『ドラゴンボールZ』の「あの世一武道会編」を観ていて、金髪長髪で筋骨隆々、どこか神話の英雄のようなオーラを放つキャラクターに目を奪われたことはありませんか?そう、北の銀河が誇る最強の地球人戦士、オリブーです。
悟空が死後の世界で出会った強者たちの中でも、オリブーはひときわ異彩を放っています。今回は、アニメオリジナルキャラクターでありながら原作者・鳥山明先生がデザインを手がけたという、贅沢すぎる設定を持つオリブーの魅力を深掘りしていきます。
彼の強さのランクやモデルとなった人物、そしてライバルであるパイクーハンとの熱い戦いについて、余すことなくお届けします。
地球が生んだ伝説の英雄!オリブーの正体とは?
オリブーは、アニメ『ドラゴンボールZ』の第195話から登場するキャラクターです。物語の舞台がセルゲーム終了後の「あの世」に移った際、北の界王が悟空に紹介した「北の銀河でも指折りの実力者」の一人として現れました。
まず驚くべきは、彼が「地球人」であるという点です。ドラゴンボールの世界において、地球人の戦士といえばクリリンやヤムチャ、天津飯などが思い浮かびますが、オリブーは彼らとはまた違った「伝説の英雄」としての背景を持っています。
生前の彼は地球で数々の奇跡を起こし、人々を救った英雄として語り継がれていました。その功績と圧倒的な武術の才能が認められ、死後も肉体を維持したまま、あの世で界王様のもと修行に励んでいたのです。
外見はまさにギリシャ神話に登場する戦士そのもの。白いキトン風の衣装を纏い、黄金の髪をなびかせる姿は、悟空たちの道着姿とは対照的で、非常に高潔な印象を与えます。
オリブーのモデルはあの有名神話の英雄?
オリブーを語る上で欠かせないのが、そのキャラクター造形のルーツです。彼のモデルは、ギリシャ神話に登場する最強の半神半人の英雄「ヘラクレス」だと言われています。
- 名前の由来: 「オリブー」という名前は、平和の象徴であり、古代オリンピックの勝者に授けられる「オリーブ」からきています。
- ビジュアル: 逞しい筋肉、彫りの深い顔立ち、そして古代ヨーロッパを感じさせる服装。これらはすべて、古典的な英雄像を反映したものです。
鳥山明先生がアニメ用に描き下ろしたデザインということもあり、シンプルながらも一目で「強キャラ」だとわかる説得力があります。もし当時の子供たちがドラゴンボールZ DVDで彼の初登場シーンを観たら、間違いなく「こいつはタダ者じゃない」と感じたはずです。
あの世一武道会での激闘!パイクーハンとの実力差は?
オリブーの最大の見せ場といえば、やはり「あの世一武道会」での戦いでしょう。大界王様の呼びかけによって開催されたこの大会には、東西南北の各銀河から選りすぐりの死せる戦士たちが集結しました。
オリブーは北の銀河代表として順調に勝ち進み、準々決勝で西の銀河最強の戦士、パイクーハンと対戦します。
この試合は、オリブーの評価を決定づけるものとなりました。
- スピードとパワーの応酬: オリブーはパイクーハンの超高速攻撃にしっかりと反応し、互角以上の肉弾戦を展開しました。
- パイクーハンを本気にさせた: 当時のパイクーハンは、地獄で暴れていたセルやフリーザを一瞬で片付けるほどの怪物です。そんな彼が、オリブーとの戦いでは重い道着を脱ぎ、全力に近い状態を見せました。
- 場外負けという惜しい幕切れ: 最終的にはパイクーハンの技術によって場外へと押し出されてしまいましたが、純粋な戦闘力においてはパイクーハンに肉薄していたと言っても過言ではありません。
観戦していた悟空も、オリブーの放つ巨大な気と洗練された動きに目を輝かせていました。悟空のような戦闘狂をワクワクさせるほど、オリブーは「本物の武道家」だったのです。
「地球人最強」はクリリンではなくオリブーなのか?
ドラゴンボールファンの間で永遠のテーマとなっているのが「地球人最強は誰か?」という議論です。原作準拠であればクリリンがその座に君臨しますが、アニメオリジナル設定を含めると話は変わってきます。
オリブーの強さは、あの世での修行によって超サイヤ人レベルの戦士とも渡り合える域に達しています。生身の地球人が、宇宙の帝王フリーザを瞬殺したパイクーハンとあそこまで戦えるというのは、異常なまでのポテンシャルです。
もしオリブーがドラゴンボール超の「力の大会」に参戦していたら……と想像せずにはいられません。死者であるため生き返る必要がありますが、彼のような精神的にも成熟したベテラン戦士がいれば、第7宇宙のチームはさらに強固なものになっていたでしょう。
彼の強さの源は、単なる筋力だけでなく、生前から積み上げてきた「徳」と、死後の世界でも絶やさぬ「向上心」にあります。まさに、全地球人の誇りと言える存在なのです。
魔人ブウ編での再登場とその後
オリブーの活躍はあの世一武道会だけではありません。物語の最終盤、魔人ブウ編でも彼の姿を確認することができます。
魔人ブウ(純粋)が暴れ回り、あの世にまでその脅威が及んだ際、オリブーはパイクーハンやヤムチャ、クルドと共に大界王星で修行を続けていました。この時、ヤムチャと一緒に汗を流している描写があり、地球出身の先輩戦士としてヤムチャをリードしているようにも見えます。
また、劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』でも、ジャネンバの出現によって大混乱に陥ったあの世で、秩序を取り戻そうと奮闘する彼の姿が描かれています。
彼は常に「誰かのために戦う英雄」であり続けているのです。こうした一貫したキャラクター性が、アニメオリジナルでありながら多くのファンの記憶に残り続けている理由かもしれません。
まとめ:ドラゴンボールの英雄オリブーを徹底解説!強さの秘密やモデル、パイクーハンとの関係
ここまで、北の銀河が誇る伝説の戦士オリブーについて語ってきました。
オリブーは単なる脇役ではなく、地球人という枠組みを超えた「神話的英雄」としての重みを持つキャラクターです。パイクーハンとの死闘で見せた気高さ、鳥山明先生による洗練されたデザイン、そして死してなお進化し続けるストイックさ。
もしあなたがこれからドラゴンボールZを見返すなら、ぜひあの世一武道会でのオリブーの動きに注目してみてください。悟空が認めたその実力と、パイクーハンを本気にさせた誇り高き戦いぶりは、今見ても全く色あせていません。
「地球人には限界がある」なんて言葉を、オリブーは持ち前の不屈の精神で跳ね返してくれます。彼のような存在がいるからこそ、ドラゴンボールの世界はさらに奥行きが増し、面白くなるんですよね。
ドラゴンボールの英雄オリブーを徹底解説!強さの秘密やモデル、パイクーハンとの関係を知ることで、あの世での修行シーンがより一層感慨深いものになるはずです。

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