『ジョジョの奇妙な冒険』の舞台となった国一覧!聖地巡礼の魅力とモデルを徹底解説

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいると、まるで自分もその場にいるような、独特の空気感に包まれることはありませんか?それは、作者の荒木飛呂彦先生が実際に現地へ足を運び、その土地の匂いや光の陰影までを執筆に落とし込んでいるからに他なりません。

19世紀のイギリスから始まり、現代のハワイまで。ジョースター家の血統が駆け抜けた歴史は、そのまま世界の縮図とも言える壮大なスケールを誇ります。今回は、ジョジョの物語を彩ってきた世界各地の舞台を徹底的に紐解いていきましょう。

第1部:すべての始まり、霧の都イギリス

ジョジョの長い歴史の幕開けは、1880年代のイギリスです。産業革命を経て近代化が進む一方で、いまだ貴族制度が色濃く残り、夜の街にはガス灯が揺れる。そんな重厚で少し不気味なゴシック・ホラーの世界観が第1部の魅力です。

ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが青春を過ごしたジョースター邸は、イギリス中部のバークシャー近郊をイメージさせます。また、ディオが石仮面の力を試したロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」は、当時のイーストエンドの荒廃した雰囲気が見事に再現されています。

聖地巡礼としてイギリスを訪れるなら、ビクトリア朝様式の建築物が並ぶロンドンの街並みはもちろん、大英博物館でアステカやメキシコの展示品を眺めてみるのも一興です。石仮面のルーツに思いを馳せることができるはずですよ。

第2部:アメリカから欧州、そして中米へ

第2部「戦闘潮流」になると、舞台は一気にグローバル化します。物語は1938年のニューヨークからスタート。若きジョセフ・ジョースターがクラッカーヴォレイを振り回し、警察官とやり合うシーンが印象的ですよね。

その後、物語はメキシコのテオティワカン遺跡へと移ります。「柱の男」たちが眠っていた地下神殿のモデルは、まさにこの巨大なピラミッド群。荒木先生特有の幾何学的な意匠と、古代遺跡の神秘性が融合した名シーンです。

後半の舞台となるイタリアのヴェネツィアでは、シーザー・アントニオ・ツェペリとの修行が描かれます。サン・マルコ広場やリアルト橋など、観光名所がそのままバトルの舞台になる贅沢さはジョジョならでは。リサリサの拠点である「エア・サプレーナ島」は架空ですが、ヴェネツィアの運河沿いを歩けば、波紋修行の跡を探したくなってしまいます。

そして最終決戦の地、スイスのサンモリッツ。雪深い高級リゾート地でのカーズとの死闘は、静寂の中に熱い闘志が燃える屈指の名場面です。

第3部:100年の時を超えたエジプトへの旅

ジョジョシリーズの中でも、最も「旅」というキーワードが似合うのが第3部です。空条承太郎たちは、母・ホリィを救うため、日本からDIOの潜むエジプトを目指します。

この旅路は、当時のバックパッカーのようなルートを辿ります。

  • 日本:出発地点。茶店や学校など、日常の風景が描かれます。
  • 香港:ポルナレフとの出会い。賑やかな看板と食文化が印象的。
  • シンガポール:ラバーソール戦。高級ホテルの代名詞iphoneを片手に写真を撮りたくなるような、ラッフルズ・ホテル周辺の雰囲気がモデルです。
  • インド:カルカッタやベナレス。混沌としたエネルギーがスタンドバトルをより際立たせます。
  • パキスタン:エンヤ婆との対決があった霧の町。

そしてついに辿り着くエジプト。カイロの街並み、アブ・シンベル神殿、そしてアスワン。最終決戦の舞台となったカイロのアッバース橋は、ファンの間で「承太郎橋」と呼ばれ、聖地中の聖地となっています。夕暮れ時にこの橋を訪れれば、DIOとの時を止める死闘が脳裏に蘇ること間違いありません。

第4部:杜王町のモデル、宮城県仙台市

これまでの世界を股にかける大冒険から一転、第4部は日本の地方都市が舞台となります。M県S市杜王町。この町のモデルは、荒木先生の出身地である宮城県仙台市です。

ジョジョファンにとって、仙台はもはや聖地という言葉では足りないほどの聖域です。

  • 定禅寺通り:ケヤキ並木が美しい通り。作中の住所「定禅寺1の6」の元ネタです。
  • むかでや:吉良吉影がボタンを付け替えに行き、領収書を切ってもらった履物店のモデル。
  • 江陽グランドホテル:承太郎が滞在した「杜王グランドホテル」のモデル。

仙台市はたびたびジョジョと公式にコラボしており、マンホールの蓋がキャラクターのデザインになっていたり、ローソンが「オーソン」になっていたりと、街全体で作品を楽しめるのが特徴です。国内で最も手軽に、かつ深く没入できる聖地と言えるでしょう。

第5部:黄金の風が吹き抜けるイタリア

ジョジョシリーズで最もスタイリッシュと評される第5部は、全編通してイタリアが舞台です。ナポリ、カプリ島、ポンペイ、ヴェネツィア、サルディニア、そしてローマ。ジョルノ・ジョバァーナたちの逃避行と反撃の軌跡は、イタリア観光のゴールデンルートと重なります。

