ドラマ「民王」は打ち切りだった?続編「民王R」の真相と視聴率低迷の理由を解説

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あの伝説の「入れ替わり劇」が帰ってきた!と、放送前からSNSを賑わせていた『民王R(たみおうりろーど)』。2015年に放送され、遠藤憲一さんと菅田将暉さんの絶妙なコンビネーションで社会現象を巻き起こした前作から9年。ファン待望の続編としてスタートしましたが、視聴者の間では「あれ、もう終わり?」「もしかして打ち切りなの?」という戸惑いの声が上がっています。

結論から言うと、公式に「打ち切り」という言葉は使われていませんが、当初の想定よりも放送回数が短縮された形跡があり、実質的な早期終了という見方が強まっています。なぜ、あれほど愛された作品の続編が、このような結果になってしまったのでしょうか。

今回は、ドラマ「民王」の打ち切り疑惑の裏側に迫り、視聴率低迷の具体的な理由や、ファンの本音を深掘りしていきます。


「民王R」はなぜ全8話で終わってしまったのか

地上波の連続ドラマ、特にゴールデン・プライム帯の作品は通常10話から11話で構成されるのが一般的です。しかし、『民王R』は全8話で幕を閉じました。

この「8話完結」という数字こそが、打ち切り説が囁かれる最大の根拠です。ドラマ制作の現場では、視聴率が想定を大きく下回った場合、スポンサーへの影響や次クールへの調整のために、ストーリーを急いで畳む「話数短縮」が行われることがあります。

放送開始直後は、前作からの根強いファンによる期待感から高い注目を集めていましたが、中盤にかけての失速が、この判断に繋がった可能性は極めて高いと言わざるを得ません。

視聴率の急落が物語る厳しい現実

具体的な数字を見てみると、その苦戦ぶりがよくわかります。

第1話の世帯視聴率は7.8%と、まずまずの滑り出しを見せました。しかし、回を追うごとに数字は下降。中盤の第5話では2.6%という、同枠としては非常に厳しい数字を記録してしまいました。

テレビ業界において、かつては「視聴率10%」が合格ラインと言われていましたが、配信全盛期の今でも、2%台という数字は打ち切りを検討せざるを得ない危険水域です。TVerなどの見逃し配信での伸びも期待されましたが、他の人気ドラマと比較しても圧倒的な勢いには至りませんでした。

ドラマを楽しむために大画面で見たい方はFire TV Stickなどがあると便利ですが、配信の盛り上がりさえも数字を押し上げる決定打にはならなかったようです。

菅田将暉・高橋一生の不在がもたらした「別物感」

多くのファンが口を揃えて指摘するのが、キャストの変更による違和感です。前作『民王』が傑作と呼ばれた理由は、武藤泰山(父)と武藤翔(息子)が入れ替わることで生まれる、凸凹親子の絆にありました。

菅田将暉さん演じる翔の「心は女子力高めの大学生、体は内閣総理大臣」というギャップと、高橋一生さん演じる秘書・貝原の冷徹かつコミカルなキャラクター。この3人の絶妙なアンサンブルこそが作品の核だったのです。

続編では、泰山が「毎話異なる国民と入れ替わる」という新システムが導入されました。斬新な試みではありましたが、結果として「息子との物語」を期待していたファンにとっては、求めていたものと違う、という「別物感」を抱かせてしまいました。

もし前作を未視聴で、なぜこれほど菅田・高橋コンビが神格化されているのか気になる方は、原作本である民王 池井戸潤を読んでみると、キャラクターの魅力がより深く理解できるはずです。

1話完結の「ランダム入れ替わり」という設定の誤算

今回の続編で採用された「ランダムに国民の誰かと入れ替わる」という設定。これは本来、格差社会や多様な生き方を描くための仕掛けだったはずです。しかし、これが物語の「縦軸」を弱めてしまう結果になりました。

前作は、1クールかけて「入れ替わってしまった親子がどう成長し、国をどう変えていくか」という一本の太いストーリーがありました。対して今作は、毎話リセットされる1話完結の色合いが強く、視聴者が物語に深く没入し続ける動機を削いでしまった側面があります。

「今週は誰と入れ替わるんだろう?」という興味よりも、「結局、この物語はどこに向かっているの?」という不透明さが勝ってしまったのが、視聴者離れの一因と言えるでしょう。

コメディと政治風刺のバランスが崩れた?

