『ジョジョの奇妙な冒険』第1部の魅力を徹底解説!始まりの物語を知れば100倍楽しめる

ジョジョ
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「ジョジョって有名だけど、どこから見ればいいの?」「絵が独特で敬遠しているんだけど……」そんな風に思っていませんか?

シリーズ累計発行部数1億2,000万部を超える金字塔、『ジョジョの奇妙な冒険』。そのすべての伝説は、19世紀末のイギリスから始まる第1部「ファントムブラッド」に凝縮されています。

最近ではジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版などの電子書籍や、アニメ配信サービスで手軽に楽しめるようになりました。今回は、第3部以降の「スタンド」しか知らない方や、これからジョジョの世界に飛び込みたい初心者の方に向けて、第1部の魅力を熱く、深く掘り下げていきます。

これを読み終える頃には、あなたも「黄金の精神」の虜になっているはずです。


なぜ今「第1部」を語るのか?すべての因縁はここから始まった

ジョジョといえば、超能力の具現化である「スタンド」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、第1部にはスタンドは登場しません。では、面白くないのか? 答えは断固として「否」です。

第1部は、英国貴族の跡取り息子であるジョナサン・ジョースターと、スラム街出身の野心家ディオ・ブランドーという、対照的な二人の少年の出会いから幕を開けます。

彼らの出会いは偶然ではなく、数奇な運命によって引き寄せられたものでした。この「血の因縁」こそが、現在連載中の最新シリーズに至るまで、100年以上の時を超えて受け継がれる物語の背骨となっているのです。

第1部を飛ばして後続の物語を読むのは、歴史の授業で戦国時代を飛ばして江戸時代を学ぶようなもの。原点にある「なぜ彼らは戦わなければならないのか」という熱いドラマを知ることで、作品への没入感は100倍にも跳ね上がります。


紳士ジョナサンと悪のカリスマ・ディオ:光と影の愛憎劇

第1部の核となるのは、ジョナサン(通称ジョジョ)とディオの凄まじいライバル関係です。

  • ジョナサン・ジョースター正義感が強く、真の「紳士」を目指す心優しき青年。しかし、序盤の彼はディオの策略によって孤独に追い込まれ、愛犬や父親、初恋の人まで奪われそうになります。それでも折れない不屈の精神こそが、ジョースター家代々に受け継がれる「黄金の精神」の原点です。
  • ディオ・ブランドージョジョのライバルであり、シリーズを通して君臨する「悪のカリスマ」。彼は徹底して卑劣で冷酷ですが、その背景には過酷な生い立ちと、底なしの向上心があります。彼が叫ぶ「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」という台詞は、あまりにも有名です。

二人は義兄弟として育ちながら、決して相容れない光と影として描かれます。ディオが石仮面を被り、人間を超越した吸血鬼となったことで、物語は単なる家族の争いから、人類の存亡をかけた壮大な戦いへと加速していきます。


呼吸が武器になる!「波紋」という独自の戦闘スタイル

第1部における戦闘の鍵を握るのが「波紋(はもん)」です。

吸血鬼となったディオに対し、普通の人間であるジョジョが対抗する手段はありません。そこで登場するのが、謎の男ウィル・A・ツェペリから伝授される「波紋の呼吸法」です。

波紋とは、特殊な呼吸によって血液の流れをコントロールし、生命エネルギーを太陽光と同じ性質の波動に変えて放出する技術です。これにより、不死身の吸血鬼にもダメージを与えられるようになります。

「呼吸を整えることで力を引き出す」という設定は、後に多くの漫画に影響を与えましたが、その元祖とも言えるのがジョジョの波紋です。水を伝わせたり、葉っぱを接着剤代わりにしたりと、知略を巡らせたトリッキーな戦い方は、後のスタンドバトルのルーツにもなっています。


「人間讃歌」の哲学:絶望の中で輝く勇気

作者の荒木飛呂彦先生が全シリーズを通して掲げているテーマが「人間讃歌」です。

第1部では、このテーマが最も純粋な形で表現されています。吸血鬼という、圧倒的な力と不老不死を持つ「怪物」に対し、人間はあまりにも無力で短命です。しかし、ツェペリ男爵はこう語ります。

「勇気とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!」

たとえ勝てないと分かっていても、大切な人のために、明日を生きる誰かのために命を懸ける。その「意志」こそが人間としての誇りであり、美しさである。第1部のラストシーンで描かれるジョナサンの選択は、まさにこの哲学の到達点と言えるでしょう。

読後、胸に熱いものが込み上げてくるのは、彼らが「限られた命」の中で精一杯輝こうとしたからに他なりません。


アニメ版と原作漫画、どっちから入るべき?

