「ドラゴンボールに出てくる、あの猫みたいなやつって誰だっけ?」
そんな疑問を持ってこの記事に辿り着いたあなた、正解です。ドラゴンボールの世界には、物語の鍵を握る重要な「猫キャラ」が何人も登場しますよね。
白くてムクムクした仙人から、宇宙を破壊しちゃう恐ろしい神様まで、そのバリエーションは実に豊か。しかも、みんなただの可愛いペットじゃなくて、悟空たちの運命を左右するほどの実力者ばかりなんです。
今回は、ファンならずとも気になる「ドラゴンボールの猫みたいなやつ」たちの正体や名前の由来、そして作者・鳥山明先生との意外な関係まで、一気に紐解いていきましょう!
カリン塔の主!元祖・猫キャラといえば「カリン様」
まず、オールドファンから今の子供たちまで、真っ先に思い浮かべるのが「カリン様」じゃないでしょうか。
カリン塔というめちゃくちゃ高い塔の頂上に住んでいる、あの白くてふっくらした猫さんです。悟空が子供の頃、桃白白に負けた後に修行をつけてもらった恩師でもありますよね。
カリン様の正体は、実は「仙猫(せんびょう)」と呼ばれる立派な仙人なんです。年齢はなんと800歳以上!見た目は可愛らしいですが、武術の神様としてあがめられるほどの達人なんですよ。
有名なエピソードといえば、やっぱり「超聖水」を巡る争奪戦。悟空がカリン様の手から水瓶を奪おうと必死に追いかける姿は、初期の名シーンです。さらに、戦士たちの傷を瞬時に治すチートアイテム仙豆を栽培しているのも彼。カリン様がいなければ、悟空たちは何度も全滅していたかもしれません。
ちなみに、カリン様のモデルは、鳥山明先生が当時飼っていた愛猫の「コゲ」だと言われています。コゲが寝ている時の顔があまりにも面白かったので、そのままキャラクターにしちゃったんだとか。あの糸のような目は、寝顔がベースだったんですね。
ヤムチャの相棒!変身能力を持つ「プーアル」
初期からのレギュラーメンバーとして忘れていけないのが、青い体でフワフワ浮いている「プーアル」です。
いつもヤムチャの肩に乗ったり横にいたりする、あの可愛い子ですね。よく「猫なの?タヌキなの?」と論争になりますが、設定上は「猫」をモチーフにした動物型地球人ということになっています。
プーアルの最大の特徴は、なんといっても「変身能力」。ウーロンと一緒に「南部変身幼稚園」に通っていた同級生で、実は変身の腕前はウーロンよりも上なんです。ウーロンは5分しか変身を維持できませんが、プーアルは時間制限なしで、しかもスタミナも切れないというハイスペックぶり。
初期の冒険では、ハサミに変身して悟空の尻尾を切って大猿化を止めたりと、地味ながらも大活躍していました。最近のシリーズでは戦闘に参加することは少なくなりましたが、ヤムチャとの絆は相変わらず。ドラゴンボール界の「癒やし担当」として欠かせない存在です。
名前の由来は、そのまんま中国茶の「プーアル茶」から。鳥山先生のネーミングセンス、シンプルで覚えやすいですよね。
宇宙最強の猫!?破壊神「ビルス」
さて、近年のドラゴンボールを語る上で絶対に外せないのが、第7宇宙の破壊神「ビルス」様です。
紫色の肌に、ひょろりと細長い体。エジプトの神様のような衣装を身にまとった、あの圧倒的な威圧感を放つ猫みたいなやつです。初めて登場した映画『神と神』では、超サイヤ人3の悟空をデコピン一発で沈めるという、絶望的な強さを見せつけました。
ビルスのモデルも、実は鳥山先生の飼い猫。種類は「コーニッシュレックス」という、大きな耳とスリムな体が特徴の猫種です。先生によると、飼っていた猫が病気で余命宣告を受けたのに、なぜか奇跡的に回復して元気に走り回るようになった姿を見て「まるで神様みたいだ」と感じたのが、ビルス誕生のきっかけだそうです。