『民王』の魅力は、政治という堅苦しいテーマを、キレのあるコメディで包み込んで届ける手法にありました。しかし『民王R』では、そのバランスに変化が見られました。

視聴者のレビューを分析すると、「コメディ部分が少しクドくなった」「政治風刺の内容が説教臭く感じられる」といった意見が目立ちます。池井戸潤さんの原作が持つ「痛快さ」よりも、現代社会へのメッセージ性が前面に出過ぎたことで、エンターテインメントとしての純粋な楽しさが薄れてしまったのかもしれません。

スマホやタブレットで気軽にドラマを観るならiPadのようなデバイスが最適ですが、そうしたカジュアルな視聴スタイルに対して、少し「重すぎる」あるいは「狙いすぎている」内容だったという指摘もあります。

若年層ターゲットの起用と既存ファンの乖離

今回のキャストには、なにわ男子の大橋和也さんや、マルチに活躍する「あの」さんといった、Z世代に絶大な人気を誇る面々が加わりました。これは明らかに新しい視聴者層を開拓しようという制作側の意図でしょう。

大橋さんのフレッシュな演技や、あのさんの独特なキャラクターは作品に新しい風を吹き込みました。しかし、これが逆に、前作のシニカルでタイトなコメディを愛していた層からは「雰囲気が変わりすぎた」と敬遠される要因にもなってしまいました。

ターゲットを広げようとした結果、コアなファンを逃し、新規層を定着させるまでには至らなかった。このマーケティング的なミスマッチも、視聴率低迷の大きな要因と考えられます。

制作環境と放送枠のプレッシャー

放送枠の影響も無視できません。深夜枠だった前作に比べ、今回はより幅広い層が視聴する時間帯(火曜9時)での放送でした。

深夜ドラマであれば、少々マニアックな演出やシュールな笑いも「味」として受け入れられますが、ゴールデン帯となると、より分かりやすさや大衆性が求められます。その枠の特性に合わせようとした結果、作品が本来持っていた「毒」が薄まり、どこか中途半端な印象を与えてしまったのかもしれません。

また、テレビ朝日系の看板枠であるため、数字に対するプレッシャーは相当なものだったはずです。結果として、2%台という数字が出た時点で、物語を早期に完結させるという経営的な判断が下されたのは、現代のテレビビジネスの構造上、避けられないことだったのでしょう。

続編を望む声と「民王」というブランドの今後

厳しい評価が並びましたが、それでも主演の遠藤憲一さんの演技力には、変わらず賞賛の声が送られています。どんな相手と入れ替わっても、その人物になりきろうとする圧倒的なパフォーマンスは、まさに役者魂を感じさせるものでした。

ドラマは終わってしまいましたが、もし「やっぱり前作のような掛け合いが見たい!」という方は、民王 Blu-ray BOXで当時の熱量を再確認することをおすすめします。

「民王」というタイトルは、テレビドラマ史に残る強力なブランドです。今回の『民王R』の結果を受けて、シリーズが完全に終了してしまうのか、あるいは再びキャストや構成を練り直して再始動するのか。ファンの期待は今もなお消えていません。

ドラマ「民王」は打ち切りだった?続編「民王R」の真相と視聴率低迷の理由を解説のまとめ

さて、ここまで『民王R』を巡る打ち切り疑惑と、その背景にある視聴率や制作の裏側について詳しく見てきました。

改めて整理すると、公式な「打ち切り」宣言はないものの、視聴率の大幅な低迷に伴い、全8話という短縮された形で終了したのが実情と言えます。その主な理由は以下の通りです。

  • 菅田将暉・高橋一生という「顔」が不在だったことによる喪失感
  • 1話完結の入れ替わりシステムが、ストーリーの連続性を弱めたこと
  • ゴールデン帯を意識した演出が、前作からのファンの期待とズレたこと

どれほど人気のあった作品でも、続編を作る難しさを改めて浮き彫りにした結果となりました。しかし、この作品が投げかけた「リーダーとはどうあるべきか」「国民一人ひとりの声を聞くとはどういうことか」というテーマ自体は、今の時代にこそ必要なものでした。

あなたは今回の『民王R』、どのように感じましたか?「やっぱり物足りなかった」という方も、「新しい挑戦で面白かった」という方も、この作品が日本のドラマ界に一つの波を立てたことは間違いありません。

もし、この記事を読んで「もう一度、泰山と翔の物語を最初から追いかけたい」と思ったなら、ぜひ原作や前作のディスクを手に取ってみてください。そこには、今も色褪せない『民王』の真髄が詰まっています。

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