特筆すべきは、荒木先生の圧倒的な描写力です。ナポリの卵城から見える美しい海、ポンペイ遺跡の悲劇的な空気感、そしてサン・タルチア駅でのギアッチョ戦。どれもが実際の風景を忠実に、かつドラマチックに描いています。

クライマックスの舞台となるローマのコロッセオは、内部の構造まで含めて重要な役割を果たします。チョコラータとのヘリコプター戦で激走した街並みを歩けば、セッコの地面に潜る音が聞こえてきそうなリアリティがあります。イタリア料理を食べながら「メローネのスタンドならこの辺に…」なんて想像するのも、この地を訪れる醍醐味です。

第6部:自由を奪われたフロリダの空

第6部「ストーンオーシャン」は、アメリカ合衆国のフロリダ州が舞台です。物語の大部分は「グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」という閉鎖空間で展開されます。

この刑務所自体は架空ですが、フロリダ特有の湿地帯や、ワニが生息するような厳しい自然環境が物語に緊張感を与えています。そして、物語は刑務所を飛び出し、ケープ・カナベラルへ。ここには実在する「ケネディ宇宙センター」があります。

宇宙へ向かうための場所で、重力が反転し、時が加速する。これほどまでにロケーションと能力がリンクした演出は他にありません。フロリダの青い空と、NASAの巨大な施設。そこはまさに、人類の運命が交錯した場所なのです。

第7部:北米大陸横断レースの壮大さ

パラレルワールドへと舞台を移した第7部「スティール・ボール・ラン」は、19世紀末のアメリカが舞台です。サンディエゴからニューヨークまで、馬で大陸を横断するという途方もないスケールの物語。

モニュメントバレーのような巨大な岩山、広大な砂漠、ミシシッピ川の激流。アメリカのダイナミックな自然が、スタンドバトルというよりも「奇跡を巡る旅」としての側面を強調します。聖地巡礼としては非常に難易度が高いですが、レンタカーで大陸を横断すれば、ジャイロとジョニィが焚き火を囲んだ夜の寒さや、荒野を駆け抜ける孤独感を体験できるはずです。

第8部:再訪、パラレル世界の杜王町

第8部「ジョジョリオン」で再び舞台は杜王町へ戻ります。しかし、第4部の杜王町とは似て非なる場所。東日本大震災を彷彿とさせる「壁の目」が出現した、よりミステリアスな町として描かれています。

モデルが仙台市であることは変わりませんが、描かれるスポットはより細部へ。広瀬川の断崖や、地元の果物屋を思わせる設定など、荒木先生の地元への眼差しがより深化しています。第4部と第8部の聖地を比較しながら仙台を歩くのは、ファンにとって最高に贅沢な楽しみ方です。

第9部:最新作の舞台は常夏のハワイ

現在進行形で物語が紡がれている第9部「The JOJOLands」の舞台は、アメリカ合衆国のハワイ州です。オアフ島を拠点に、少年ジョディオ・ジョースターが大富豪を目指す物語。

ワイキキの喧騒、高級別荘地、そして火山のエネルギー。これまでのジョジョとはまた違う、カラフルでモダンなハワイが描かれています。最新のガジェットや高級ブランド、そしてiphoneを使いこなす現代の少年たちの物語に、ハワイという楽園がどう絡んでいくのか。現在まさに、新しい聖地が次々と生まれている最中です。

聖地巡礼を成功させるためのアドバイス

ジョジョの舞台を巡る旅は、単なる観光以上の感動を与えてくれます。しかし、実際に海外へ向かう際は、いくつかの注意点があります。

まず、第3部の舞台となったエジプトやインドは、日本とは全く異なる文化圏です。衛生面や治安には細心の注意を払いましょう。一方で、第5部のイタリアや第4部の仙台は、非常に観光しやすい場所です。初めての聖地巡礼なら、このあたりからスタートするのがおすすめです。

また、荒木先生の取材術を真似て、スケッチブックを片手に「その場の空気」を記録してみるのも面白いかもしれません。カメラのレンズ越しではない、自分だけのジョジョ的世界が見えてくるはずです。

まとめ:『ジョジョの奇妙な冒険』の舞台となった国一覧!聖地巡礼の魅力とモデルを徹底解説

ここまで、第1部から第9部までの壮大な舞台を駆け足で見てきました。「ジョジョの奇妙な冒険」がこれほどまでに長く、深く愛されているのは、キャラクターたちの魅力はもちろん、彼らが生きる「世界」が圧倒的なリアリティを持って描かれているからです。

イギリスの霧、イタリアの太陽、エジプトの砂、そして杜王町の潮風。それらすべてが、ジョースター家の黄金の精神を支える重要な要素となっています。今回ご紹介した国や地域は、どこもジョジョの魂が刻まれた場所ばかりです。

マンガを読み返すたびに、その土地への憧れは募るもの。もし機会があれば、ぜひ実際に現地を訪れてみてください。そこにはきっと、漫画のページをめくるだけでは得られない、あなただけの「奇妙な冒険」が待っているはずです。

次にあなたが旅立つのは、どの部、どの国でしょうか?黄金のような体験が、あなたの人生に訪れることを願っています。

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