「最近、本当に面白いと思える漫画に出会えていないな」と感じることはありませんか?
SNSで流行っているキラキラした学園モノや、設定が複雑すぎる異世界ファンタジーもいいけれど、大人の私たちを満足させてくれるのは、やはり「人間の深み」や「圧倒的なリアリティ」がある物語ですよね。
そんな「本物のドラマ」を求める読者が最後にたどり着く場所。それが、講談社が誇る週刊漫画誌「モーニング」です。
ビジネス、食、医療、歴史、そして切実な人生の再起。モーニングには、酸いも甘いも噛み分けた大人だからこそ、心から震える作品が揃っています。今回は、2026年現在の最新ラインナップから、絶対に読んでおくべき大人気連載を10作品厳選してご紹介します。
- 2026年、なぜ今「モーニング」が大人に支持されるのか
- 1. 身体表現の極致を描く歴史巨編『ワールド イズ ダンシング』
- 2. 現代のタブーと救いに切り込む『SとX(セラピスト霜鳥壱人の診察室)』
- 3. 停滞する大人に刺さる執念の物語『二階堂地獄ゴルフ』
- 4. こころの病に寄り添う医療漫画の金字塔『リエゾン -こどものこころ診療所-』
- 5. 死生観をアップデートする奇想天外コメディ『出禁のモグラ』
- 6. 読むとキャンプに行きたくなる癒やしのバイブル『焼いてるふたり』
- 7. 170巻を超えてなお進化し続ける王者『クッキングパパ』
- 8. 文明が滅びた後の「経済」と「希望」を描く『望郷太郎』
- 9. 日本漫画界の至宝、その再開を待ちわびて『バガボンド』
- 10. 昭和レトロな新婚生活に心が洗われる『波うららかに、めおと日和』
- 働く大人の毎日に、モーニングが彩りを添える
2026年、なぜ今「モーニング」が大人に支持されるのか
世の中には数多くの漫画雑誌がありますが、モーニングが特別なのは「取材に基づいた専門性の高さ」と「多様な価値観の肯定」にあります。
かつての『宇宙兄弟』や『コウノドリ』がそうであったように、モーニングの作品は読者の知的好奇心を刺激し、明日への活力を与えてくれます。
今のラインナップも、アニメ化や実写ドラマ化が次々と決定している注目作の宝庫。かつて読んでいたけれど離れてしまったという方も、今のモーニングを読めば「やっぱり漫画って面白い!」と再確認できるはずです。
それでは、今のモーニングを象徴する珠玉の10作品をチェックしていきましょう。
1. 身体表現の極致を描く歴史巨編『ワールド イズ ダンシング』
2026年夏のアニメ化が決定し、現在最も熱い視線を浴びているのが三原和人先生の『ワールド イズ ダンシング』です。
舞台は室町時代。後に「能」を大成させる少年、世阿弥(若名・鬼夜叉)の成長を描く物語ですが、いわゆる堅苦しい歴史モノとは一線を画します。
- ここが魅力:
- 静止画であるはずの漫画から「音」と「動き」が聞こえてくるような圧倒的な画力
- 「美しさ」を追求する少年の、狂気にも似た情熱
- 既存の価値観を壊し、新しい表現を生み出そうとするクリエイターの苦悩
踊ることに全てを捧げる世阿弥の姿は、何かに打ち込む全ての人に勇気を与えてくれます。アニメ放送前に、ぜひ原作の繊細な筆致を体験してください。
2. 現代のタブーと救いに切り込む『SとX(セラピスト霜鳥壱人の診察室)』
現在、Netflixで中島健人さん主演のドラマが世界独占配信され、大きな話題を呼んでいるのが『SとX(セラピスト霜鳥壱人の診察室)』です。
本作のテーマは「セックスセラピー」。性被害や性への違和感、パートナーとの不一致など、誰にも言えない悩みを抱える人々が、セラピストの霜鳥のもとを訪れます。
- ここが魅力:
- 扇情的ではなく、あくまで「医療・ケア」の視点から描かれる真摯なストーリー
- 誰の人生にも起こりうる「孤独」や「生きづらさ」への優しい眼差し
- 複雑なテーマを読みやすく解きほぐす、岡田有希先生の構成力
これは単なる性の物語ではなく、自己肯定感を取り戻すための再生の物語です。大人の読者だからこそ共感できる、深い余韻を残す名作です。
3. 停滞する大人に刺さる執念の物語『二階堂地獄ゴルフ』
『カイジ』シリーズで知られる鬼才・福本伸行先生が描くのは、ギャンブルではなく「ゴルフ」……それも、プロテストに落ち続ける男の泥臭い日常です。
主人公の二階堂は、決して若くはありません。それでも「あと一回だけ」とプロへの夢を諦めきれず、底なしの沼のような日々に身を投じています。
- ここが魅力:
- 「努力すれば報われる」という綺麗事を否定しつつ、それでも足掻く人間の滑稽さと愛おしさ
- 福本節全開の、心臓を抉るような心理描写
- 成功ではなく「停滞」をテーマにするという、モーニングらしい挑戦的な姿勢
人生の岐路に立つ30代、40代が読むと、あまりのリアリティに胃が痛くなるかもしれません。しかし、そこには確かに「人間」が描かれています。
4. こころの病に寄り添う医療漫画の金字塔『リエゾン -こどものこころ診療所-』
児童精神科を舞台にした『リエゾン -こどものこころ診療所-』は、もはやモーニングになくてはならない看板作品です。
凸凹を抱える子供たち、そして彼らを育てることに苦悩する親たち。研修医の遠野志保自身もADHDであることを自覚しながら、院長の佐山とともに患者と向き合います。
- ここが魅力:
- 発達障害に関する正確な知識と、それをドラマとして昇華させる脚本の妙
- 「治す」のではなく「共に生きる」ための方法を模索する温かさ
- 現代社会の教育や福祉の課題を鋭く突く社会派の側面
子育て世代はもちろん、対人関係に悩む全てのビジネスマンに読んでほしい一冊です。
5. 死生観をアップデートする奇想天外コメディ『出禁のモグラ』
『鬼灯の冷徹』の江口夏実先生が描く最新作は、あの世から「出禁」を食らってしまった不老不死(?)の男、モグラを巡る怪異譚です。
幽霊や妖怪が日常的に登場するファンタジー設定ながら、描かれるのは人間の強欲さや業の深さ。江口先生特有の毒のあるユーモアが冴え渡ります。
- ここが魅力:
- 皮肉が効いているけれど、どこかカラッとした読後感
- 癖の強いキャラクターたちが繰り広げるテンポの良い会話劇
- 現代人が忘れがちな「死」や「供養」についての深い洞察
単行本が発売されるたびにランキングを賑わす本作。ちょっと不思議で、かなり笑える、最高の大人のエンターテインメントです。
6. 読むとキャンプに行きたくなる癒やしのバイブル『焼いてるふたり』
都会での仕事に疲れた時、心を整えてくれるのが『焼いてるふたり』です。
マッチングアプリで出会い、交際0日で結婚したカップル。平日は東京と浜松で離れて暮らし、週末だけ集まって美味しいお肉を焼く……。そんな二人の「じっくり育てる愛」を描いています。
- ここが魅力:
- 登場するバーベキュー料理がどれも本当に美味しそう(レシピ付き!)