性格はわがままで気分屋、そして何より地球の美味しい食べ物に目がありません。プリン一つの恨みで地球を破壊しようとしたこともありましたが、今ではすっかりウイスと一緒に地球のグルメを楽しんでいます。
ビルスの名前の由来は「ビール」から。当初は「ウイルス」にする予定だったのが、脚本の方がお酒のビールと勘違いしてしまい、そこから「ウイス(ウイスキー)」や「シャンパ(シャンパン)」といったお酒シリーズのネーミングが定着したという面白い裏話があります。
第6宇宙のライバル!太っちょ猫の「シャンパ」
ビルス様がいるなら、この方も紹介しないわけにはいきません。第6宇宙の破壊神「シャンパ」です。
ビルスの双子の兄弟なのですが、見た目は対照的。ビルスがガリガリなのに対し、シャンパは丸々と太った「デブ猫」スタイルです。性格もビルス以上に子供っぽく、食べ物のことでよく兄弟喧嘩をしています。
シャンパもまた、圧倒的な破壊の力を持ちながら、どこか憎めない愛嬌があるキャラクター。彼らが登場したことで、ドラゴンボールの世界観は「宇宙」から「マルチバース(多宇宙)」へと大きく広がりました。
兄弟揃って猫がモチーフになっているのは、やはり鳥山先生にとって猫が「神聖さと親しみやすさ」を同時に表現できる、最高のモチーフだったからかもしれません。
なぜドラゴンボールには「猫みたいなやつ」が多いの?
ここまで主要なキャラを見てきましたが、そもそもなぜドラゴンボールにはこんなに猫キャラが多いのでしょうか?
その理由は、作者・鳥山明先生のプライベートにあります。先生は大の動物好きとして知られており、特に猫との生活は執筆活動と切り離せないものでした。
仕事場のデスクに猫が座り込んで邪魔をしたり、膝の上で寝てしまったり。そんな日常の中から、「こいつをキャラにしたら面白いかも」というアイデアが次々と生まれていったんですね。
また、ドラゴンボールの世界観自体が、人間と動物型の人間(アニマル人間)が当たり前に共存している不思議な世界です。初期の作品では、警察署長が犬だったり、国王が犬(国王様)だったりしますよね。
そんな自由な世界観の中で、鳥山先生にとって最も身近で、かつミステリアスな魅力を持つ「猫」という存在が、重要なポスト(神様や仙人)に配置されるのは、ある意味で必然だったのかもしれません。
ドラゴンボールの猫みたいなやつらの魅力まとめ
最後に、今回紹介したキャラクターたちをおさらいしてみましょう。
- カリン様:武術の神様で、ドラゴンボール グッズの中でも定番の人気を誇る白い仙猫。
- プーアル:ヤムチャの親友で、自由自在に変身できる青い猫。
- ビルス:第7宇宙を統べる、最強かつグルメな破壊神。
- シャンパ:ビルスの兄弟で、食いしん坊な第6宇宙の破壊神。
みんな見た目は猫のようですが、それぞれのキャラクターが物語の中で非常に大きな役割を果たしています。
カリン様が修行をつけ、プーアルがサポートし、ビルスが新たな宇宙の広がりを教えてくれた。彼らがいなければ、今のドラゴンボールの物語は成立していません。
次にアニメや漫画を見返すときは、ぜひ彼ら「猫キャラ」たちの活躍に注目してみてください。鳥山先生の猫愛を感じながら作品を楽しむと、また違った面白さが見えてくるはずですよ!
もし、あなたの周りに「あの紫の猫みたいなやつ、名前なんだっけ?」と困っている友達がいたら、ぜひビルス様のエピソードと一緒に教えてあげてくださいね。
ということで、今回はドラゴンボールの猫みたいなやつたちの正体についてたっぷりお届けしました!

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