『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』を読んでいると、ふと目に留まる食べ物がありますよね。仗助の母・東方朋子が美味しそうに頬張っていた、あのアニメや原作でも印象的なスイーツ。そう、実在する鎌倉の銘菓「鎌倉カスター」です。
なぜ仙台をモデルにした杜王町で、鎌倉のお菓子が登場したのか?そして、ジョジョファンなら一度は食べてみたいその味とはどんなものなのか?今回は、聖地巡礼のお供に欠かせない鎌倉カスターの魅力を、ジョジョ愛たっぷりにお届けします。
東方朋子の大好物!作中での「鎌倉カスター」登場シーン
ジョジョ4部のファンにとって、鎌倉カスターは単なるお菓子以上の存在です。物語の序盤、東方仗助の自宅で、母・朋子が冷蔵庫から取り出して食べているシーンを覚えている方も多いでしょう。
アニメ版でもその描写は非常に丁寧でした。パッケージのデザインから、ふわっとした質感まで忠実に再現されており、スタッフのこだわりが感じられるポイントです。公式のSNSなどでも、製造元である「鎌倉ニュージャーマン」の協力が明かされるなど、公式公認の「劇中食」と言っても過言ではありません。
朋子さんといえば、若々しくて美しく、少し情熱的な性格が魅力的なキャラクター。そんな彼女が、家でのリラックスタイムに選ぶスイーツとして「鎌倉カスター」が選ばれたのは、どこかハイカラで上品な彼女のイメージにぴったりだったからかもしれません。
なぜ杜王町に鎌倉の菓子?荒木飛呂彦先生のこだわり
「杜王町のモデルは仙台なのに、どうして鎌倉のお菓子なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実は、作者の荒木飛呂彦先生は、ご自身が実際に食べて美味しいと感じたものや、気に入ったものを作品の中にさりげなく登場させることで知られています。
1980年代から90年代にかけて、鎌倉カスターはすでに鎌倉土産の定番として全国的な知名度を誇っていました。百貨店の催事などでも人気を博していたため、流行に敏感な朋子のような女性が、お取り寄せやデパ地下で購入して楽しんでいる……という設定は、当時の読者にとっても非常にリアリティのある演出だったのです。
ご当地のものだけでなく、本当に良いものをキャラクターに持たせる。この細かなディテールこそが、ジョジョの世界観に深みを与えている理由の一つと言えます。
聖地巡礼の拠点!鎌倉ニュージャーマン本館へ行こう
ジョジョファンが「リアルな朋子さんの日常」を体験するなら、やはり鎌倉へ足を運ぶのが一番です。
鎌倉ニュージャーマンの本館は、JR鎌倉駅の東口を出てすぐ目の前にあります。アクセスは抜群で、鎌倉観光のスタート地点として最適。お店に入ると、ショーケースの中にはズラリと並んだ「鎌倉カスター」が迎えてくれます。
作中の雰囲気を味わうなら、定番のカスタード味は外せません。さらに、季節ごとに限定フレーバーが登場するのも楽しみの一つです。春にはストロベリー、夏には抹茶、秋には栗やカボチャ、冬にはチョコレートなど、訪れるたびに新しい味に出会えるのも、長年愛され続ける理由でしょう。
鎌倉カスターの美味しさの秘密を深掘り
さて、肝心の味についても触れておきましょう。鎌倉カスターは、1982年に誕生して以来、40年以上にわたって愛されているロングセラー商品です。
一見するとシンプルなスポンジケーキのようですが、一口食べればその違いに驚くはずです。
- 唯一無二のふわふわスポンジたっぷりの卵を使用して焼き上げられたスポンジは、驚くほどキメが細かく、指で触れると吸い付くようなしっとり感があります。ケーキとシュークリームの「良いとこ取り」をしたような、絶妙な食感です。
- とろけるようなクリーム中に入っているカスタードクリームは、甘さ控えめで非常に滑らか。保存料を極力抑えているため、素材本来の牛乳や卵のコクがしっかりと感じられます。
- 絶妙なサイズ感手のひらに収まるサイズで、小腹が空いた時にちょうどいいボリューム。朋子さんが何個もストックしておきたくなる気持ちがよくわかります。
この素朴ながらも贅沢な味わいは、まさに「日常の中の小さな幸せ」を体現しています。
ジョジョイベントでもおなじみ?ファンの間の共通言語
鎌倉カスターの存在は、今や公式イベントでも欠かせない要素になっています。
過去に開催されたジョジョのファンイベント「GREAT FESTIVAL」などでは、クイズの景品や話題としてこのお菓子が登場することもありました。司会者や声優さんが「朋子さんの好きなものは?」と問いかければ、会場のファンが声を揃えて答える……そんな光景も見られるほど、コミュニティに浸透しています。
また、SNSでも「鎌倉に行ってきたから、朋子さんの大好物を買ったよ!」という投稿が絶えません。作品への愛を表現する方法として、聖地の食べ物を味わうというのは、ファンにとって最高の贅沢ですよね。
覚えておきたい!購入時の注意点と日持ち
鎌倉カスターを購入する際に、一つだけ気をつけておきたいポイントがあります。それは「日持ち」です。
このお菓子は、美味しさと鮮度を優先しているため、生菓子としての扱いになります。そのため消費期限は非常に短く、発送日を含めて3日から4日程度。遠方の友人に送る際や、自分用にお土産として持ち帰る際は、必ず冷蔵保存を徹底し、早めに食べるようにしましょう。
「もっと長く楽しみたい!」という方は、鎌倉ニュージャーマンが展開している焼き菓子セットなどもチェックしてみてください。そちらも非常にクオリティが高いですが、やはりジョジョ気分を味わうなら、まずは生のカスタードを体験してほしいところです。
鎌倉カスターを通じた「杜王町」への旅
ジョジョ4部のテーマの一つは「黄金の精神」ですが、その物語の裏側には、キャラクターたちの何気ない日常が丁寧に描かれています。
朋子がキッチンで鎌倉カスターを食べるシーン。そんな些細な一コマが、私たち読者と架空の街・杜王町を繋ぐ架け橋になっています。実際に同じものを食べてみることで、キャラクターがより身近に感じられ、物語の解像度がぐっと上がるはずです。
鎌倉の海風を感じながら、あるいは自宅でジョジョのコミックスを読み返しながら。朋子さんが愛したあの甘い香りと食感を、ぜひあなたも体験してみてください。
ジョジョ4部に登場!鎌倉カスターの魅力とは?朋子も愛する聖地巡礼の味を紹介
ここまで、ジョジョファンなら避けては通れない鎌倉カスターの魅力について語ってきました。
単なるアニメの元ネタという枠を超え、40年以上も地元で愛され、多くの作家やクリエイターを虜にしてきた実力派のスイーツ。そのふわふわのスポンジと優しいクリームの味わいは、まさに時代を超えて受け継がれる「黄金の味」と言えるでしょう。
もしあなたがこれから鎌倉へ行く予定があるなら、あるいはオンラインショップを覗く機会があるなら、ぜひ迷わず鎌倉カスターを手に取ってみてください。一口食べれば、あなたの心の中にも杜王町の穏やかな日常が広がるはずです。
東方朋子が愛したその味は、きっとあなたの心も胃袋も、優しく満たしてくれるに違いありません。さあ、あなたも伝説のスイーツを味わう聖地巡礼の旅に出かけてみませんか?


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