- 派手な修羅場はなく、お互いを思いやる優しさに満ちた関係性
- 遠距離結婚という現代的なライフスタイルのリアルな肯定
「週末が待ち遠しくなる」という感覚を、これほど幸福に描いた作品は他にありません。
7. 170巻を超えてなお進化し続ける王者『クッキングパパ』
モーニングを語る上で、うえやまとち先生の『クッキングパパ』を外すことはできません。1985年の連載開始から40年以上。2026年現在も、売れ筋ランキングのトップを走り続けています。
- ここが魅力:
- 時代の変化(昭和・平成・令和)に合わせ、家族の形や料理のトレンドを柔軟に取り入れている
- 荒岩家の成長だけでなく、周囲の人々の人生を丁寧に描く群像劇
- 誰でも真似できる、愛情たっぷりの料理レシピ
「変わらない良さ」と「変わり続ける勇気」の両方を持っている、まさにモーニングの魂とも言える作品です。
8. 文明が滅びた後の「経済」と「希望」を描く『望郷太郎』
『へうげもの』で歴史漫画の常識を塗り替えた山田芳裕先生が挑むのは、大寒波によって文明が崩壊した500年後の未来です。
コールドスリープから目覚めた主人公・太郎は、何もなくなった世界で再び「交換」や「通貨」という概念を作り出そうとします。
- ここが魅力:
- 「お金とは何か?」「幸せとは何か?」という根源的な問い
- 山田先生独特の力強く、生命力に溢れたキャラクター造形
- ゼロから社会を再構築していくワクワク感
ビジネスの教養書としても読めるほど内容が濃く、思考を刺激されること間違いなしです。
9. 日本漫画界の至宝、その再開を待ちわびて『バガボンド』
井上雄彦先生が描く宮本武蔵の物語『バガボンド』。
休載期間が長くなっていますが、2026年現在もなお、モーニングという雑誌の「格」を支え続けているのはこの作品です。剣の道を通じて「生」と向き合う武蔵の姿は、もはや芸術の域に達しています。
- ここが魅力:
- 筆で描かれる、息を呑むほどに美しい絵画的な表現
- 哲学書を読んでいるかのような深いセリフの数々
- 一コマ一コマに込められた、作者の凄まじい熱量
既刊を読み返すたびに新しい発見があり、大人の本棚に一生置いておきたい名作です。
10. 昭和レトロな新婚生活に心が洗われる『波うららかに、めおと日和』
最後にご紹介するのは、西香はち先生が描く『波うららかに、めおと日和』です。
舞台は昭和初期。堅物な海軍軍人の広海と、若くして彼に嫁いだ菜々緒。不器用な二人が少しずつ「夫婦」になっていく様子が、穏やかな軍港の風景とともに綴られます。
- ここが魅力:
- 丁寧な言葉遣いや、四季折々の行事を大切にする日本的な美しさ
- もどかしくも可愛らしい、二人の純愛
- 戦争という影を背負いながらも、今日という日を大切に生きる強さ
刺激の強い漫画に疲れた時、この作品を開けば、優しい潮風が吹いてくるような心地よさを感じられるはずです。
働く大人の毎日に、モーニングが彩りを添える
いかがでしたでしょうか?気になる作品は見つかりましたか?
モーニングの作品に共通しているのは、読者を「子供扱いしない」という姿勢です。複雑な社会の仕組み、簡単には解決しない人間関係、それでも捨てきれない夢や希望。それらを真正面から描いているからこそ、私たちの心に深く突き刺さるのです。
忙しい毎日の隙間時間に、スマホで手軽に読むのもいいですが、時にはじっくりと単行本を手に取って、その世界観に浸ってみてください。きっと、今のあなたに必要な「言葉」や「景色」が見つかるはずです。
モーニングは、これからも働くあなたの「朝」を、そして人生を少しだけ豊かにする物語を届け続けてくれます。
最新の連載状況や試し読みは、講談社の公式アプリ「コミックDAYS」や、お近くの書店でぜひチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介した「漫画雑誌モーニングのおすすめ作品10選!大人気連載を一挙紹介」が、あなたの新しいお気に入りとの出会いになれば幸いです。

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