み方」にある

結局のところ、ジョジョ一巡後はつまらないのかという問いに対し、私はこう答えます。

「もしあなたが1〜6部と同じものを求めているなら、つまらないかもしれない。でも、もしあなたが荒木飛呂彦という作家の進化を目撃したいなら、これほど面白い体験はない」と。

一巡後の世界は、読者に「歩み寄ること」を求めます。複雑なルールを理解し、キャラクターの葛藤に寄り添い、行間に隠された哲学を読み解く。そのプロセス自体が、一巡後のジョジョにおける「スタンドバトル」のようなものなのかもしれません。

一度は離れてしまった方も、先入観を捨てて最新の ジョジョの奇妙な冒険 第7部 から読み返してみてください。そこには、かつて私たちが震えた「黄金の精神」が、形を変えて確かに息づいていることに気づくはずです。

ジョジョ一巡後はつまらない?第7部・8部が合わない理由と新世界の魅力を徹底考察してきましたが、結論として、この新世界は「理解する」ものではなく「体験する」もの。ぜひ、あなた自身の目で、新しい時代の人間賛歌を確かめてみてください。

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