ジョジョの奇妙な冒険35年の歴史を総復習!家系図・時代背景から革新の理由まで解説

ジョジョ
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「ジョジョ」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

ド派手なポージング、独特すぎる擬音、あるいは手に汗握る特殊能力バトル。「名前は知っているけれど、部が多すぎてどこから手をつければいいか分からない」「昔読んでいたけれど、今の展開はどうなっているの?」という方も多いはずです。

1987年の連載開始から35年以上の月日が流れ、ジョジョはもはや単なる漫画の枠を超え、ひとつの「文化」や「芸術」として世界中で愛されています。なぜ、この作品は世代を超えて読み継がれ、常に新しさを失わないのでしょうか。

今回は、ジョジョの壮大な歴史を、家系図や時代背景、そして作品が起こした表現の革命という視点から徹底的に紐解いていきます。この記事を読み終える頃には、あなたもジョジョが描く「人間讃歌」の深淵に触れているはずです。

第1部〜第2部:すべての始まりと「波紋」の時代

ジョジョの歴史の幕開けは、19世紀末のイギリスに遡ります。すべての因縁は、英国貴族の跡取り息子ジョナサン・ジョースターと、下層階級からのし上がろうとする野心家ディオ・ブランドーの出会いから始まりました。

第1部「ファントムブラッド」で描かれたのは、吸血鬼と化したディオと、それを阻止するために呼吸法が生み出す生命エネルギー「波紋」を習得したジョナサンの死闘です。当時の少年漫画としては異例の「主人公の死」という結末は、読者に大きな衝撃を与え、同時に「受け継がれる意志」というシリーズの背骨を形作りました。

続く第2部「戦闘潮流」では、舞台は1938年、第二次世界大戦直前のアメリカや欧州へと移ります。ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公となり、人類の天敵である「柱の男」たちと戦います。肉体的な強さだけでなく、ハッタリや心理戦で強敵を出し抜くジョセフの戦い方は、後のシリーズにも通じる「知略バトル」の原点となりました。

この初期2部作は、まさにジョースター家と石仮面の因縁という「歴史の序章」だったのです。

第3部:歴史を塗り替えた「スタンド」の誕生

ジョジョの歴史、ひいては漫画界の歴史における最大の転換点は、間違いなく第3部「スターダストクルセイダース」です。ここで、超能力を可視化した守護霊のような存在「スタンド(幽波紋)」が登場しました。

それまでの格闘漫画は、筋力やスピード、あるいはエネルギーの大きさを競うものが主流でした。しかし、スタンドは「時間を通める」「磁力を操る」「鏡の中に入る」といった固有の特殊能力を持ち、その相性や頭脳戦で勝敗が決まる仕組みを確立したのです。

100年の眠りから覚めた宿敵DIOを倒すため、空条承太郎一行が日本からエジプトまで旅をするロードムービー的な構成も相まって、ジョジョ人気は不動のものとなりました。現在、当たり前のように存在する「能力バトルもの」のルーツは、ここにあると言っても過言ではありません。

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 カラー版などを手にとってみると、当時の熱狂が今の時代にも鮮烈に伝わってくるはずです。

第4部〜第6部:日常の潜む恐怖と一巡する世界

第3部で物語が完結したかと思いきや、荒木飛呂彦先生はさらなる革新に挑みます。第4部「ダイヤモンドは砕けない」では、日本の地方都市「杜王町」という限定された空間を舞台に、日常に紛れ込んだ殺人鬼との戦いを描きました。

第5部「黄金の風」ではイタリアを舞台に、ギャングスターを目指すジョルノ・ジョバァーナたちの過酷な運命を。そして第6部「ストーンオーシャン」ではシリーズ初の女性主人公・空条徐倫が登場し、ついにジョースター家とDIOの因縁は最高潮に達します。

特筆すべきは第6部のラストです。世界の時間が加速し、宇宙が一巡するという衝撃的な幕引き。これにより、それまでの物語はひとつの完結を迎え、ジョジョの歴史は新たなステージへと移行することになります。

第7部以降:パラレルワールドで描かれる「新・ジョジョ」

第7部「スティール・ボール・ラン」からは、一巡した後の新しい世界、いわばパラレルワールドが舞台となります。1890年のアメリカ大陸横断レースを描くこの作品では、1部から6部までのエッセンスを再構築しながら、より重厚な人間ドラマが展開されました。

第8部「ジョジョリオン」では再び現代の杜王町へ戻り、自らの正体を探る記憶喪失の青年、東方定助の物語が綴られます。ここでは、血縁だけでなく「呪い」や「等価交換」といった哲学的なテーマが深掘りされました。

そして現在、最新作である第9部「The JOJOLands」が連載されています。ハワイを舞台に、大富豪を目指す少年ジョディオ・ジョースターがどのような「仕組み(メカニズム)」を掴み取っていくのか。35年経ってもなお、ジョジョの歴史は現在進行形で進化し続けているのです。

なぜジョジョは色褪せないのか?芸術性の進化

ジョジョがこれほど長く愛される理由は、物語の面白さだけではありません。作者・荒木飛呂彦先生の圧倒的な「画風の進化」と「芸術性」にあります。

初期の劇画タッチから始まり、中期にはルネサンス彫刻を思わせる肉体美、そして近年ではファッション誌VOGUEを彷彿とさせるスタイリッシュな色彩と造形へと変化を遂げてきました。

その評価は漫画界に留まらず、ルーヴル美術館での原画展示や、ハイブランドであるグッチ(GUCCI)とのコラボレーションなど、アートの世界でも高く評価されています。ジョジョを読むことは、もはや最先端の芸術に触れることと同義なのです。

メディア展開とファン層の拡大

ジョジョの歴史を語る上で、アニメ化の成功も欠かせません。独特の擬音や奇抜なカラーリング、そしてキャラクターの「立ち姿」を忠実に再現したアニメシリーズは、2012年から始まり、若い世代のファンを爆発的に増やしました。

また、スピンオフ作品である『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ化も大きな影響を与えました。高橋一生さん演じる露伴の姿を通じて、原作を知らなかった層もジョジョ特有の「奇妙な世界観」に引き込まれたのです。

今では、親子二代、あるいは三代でジョジョを楽しむ家庭も珍しくありません。世代を超えて共通の話題を持てるコンテンツへと成長したのです。

ジョジョの奇妙な冒険35年の歴史を総復習!家系図・時代背景から革新の理由まで解説

ここまで駆け足で振り返ってきましたが、ジョジョの歴史とは、まさに「人間がいかに困難に立ち向かい、意志を繋いでいくか」という物語そのものです。

19世紀のイギリスから始まり、現代のハワイまで。場所も主人公も変わりながら、その根底に流れる「人間讃歌」の精神は一度も揺らいだことがありません。家系図を辿れば、そこには勇気と愛、そして宿命に抗う人間の誇りが見えてきます。

もしあなたがまだジョジョの世界に足を踏み入れていないのなら、今からでも決して遅くはありません。35年の積み重ねがあるからこそ、どの部から読み始めても、その深淵な魅力に圧倒されるはずです。

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 モノクロ版を1巻から手に取るもよし、最新の第9部からライブ感を楽しむもよし。この奇妙な歴史の目撃者に、あなたもなってみませんか?

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