「ジョジョに興味はあるけど、どちらから見ればいい?」という悩みはよく聞かれます。

  • スピード感と迫力なら「アニメ版」2012年に放送されたアニメ版(第1期)は、全9話という非常にタイトな構成で第1部を描き切っています。原作の濃密なセリフ回しを活かしつつ、テンポ良く物語が進むため、忙しい方でも一気に見ることができます。また、独特の効果音を文字で画面に表示する演出もジョジョらしくて最高です。
  • 濃密な空気感なら「原作漫画」ジョジョの奇妙な冒険 第1部 文庫版などで読める原作は、荒木先生の初期の筆致をダイレクトに感じられます。アニメではカットされた細かな心理描写や、19世紀イギリスのゴシック・ホラー的な雰囲気は、やはり漫画版が随一です。

個人的なオススメは、まずアニメで物語の熱量を体感し、その後に原作で細かな描写を補完するルートです。ジョジョ特有の「擬音」や「ジョジョ立ち」の美しさは、静止画である漫画でこそ真価を発揮するからです。


心に刻まれる名言の数々

ジョジョ第1部は、ネットミキシングや日常会話でも使われる名言の宝庫です。

  • 「君がッ! 泣くまでッ! 殴るのをやめないッ!」
  • 「そこにシビれる! あこがれるゥ!」
  • 「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」

これらのセリフは、ネタとして扱われることも多いですが、実際のストーリーの中で発せられる文脈を知ると、その重みやキャラクターの覚悟に驚かされるはずです。ディオの圧倒的な支配欲や、脇を固めるスピードワゴンの情熱など、言葉の一つひとつがキャラの魂を代弁しています。

特に、解説役として登場するロバート・E・O・スピードワゴンの「おせっかい」なまでの熱い実況は、読者の気持ちを代弁して物語を盛り上げてくれます。


初心者が第1部で「脱落」しないためのコツ

「絵が劇画チックで少し怖い」「展開が古臭く感じる」という理由で、1巻や2巻で止まってしまうのは非常にもったいないことです。

第1部は全5巻(文庫版なら3巻)と、シリーズの中でもかなり短くまとまっています。物語が大きく動き出すのは、ジョナサンとディオが大人になり、石仮面の真実が明らかになる中盤以降です。

そこからは一気呵成。波紋の修行、ディオが差し向ける伝説の騎士たちとの死闘、そして衝撃のクライマックスまで、ページをめくる手が止まらなくなるはずです。もし序盤で少し「重いかな?」と感じたら、まずはアニメ版を数話見てみるのが、完走への近道かもしれません。


『ジョジョの奇妙な冒険』第1部の魅力を徹底解説!始まりの物語を知れば100倍楽しめる

ここまで第1部の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

第1部は、単なる「古い序盤の話」ではありません。それは、愛と復讐、勇気と恐怖、そして何世代にもわたる「血の宿命」を詰め込んだ、至高の人間ドラマです。

ジョナサンが示した「黄金の精神」は、後の空条承太郎やジョルノ・ジョバァーナたちへと受け継がれていきます。原点を知ることで、最新エピソードのワンシーンに隠された意味に気づき、涙することもあるでしょう。

まずはジョジョの奇妙な冒険 第1部を手に取ってみてください。あるいは、配信サービスで第1話の再生ボタンを押してみてください。

そこには、あなたの想像を超える「奇妙」で「熱い」冒険が待っています。一度足を踏み入れたら最後、あなたもジョースター家の血統を追いかけずにはいられなくなるはずです。

さあ、あなたも「波紋の呼吸」を整えて、伝説の始まりを目撃しましょう!

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